シャル個人やシャルのお客用の部屋。

紅茶もお菓子もまだまだあるから、言ってくれれば入れるからね。

はい、では紅茶をもう一杯お願いしましょうかね。シャルさんの入れる紅茶は格段においしいですから。

ふふ…ありがと。
やっぱりいいな…こういうやりとり。(ゆったりと注いで)

はい、どうぞ。
(そっとワルドさんの前に置く)

ありがとうございます。
不思議な落ち着きと言いますか…心の安らぎと言いますか…
言葉に上手く表せませんが、そういった様なものがある気がします。

私もワルドさんに、そんな風に思ってもらえてるって事でいいのかな？

ええ、もちろん。私に仲良くしてくれる数少ない方の一人ですから。

ありがとう。嬉しいよ。
こんな風に言ってくれる人は初めて…。

…ねぇ、ワルドさん。
もし…もしだけど…。

私がワルドさんを好きって言ったら、どう…思う？

ふむ…？もしそうならば嬉しいことではありますね。誰かに好きと言われたことなど、ほとんど無かったので。

ん、良かった…。

こんな場でごめんね。ワルドさん。
私はワルドさんが好き…異性として。
もし良かったら…付き合ってほしい…な。

えっと…ワルドさんの気持ちもあるし、いきなり言われたら驚くだろうし…。
少し、考えてほしいな。もちろん断ってもいいから…。

ん…ごめんね。
最近思ってた事を言っちゃって…。
気になり出したら口に出しちゃって…。

さっきも言ったように、断ってもいいからね。
友達としてワルドさんとおしゃべりするのもいいから。

あっ、え、えーと…なるほど、異性として…でしたか。
…ふむ（少しだけ考え込む）

えーと、ですね。………気持ちはとても…それはもう、言葉に言い表せないほどとても嬉しいのですが。

…多分、私は貴方が思うほど立派な人間では無いのです。まだ貴方に見せていない人としての醜い部分や、汚れた過去などが…数えきれないほどにあるのですよ。

なので、…何というのでしょうね。今ここで貴方と付き合うというのは…結果として貴方を深く傷つけることになるかもしれない。…そう思うと、まだ貴方と付き合うことは…その、できないのですよ。

もし、月日が流れて、それでももし気持ちが変わらなければ…
ははは、情けないですね。私、なんかすみません。

…ん、分かった。
私はそういうの気にしないけど…ワルドさんが決めた事だもんね。

本当に申し訳ないです。
ふぅ、最低のヘタレ野郎ですね…ワタシ。
あとで１００回ほど壁に頭を打ち付けておきますよ。

ただ、私の気持ちは変わらないから。
私はワルドさんをずっと好きなまま…だよ。
ワルドさんがいつか、他の誰かと一緒になったりするまで。

あ、それはやめて欲しいな。
本当に心配しちゃうから。＞100回

ありがとうございます。嬉しかった気持ちは本物なので、これから自分と向き合って、答えを導き出そうと思います。

…うん。
これからも仲良くしてね。
それと今日はごめんなさい。

いえ…しかし切腹なり何なりしなければこの申し訳ない気持ちが収まらないので…

いえいえ、私の方こそお気持ちにお答えできず、すみませんでした。

…もう3時、周っちゃったね。
改めてごめんね？貴重な時間を取っちゃって。
眠くなかった？

切腹…(あわあわ)

いいよ、私の事で貴重な時間取っちゃったから。
それでおあいこにして？

はい、大丈夫です。ご心配ありがとうございます。
ですが、私の時間など大した価値のないモノなので気にしなくても良いですよ。

シャルさんこそ大丈夫ですか？眠くなっていないか心配です。

大丈夫だよ。
ワルドさんを置いて寝たりなんてできないよ。

それは良かったです。
…それにしてもこの埋め合わせは何かしなければなりませんね…。
もし、何かしてほしいことがあれば遠慮なく言ってください。

もしなければ大人しく頭を壁にぶつけておきます。

して欲しい事…。
これからも変わらずに会話して欲しいな。

私の方は、気持ちを落ち着かせて話すから。

他にも考えたけど、友達としてやるのは変、だからね。

もちろん！！こちらからもお願いします！

ふむ？そうですか。まあ、何かあれば何時でも言ってくださいね。

さて…ではそろそろ失礼しますね。こんな情けない奴ですが、どうかこれからもよろしくお願いします。

うーん…注意してたのに。先に眠っちゃうなんて…。
またね。

昨日（日付的には今日）のことは気にしなくても良いですからね。
可愛い寝顔が見られたので、むしろ役得でしたから。

も…もう…。
…また、来ていいからね。

了解です。…というわけで早速ここに来ましたよ。

ん、いらっしゃい。
紅茶の他にもお茶あるけど、何が良いかな？

はい、いらっしゃいました。
紅茶を貰いましょう。

…それと、私なんかのために毎回用意しなくても大丈夫ですからね？

大事な友達なんだから用意するよ。
あと、なんかなんて言わないでね。

(紅茶をとくとくと注いでレモンを添えて…コト…っとワルドさんの前に置く)

あっはい、すみません。
では、いただきます。

断られたというより保留…？された感じだけど、ワルドさんは私が好きになった人だもの。
なんか、なんて言われたら悲しくなっちゃうよ。

…シャルさんを傷つけてしまったみたいですね、すみませんでした。

あ、傷つけたとかそういうのじゃないよ？
大事な人だから、あまりそう言って欲しくないって伝えたかっただけ。
だから謝らなくていいの。