ギルドスレッド
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町立図書館の片隅
ふむぅ……
(書架の間を練り歩き、目的の本棚を見つけたはよいものの借りるかどうするかと頁を捲り続けて早数分)
(この世界にも各地に名物料理の類があるらしい。なるほどです、と興味はあるが……なにぶん本が重く)
(溜息をひとつ。別に見繕った本を持ち直し適当に歩き始めたところ)
(視界の端でちらちら動く何か。目を向けてみれば)
あっ!
(大きく上げてしまった声に利用者の注目が集まる。再び声のトーンを下げ)
シンジュゥさま!
(ぶんぶんと手を振り、嬉しそうにテーブルへと向かう足を早めた)
(書架の間を練り歩き、目的の本棚を見つけたはよいものの借りるかどうするかと頁を捲り続けて早数分)
(この世界にも各地に名物料理の類があるらしい。なるほどです、と興味はあるが……なにぶん本が重く)
(溜息をひとつ。別に見繕った本を持ち直し適当に歩き始めたところ)
(視界の端でちらちら動く何か。目を向けてみれば)
あっ!
(大きく上げてしまった声に利用者の注目が集まる。再び声のトーンを下げ)
シンジュゥさま!
(ぶんぶんと手を振り、嬉しそうにテーブルへと向かう足を早めた)
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居並ぶ色とりどりの書物たちは、我々の小躯を否が応にも圧倒し、
まるで、ここでは人よりも本の方が偉いんだぞ、とでも言いたげな様子。
それを察してか、にんげんたちは皆、肩を縮こまらせて黙々と読書に夢中になっている。
そんな暗黙の了解によって作られた静寂は、
ある人には安らぎを与え。
ある人には厳粛さを感じさせ。
かく言う“俺”は、ほんの少しの息詰まりを感じていて。
そんな最中に、
『ツクモさんと、出会いました。』