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ギルドスレッド

キャリー喫茶店

【個別】風のまにまに幽霊気ままに

▼キャリー喫茶店はウォーカーがよく訪れる店だ。
 外見はもとより、その来店方法まで独特な客というのは少数ながらいる。
 その中でも来店方法が特殊な常連客が一人。

※パーセル・ポストマンと月見里・依夜の個別スレ

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なあ、依夜の嬢ちゃん。思ったんだが――
(某日、閉店間際の客が依夜しかいなくなった時に、客席からコインや食器を片付けながら、零すように依夜に語り掛ける)
――アンタ、ちょっと風に飛ばされすぎじゃねえか? 物理的に。
飛ばされすぎ!? ひどいです、ひ~どいです。そんな人が地に足突かないふわふわみたいに!
(片づけを能力で手伝いながらワーワー騒ぐ騒霊)
……実際のところまあ、乙女は軽いのでふわっふわういちゃうんですよね~。困りものです。
(実際そう言っているんだが、という言葉をコーヒーと共に胸の内に流し込む)
乙女関係あんのか? それ。ともかく、なんとかした方が良いだろ。その調子だと夏の台風に耐えられねえぞ。
乙女に体重なんてないんだよ? ふんわり可愛いからいつでもかるいんだから! 重いなんて言ったら怒られちゃうよ!
あ~、あ~、台風。そっかこっちもあるんだ(冷や汗をかき、頬に手を当てて)
やだ、どことも知らないとこに飛ばされたくはないなあ……。
むしろ今まで強風に吹かれて飛んでいかなかったのが不思議なんだがな……。
まあそれはそうとその浮遊能力、しっかりコントロールできるようにトレーニングした方が良い
と、とんでいかないもん! 飛んで行ってもちょっとだけだもん、誤差だもん!!
コントロールね。なんだかんだで、こっち来てから少し飛びずらくなったし、練習はしなきゃとか思ってたり思ってなかったり。
やったほうがいいかな?
当然。俺は飛べやしねえからコツとかは教えられねえが、練習の手伝いぐらいならできるぜ。
(空いたテーブルから皿を全部片付け終えると、布巾で手を拭きながら戻ってくる)
もう閉店なんだ。今から空き地でどうだい。
おっ、手伝いですか。手伝ってくれちゃいますか。わあああ、いいですねいいですね。良かったら教えてほしいですよ!(傍へと一気に飛んで近づくと顔を顔の前にグッと近づけて)
やったあ、ではでは空き地ですね!(壁を抜けて出てく)
(ぐっと顔を近付けられれば仰け反る)
あ、おい待て、だから俺は教えられねえって……。
(呼び止める間も無く、飛んで行ってしまう依夜を見て吐息する)
……はあ、まあ仕方ねえ。行くか。
(溜め息一つ。台風で飛ばされるどころか嬢ちゃん自身が台風のようだ、と思いながら布巾をカウンターへ。模擬銃を手に依夜が先へ向かった空き地へ向かう)
(ふわふわと空き地の上で漂いながら、やってくるのを待って)
お~そ~い、遅刻ですよ。(若干息を切らせている。かなり急いだらしい)
アンタがフライングするからだろうが。んな慌てて出なくても良かっただろ。
(訓練後に、と思って引っ掴んで来た水筒を手に、ふるふると横に揺らす)
ま、そんだけやる気がありそうなのはこっちとしても好都合だがな。
物理的に飛んでるもんね~っ。ほら、善は急げっていうくらいだから早さは正義だよ、うん。
わ、準備良いね! さっすがマスター(にへっと笑って)
なかなか体動かす機会ってないからね~。いいかなぁって思って。んでんで、どするの?(近くに寄って首を傾げる。上目遣いも忘れないできる騒霊)
(そういう意味じゃねえんだが、と頭を掻く)
そりゃあ嬢ちゃんが訓練で弱音吐くだろうって思ってな。ムチの用意もアメの用意もしっかりあるぜ。
とりあえず最初のムチはこれだ。
(と言って取り出したるは円盤。フリスビーだ)
はーかーないも~ん! 失礼しちゃうなぁ、もう。(ぷんぷんと口でつけたして)
わ、フリスビーだ! 懐かしいなぁ。
