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C:Lost rain
はい。
自分は、神が創造し、見守るこの世界を護りたいだけです。神のため、民のため。
自分のように、魔種に故郷を灰塵に帰された辛い思いをするのは、自分だけで……いえ、少数で十分です。
父の血が流れるからこそ、より神に仕えたいのです。この魔の親の血が流れる身体が許されるまで。
自分がこれから倒すであろう魔種も、
元をたどれば誰かの子であり、誰かの母であり父である事もあります。
それらと己が父を別ものとしてみることはできません。
アトさま……自分もきちんと人間です。もちろん、思いますよ――父が、普通に帰ってきてほしいと。
しかし、騎士としてはその感情を押し殺すことができます。
神の威光はもちろん、ただの威光であり、以上でも以下でもなく。
これは個人的な意見とはなりますが、人とは非常に弱い生き物です。
故に……何か己よりはるかに強い芯があれば、人は不幸を背負っても生きていけます。
天義はその典型的なものです。その芯が、神であっただけのこと。
人により、芯は恋人であったり友人であることもあるでしょう。それは自分が天義から出てから知った受け売りとなりますが……。
国規模の共通の芯がより偉大であることで、結び付け、その一定のルール上で民が安寧に暮らしているのなら、それは幸せとは呼べませんか。
神を利用するのはあまり感心できませんが、故に神のお告げは絶対の法……それ以上に尊いものなのです。
自分は、神が創造し、見守るこの世界を護りたいだけです。神のため、民のため。
自分のように、魔種に故郷を灰塵に帰された辛い思いをするのは、自分だけで……いえ、少数で十分です。
父の血が流れるからこそ、より神に仕えたいのです。この魔の親の血が流れる身体が許されるまで。
自分がこれから倒すであろう魔種も、
元をたどれば誰かの子であり、誰かの母であり父である事もあります。
それらと己が父を別ものとしてみることはできません。
アトさま……自分もきちんと人間です。もちろん、思いますよ――父が、普通に帰ってきてほしいと。
しかし、騎士としてはその感情を押し殺すことができます。
神の威光はもちろん、ただの威光であり、以上でも以下でもなく。
これは個人的な意見とはなりますが、人とは非常に弱い生き物です。
故に……何か己よりはるかに強い芯があれば、人は不幸を背負っても生きていけます。
天義はその典型的なものです。その芯が、神であっただけのこと。
人により、芯は恋人であったり友人であることもあるでしょう。それは自分が天義から出てから知った受け売りとなりますが……。
国規模の共通の芯がより偉大であることで、結び付け、その一定のルール上で民が安寧に暮らしているのなら、それは幸せとは呼べませんか。
神を利用するのはあまり感心できませんが、故に神のお告げは絶対の法……それ以上に尊いものなのです。
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