PandoraPartyProject

ギルドスレッド

剣影

居室

店に隣接する、8畳程の畳敷きの和室
雨戸の立て付けは悪いが、幸い天井からの雨漏り等は無い
畳も綺麗な物に変えてあるし、生活するには困る事も無いだろう

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ここでいいか……(適当に太刀を壁に立てかけ、タチカゼを部屋に寝かす。とりあえずその横で胡坐をかいて座り)
…ん、ぅ…(もぞもぞと動くと、頭を押さえつつ上半身を起こし)…某の、部屋か…(ゆっくりと頭を動かせば、横に胡坐をかいて座るリーゼント姿が)貴殿は…運んで下さったのか、某を。済まぬな…感謝する(正座すると、頭を下げた)。
ハッ、まぁ勝ったのは俺だしな。別に運ぶなんざなんてことはねえよ(正座し頭を下げる姿を見ながら頬杖をつき)つーか、軽すぎてびっくりしたぐらいだぜ?ちゃんと肉ついてんのかよ
(頭を上げると、バツが悪そうに苦笑し)いやはや、自身の鍛錬が未熟という事を痛感したでござる…良き経験となった。肉、でござるか…あまり無駄な重さとならぬ様、絞ってはいるでござるな。
(ふと、気付いた様に)そう言えば、未だ名乗っていなかったか。某はタチカゼと申す。本来ならばまず名乗るべきであったが、申し訳無い。
(絞っているという言葉にちらっと胸元をみて"全部の栄養が胸にいってんのかなー"等と考え)名よりも実の方が大事だった、それだけだろうが。タチカゼ…タチカゼ……良い女の名だ忘れないぜ。(懐から櫛を取りだし自分のリーゼントを整えながら)俺は金野・丈助だ忘れんなよ?さて、この世は弱肉強食……言わなくてもわかるよなァ?
(胸をちらりと見る視線と交差して、自分もリーゼントに目をやる。そう言えば先程も整えていたが、あの形を維持するのは大変だろう)ふふっ…お褒め頂き光栄でござるよ、金野殿。心配なさるな、自分を下した相手の名を忘れる事は決して無い故。成程…(小さく首を傾げ)弱肉強食であらば、某を太刀魚の刺身にでもして食されるかな?(冗談めかして言うと)まあ、敗者である以上余程の事でない限りは受け入れよう。
(視線に気づき、整えていた手を止める)大変そうだって気になるか?そう思ったことはねえけどな、俺のプライドみてえなもんだ。そういうのが、お前にもあんだろーな(その後少し考えるような仕草をし)食っちまう……か、そいつもいいかもしれねーな?(頭のてっぺんから体の全体をとじっくりと見ていき)
見抜かれてしまったか。うむ、この界隈では珍しい髪型でござるが…己の矜持を守ろうという姿勢、実に素晴らしい。某にも矜持はあるが、貴殿を見習わなくてはならぬな。(暫く黙していたが、じっくりと見定める様子に苦笑し)既に旬を過ぎた魚でござる、食中りを起こすかもしれぬな?(自嘲にしては、やけにさっぱりとした口調で。若年ではなくなりつつある事を、素直に受け入れているらしかった)
よく見られるからな、慣れちまったって感じだけどよ。見習わないといけねえようなもんか?(顎に手を当て首を傾げる。タチカゼの言葉を聞き、何を考えようとしていたかをスッカリと忘れ見なおし)旬を過ぎたかどうかは食われる側じゃねえ、食う側が考えることだぜ?まぁ折角食うなら…望んで食べられたくなって貰った方が、より美味えか……
矜持があるからこそ、人は前に進む事が出来る。しかし、それを常に意識し続けるのもまた困難。先程もそうであったが、貴殿は確りと髪の手入れをされていた。これから戦う相手を前にして、見上げた胆力だと…そう感じたのでござるよ。
(はっはっは、と楽しそうに笑い)成程、確かにその通りでござろうな。俎板の上の太刀魚に為す術は無い、と。が…(ふむ、と小さく唸り)猶予を与えてくれるとなれば、それに乗じるべきか。
困難とかそういうの考えてる間は、まだまだじゃねーか?プライドってのは自分の中の一本芯ってことだ、何があろうが曲げずってな。だからこそ曲げないといけねーときは"自分の意思で納得"できるってもんだ……と思ってるだけだけどな。(ニヤリと笑みを浮かべタチカゼの姿をみて)猶予……まぁ、そんなもんか?とりあえずそうだな、代わりにメイド服でも着て貰うか……?
