ギルドスレッド
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審問室
三日月は整った。お前の双眸には『ゆがみ』など見せない。視えない。赦されない許さない――闇黒が極光と成り、獣が手の甲を舐るように。跪くかのように。燦々と溢れる神話の【無い】がどぶりと啼いて人と化す。不定形は定形を生み、生死の狭間が如く振る舞った。
舞え。舞え――愛情と呼ばれる。恋心の次に落ちる、腐りかけの果実よ。咀嚼したら甘美か酸っぱい、凄まじいほどの悪趣味だ。グロテスクなのは我々の鎖か。絆か。ファビュラスな邪に装飾を施してしまえ――何度でも吐いてやる。ジョセフ。
舞え。舞え――愛情と呼ばれる。恋心の次に落ちる、腐りかけの果実よ。咀嚼したら甘美か酸っぱい、凄まじいほどの悪趣味だ。グロテスクなのは我々の鎖か。絆か。ファビュラスな邪に装飾を施してしまえ――何度でも吐いてやる。ジョセフ。
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目の前の風景を描くなら、三色の塗料があれば事足りるだろう。見渡す限りの白い砂浜。水平線は遥か遠く。空には雲ひとつない。
「君の真似事。私なりの箱庭だ。少し寂しいが、これから充実させていけばいいさ。我々の塗料でな。……如何かな?」
仮面が傾ぐ。少しはにかむように。