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町立図書館の片隅
この空の、果て……?
(不思議そうに呟かれた言葉は嬉しそうな言葉に消え、)
(空に向かって掲げられた手と同じように、高らかな声で応じる)
はい!
できればすぐにでもご一緒できるようになればいいんですけど……
それは少しだけお待ちくださいますか?
(申し訳無さそうに眉を下げながらも、気持ちを込めて手を握り返す)
(不思議そうに呟かれた言葉は嬉しそうな言葉に消え、)
(空に向かって掲げられた手と同じように、高らかな声で応じる)
はい!
できればすぐにでもご一緒できるようになればいいんですけど……
それは少しだけお待ちくださいますか?
(申し訳無さそうに眉を下げながらも、気持ちを込めて手を握り返す)
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雲の流れは遅々として、真白に光る山の如く。
日の光が燦々と、大山の向こうから降り注ぎます。
ずるいです。
ずるいのです。
かれらは天空のその先から、こんなにも。
こんなにも簡単に、“俺”たちに辿り着きます。
いつかきっと、“俺”だって。
あなたたちと、同じように。
光の麓へ手を伸ばし、
背伸びをしても、足りないから、
『今日もお空へ、飛び立ちます。』