そもそも「普通に生活している」のが普通じゃない
暫く外から人が入って来なければ騒ぎになるでしょう
俺達のことだって放っておくわけがない

だから現状を不審に思っている街の人間がいるなら探したい
コンタクト出来ればきっと情報源になる
そして街の異変に気づいていれば外壁の調査をしているのでは？
そう思って①から聞き込みをする

「任せな、俺は魔法使いなんだぜ」

感情探知で「疑問」の感情を探してみるよ
人物を特定できたら人当りの好い正純から話かけてもらおう
先ずは当たり障りのない話題から入って様子を見る
相手が何に疑問を感じているか探って目当ての通りなら会話を続ける
そして気を許してくれたら俺達の立場を打ち明けて協力を願おう

続いて②市場「フリッシュ」の調査だ
感情探知は引き続き行うけれど市場で調べたいのは流通
野菜だって毎日外から降ろされていたと聞いてる
自給自足が出来るとしても急な変化があれば何か不足するなんだ

「産地でも聞いてみようぜ」

コネクションでこの街に流れいたはずの他所の特産品を調べておく
なるべく有名なものがいい
それが市場に出回っているか見て回ろう
無ければ商人に尋ねてみるよ

逆に無いはずのそれらが在った場合が悩ましい
外から入ってきていないはずなのに街からは消えていない
見えない壁を境に異次元のようになっていることを疑う
この街の特徴といえば時計だ……何か関係があるんだろうか
街の中での日時から調べてみるよ

（アドリブ歓迎）