(ふむふむ、と真摯な表情で耳を傾け)成程…いやはや、誠に勉強となる。こういった談義を人と交わす機会というのが無かった故、非常に心に染みる言葉であった。
……(真面目に考えていた故に、次に掛けられた言葉に暫し反応出来ず)…今、なんと?メイド服、と仰られたか?いや、どんな物なのかは何となくはわかるが、しかし某が……いや、ぅむ…(初めて、取り乱した様子を見せた)。
おうよ、言い出したらキリねえようなことだしな。お前がそう思うならそれでよかったんじゃねーか(取り乱している様子を見て、それがなんとも先ほどまでと違った少女のような反応に見え声を押し殺すように笑い)ハァー…、そうだなメイド服だ。綺麗な髪してんだ、似合うと思うぜ?
(髪の事を褒められ、一瞬嬉しそうな表情を浮かべたが)…枯れた三十路手前の女のメイド服、でござるか…怖い物見たさならば、止めはせぬが……(やはり恥ずかしいのか、頬が少し赤く染まっている)…いや、侍に二言はござらん。その命、謹んでお受けする…!(半ばヤケクソ気味だった)
まだまだ枯れてねえと思うがな。怖いもの見たさ…?(想像してみてもとてもそんな風には思えず首を傾げ)まぁいいか、受けてくれるってんだったら楽しみにするしかねえな(心底楽しみだと破顔し)
(これ以上何か言うと余計なボロが出てしまうかもしれない、咳払いでごまかしつつ)ま、まぁあまり期待しないで頂きたいが…その服、この近辺で売られている物なのでござろうか?
期待すんな…?それは無理ってもんだろ。ローレットとかじゃーずっとメイド服のやつとかいるしな……流石に一着をずっと着てるわけじゃねえだろ、なら売ってんじゃねえかな
(うぅむ、と頭を押さえ)…あれを、ずっと着ている猛者もおられるのか……センスとは人それぞれでござるが、某には到底辿り着けぬ高みよ…。心得た、では少し見繕ってみよう。
センスとかなんか?ただ俺としてはエロいしなぁーとしか思わねえわ……色んな種類あるからな、どんなの選ぶか楽しみだな??
エロ…(ストレートな表現に苦笑し)まぁ、殿方から見れば重要な要素なのは理解出来るでござる。思い立ったが吉日とも言う、今からでも探しに行くか…(どうやら思案中のようで)。
変に遠回しにするもんでもねーからな。探しに行って来たらいいんじゃねえか?どういうものを選んでくるか……(自分が過去に見たことあるものを思い出そうとするが、どれもこれも似通ったものしか思い出せず)
(では、と立ち上がり)客人を放置してしまう事となるが…なるべく早く戻るとしよう(暫し御免、と頭を下げ。草履を引っ掛けると部屋を出て行った)。
おう、いつまでも待ってるぜ(出て行ったのを見ると寝そべり適当に部屋を見る)
(カラリ、と部屋の扉を開けて。手には、包みを抱えている)只今戻っ……ん?寝ておられるのか…(どうしたものか、と暫し思案し)……。まぁ、この様子ならば暫く起きるまい。今の内に着替えておこう(眠りこける姿に背を向けると、包みを破り。中から、スカート丈が短くフリルの沢山ついたメイド服を取り出した)………、流石に、勇気がいるな……えぇい、ままよ!(ヤケクソ気味に服を脱ぐと、もたもたしながらメイド服に着替えて)
ん……(ゆっくりと起き上がり欠伸しそうになるのを、目の前の光景をみて必死に堪える。音をたてぬように横になると、タチカゼの姿をジッと眺め)
やはり、こういう類の服は着慣れぬ…(漸く着終わると、スカートの裾の皺を伸ばして)…これもか…(一緒に入っていたホワイトブリムを頭に乗せる)…まぁ、こんなものか。さて…(見られていたと露知らず、振り向いて)ッ!?(目と目が合った)
(パンツみえてんなーとチラッと視線を下げ、すぐに戻して目を見る)まぁ……なんだ、天使かと思ったくらいには似合ってんぜ?メイドらしいこととかしてくれんのか?
あっ?うん、いやその、なんだ……(服を買う時にメイドとは何たるかを一応聞いてきたものの、慣れない事態に頭が真っ白になっている様で)…お帰りなさい、ませ…主殿(両手を身体の前で揃えると、頭を下げて)……これで宜しいか?いや、宜しくなくては困る…!