(どうするんだろうと首を傾げて)
(ハイハイ、と片手を振っていなす)
ここもそこそこの面積があるからな。
俺がこれを投げる。嬢ちゃんがそれをキャッチする。ま、要はキャッチボールみたいなもんだ。
ほれ、そっちに行った行った。距離が開けたら投げるからな。
(しっしっ、と奥に行くように手で追い払い、自分も距離を離す)
あ、キャッチボールのフリスビー版! いいねいいね。楽しいかもしれないっ。
投げるから追いかけろとか言われたら抗議しようと思ってたんだよ。
(ちえっと舌を出してふわふわ距離をとる)
まあ別にそれでも良かったんだが。それだとアンタが往復するのがキツいだろ。
(さすがに最初は楽な訓練から始めた方が良いだろう、という彼なりの気遣いだった)
そら、真っ直ぐ投げるぞ。
(フリスビーを投げると、ふわりとした受け取りやすい軌道と速度で依夜のちょっと上へ飛ぶ)
よくなぁ~いっ! 私は犬じゃないもん! 違うもん!(抗議するのはそこだった)
おっけおっけ。おーらぁい。(これはなんなくキャッチしてどや顔を決める)
(フリスビーを緩くまっすぐ投げ返す、が。悪戯心が働いて、到着直前に不自然に右に逸れるかもしれない)
(どこでそんな口の利き方を覚えたんだか、と親父のようなことを考えつつ、うまくキャッチできてご満悦そうな依夜を見る)
はいよ、っとぉ!?
(片手で取ろうとした瞬間に横に逸れて、それを反射的に手で追って取る)
……そういやあったな、念動力。キャッチの時にそれで引き寄せて楽するんじゃねえぞ。
(次はこっち、と依夜の左側を指してからフリスビーを投げる)
わぁあ、ナイスキャッチだよ!(驚いた様子から笑顔に。ぱちぱちと拍手をして)
あれ、釘刺されちゃった。残念。マスターきっと慣れてるんだからこのくらい余裕でしょっ。
はいはぁい。こっちね。(ふわっと移動してキャッチする。くるくると空中で楽しげに回って)
(地面と垂直に回転するフリスビーが何故か落ちずに返ってくる)
物を運んでりゃ物を取り落とすことも多いもんでな。大切な荷物を地面にブチ撒けるわけにもいかねえだろ。
(垂直フリスビーを両手で挟み込むように取る)
その感じだと、普段のコントロール自体は悪くなさそうなんだよな。むしろこれでどうして吹き飛ばされるんだ、アンタは。
(次、と右へとフリスビーを投げる。今までよりも少し早めの速度だ)
さすが郵便屋さん! 喫茶店だけじゃないんだもんね。お届け物今度頼んでみようかなぁ。
(鮮やかなキャッチにはまた拍手を、ちょっと無茶なの投げてもいいかなぁと囁いて)
そりゃ騒霊さんだもん。コントロールもはやさもばっちりなんだよ。
(えへんと小さく胸を張りフリスビーに飛び込む。若干振られているようにも見えるが受け止めて)
え、なんでってそれは……物理的に?(地面と垂直にジグザグを描くフリスビーが飛んでくる)
届け物っつったって、誰に届けんだよ。知り合いいねえだろうが。
(ジグザグに飛ぶフリスビーに一瞬面食らうが、すぐに軌道を読めたのかはしっとキャッチ)
ひ~ど~い。知りあいいるもん! いるもん! 多分……。
それも止めちゃうんだぁ。それならもう物理的にとれないようになげないとむりかな(真剣に悩む騒霊少女)
趣旨からズレてんじゃねえぞコラ。
(半目になって依夜を睨む)
ま、これから先、長ぇんだ。そういう知り合いのひとりやふたり、すぐにできるだろうさ。
……しかしこれだとそこまで効果が薄そうだな。
(さて、どうしたものかとぺちぺちフリスビーで手を叩きながら考え始める)
えへへ、ついつい。こわ~い、女の子にそんな目を向けるなんてひどいよ?
(面白そうに笑って)
できたらいいなぁ、どうせなら友達百人! なんて。
他の方法を考える感じかな? どんな特訓メニューなんだろう(どきどきと見守って)
どっちが酷いんだ、どっちが。
(笑う依夜に毒気を抜かれて、溜息する)
さすがに風を実際に起こすっつーわけにもいかねえしなあ。んな魔法使い、知り合いにもいねえし。
(さて、どうしたものかと思考する)
……ちなみに嬢ちゃん、アンタのそれって感覚的にはこう、泳ぐ感じなのか?
私のはほら、ちょっとしたお茶目だも~ん。仕方ないんだもん。
風を起こす魔法使いさんかぁ。私出来るの物動かすのと炎出すくらいだからちょっとあれかも。
ん、これ?(ふわっとういて)
どちらかというと漂う感じだよ~。浮かんでるのを押していきたい方に流れていくの。
クラゲか何かかよ。
(また半目になる)
なら念動力とかで浮いてるっつーわけでもねえのか。となると……アンタ、マジで物理的に軽いのか? ちょっと今の体重大体で良いから言ってみろ。
く、クラゲ!? クラゲ!!? いくらなんでもそんなこと言われたのは初めてだよ。
ええ、マスターのえっち! いたいけな女の子の体重きこうだなんて。(やいやい騒いだ後で)
そうねぇ、大体500……
なんで笑顔!? 待って、いますっごく失礼なこと考えられてる気がするんだよ。
いや、純粋に笑いどころだと思ったんだが。
(違うのか、と自分用の水筒に口を付けて動揺を鎮める)
そうか、500か……。豆ぇ詰めた袋よりも軽いんだな、アンタ。普段飲み食いしてる物がホントどこに行ってるんだか……。
もう、乙女の体重聞いて笑うとかひどいんだよ!(びしっと指さし)
大体魔力というかエネルギー?
幽霊なんて、感情なんて言うわけのわからないもので生きてたりするもんね。
女の子がお砂糖と香辛料とスパイスで出来てても不思議じゃないよね(両頬をそれぞれの手で指さしてみる)
自分でわけのわからないとか言うのかよ。
(溜め息を水筒のコーヒーで流し込んだ)
……まあ、アンタが何でできてるのかは要議論として。砂糖と香辛料はそれなりに重いからアンタぐらいにもなれば十数はいくぞ。
しかしその感じだとマジでいつだったかに言っていたみたいに鉄板でも背負わせるか……。
(むう、と唸る)
鉄板はさすがに飛べなくなっちゃうんだよ!?
そうねぇ、も少し力が強くなれば、強い風の中でも自分の体を維持できるんだろうけど。
それはそれでひ弱過ぎるだろうが。
(いやまあ女子供ならそんなもんなんだろうが、と思いながらも)
もう少し力っつーと……やっぱり筋力か?
物理じゃん! そっちじゃないよ。幽霊だからさ、ほらそういうのはもう私一切使ってないし。
魔力って言うのか、霊力っていうのかそういうの。
ここにいるぞ~って存在を濃くしないとねって。
いよいよ幽霊らしくなってきたな。
(普段はあまり意識しないせいで少し特殊な女の子程度に思っていたが、そういえば幽霊だったな、と認識を改める)
それってえのはこう、なんか呪われたアイテムみたいなもんを嬢ちゃんに与えたりすりゃ良いのかい?
だって正真正銘幽霊だもん!? わ、私をなんだと思ってたの(よよよとウソ泣き)
そ~いうのでも強くはなれる……とは、思う。
恨みに溺れちゃったらそれはそれで大変なんだけどね。
(そっと目をそらす。ただのかしましい女、ぐらいにしか見ていなかった)
食い過ぎはデブの元、みたいなものか。
まあいいや。そういうことなら話が早い。今度掘り出し物市があるんだ。そこで毎度いわく付きだか呪縛付きだか、怪しい品を売る店があってな。そこに言ってみようぜ。
なんで目を逸らしたの!? ちょっと! ちょっとひ~ど~い~っ。
まぁそうね、適量が大事だと思うんだよ!
あ、そういうのもあるんだ。いいねいいね、それでもっと存在感~とかもてたらいいなっておもうし?
ありがとう、マスター。そしたら飛ばなくなるかなぁ。
だと良いな。ま、試すだけ試してみようぜ。二人で見て回るってだけでも楽しいもんさ。
とりあえず今度休日でも空けとけ。市場行くぞ、市場。
(そのためにも今日はもう帰るぞ、と指先でフリスビーをくるくると器用に回しながら喫茶店へと戻ろうと歩いて行く)
おっけおっけ、空けといたげるよ! 見て回るだけでもきっと楽しいもん。
あ、ちょっと待ってよ、お~い~て~か~な~い~で!!
(そのあとをふわふわと飛んでいく)
――――このスレッドは終了しました――――

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