よろし……いや、よろしくねえな。全然足りねえ(何が足りないか、それを言わんと考えだす。ご主人様と言わせるか、メイド喫茶とかみたいな風に言わせるか、考えに集中していれば、それはポツリと言葉に出てしまう。つまりどうしたいかといえば)……──やっぱ、こいつ欲しいな
足り、ぬ…だと…!(愕然とした面持ちで)このタチカゼ、人生において最大の辱めを受けているというのに、か…!!(それでも気力で持ちこたえ)…欲しい?何をご所望でござろ…ございましょうか、主殿。
欲しいってそりゃ、お前さん自身だな?いや…メイドはご主人様のモノってのは当たり前か?ってことは……既に俺のモノってことかァ?(起き上がり胡坐をかいて座り、こっちに来いと膝を叩いて呼び)
そっ、某を…でござるか…?あぁいや、確かに理論的にはそうなるのかもしれぬが…いやだが出会って間も無い、まだそこまでの関係には…!(ストレートな物言いに戸惑いを隠せず、年甲斐も無く顔を真っ赤にして声を裏返らせている)……。申し訳無い、取り乱してしまった…(頭を振ると、フラフラと歩み寄って正面に正座し)。
何か問題があるのか…?気に入ったから欲しい、欲しいなら手に入れる。俺はそれが全てだと思ってるけどな……っと、座るのはそこじゃねーだろ?(正座してタチカゼの手を掴み、自身の方へ引っ張り)
いや、問題があるという訳では無いが…まぁそのなんだ、(乙女心云々とは口が裂けても言えず、結局言葉は尻すぼみになり)…まさか、膝の上でござるか…?(引っ張られて漸く意味に気付いたらしい)
なるほどな、ならどういう関係だったらいいと思ってんだ。(意地の悪い笑みを浮かべ、じっと見)当たり前だろうが、他にあるわけないだろ
ぅ…(どういう関係が良いのかと改めて聞かれて、言葉に詰まり)…、強敵と書いてともと読む、そういう関係でござろうか。某は、子供では無いのだが…(かと言って断る事も出来ず。恥ずかしさで頬を染めつつ、渋々膝の上に腰掛け)…これで良いでござろう?(そそくさと降りようと)
ふーん、それは"今"の関係でこれからは変えていきてえところだな……?(降りようとするところを掴み、引き寄せて抱きかかえる)良いわけがねえだろ、このフィット感……やっぱ思った通り丁度いい抱き枕になるな……
ま、まぁこれから変化する可能性も大いにあるわけだが、しかしこれは…っ離されよ、もう十二分に堪能したでござろう?(ジタバタと動くが、体格差は如何ともしがたく)
だろ?なら気にすることはねえな。(ジタバタと動くのをぎゅっと抱きしめて押し留め、横に寝転がる)全然まだまだだな、あー決めた今決めた。今日はこのまま寝るぜ
泊まると言うならば止めはせぬが、流石にこの体制では…!うっ、……くぅ…ッ(ひとしきりもがいたが、やはり腕力では叶わぬと察して、漸く暴れるのを止めた)……。
諦めてこのまま寝ちまったらどうだ?少なくとも今はメイドさんだしな、これも仕事だってな?(抱きしめたまま眠り始め)
(ぎりり、と歯噛みし)仕事の一環であるならば…致し方あるまい。(すぐ後ろから聞こえる寝息に)…全く、呑気なものだ。この様な状況、眠れる訳などある筈も無い…(無理矢理目を瞑り、相変わらず頬を染めたまま、小声でぶつぶつと愚痴を垂れる)。
Zzzz....(寝返りを打とうと、抱きしめてる力をぎゅっと込めるも寝返りは出来ず)
(何やら抱きしめている腕に力が入ったのを察し)ぅ…少々、苦しいな…某が小さすぎるが故、か?(60㎝近く身長が違えば仕方が無い事かもしれないが)。
Zzzz....(腕に籠った力が多少抜け、頑張れば抜け出せるかもしれなくなり)
……、(多少締め付けが弱まったのは感じたが)…(今抜けだせば、起こしてしまうかもしれない)ふふっ…まぁ、こういう事もたまには、な…(故に、苦笑してそのまま動かなかった)。
んぁ……(強く抱きしめたまま大きな欠伸をして起き、なんでこいつ抱き枕になってんだろうという目でタチカゼを見つつ)
……ッ!なっなんだその目は…これは断じて、某からした事では無く…!!えぇい何故某が言い訳をせねばならぬのか…これではまるで某から求めた様ではないか…!(焦って挙動不審になりつつ、早口で捲し立てる)
まぁなんだっていいんだけどな(再びぎゅっと抱きしめて寝直し)

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