PandoraPartyProject

ギルドスレッド

Hexenmaze

*zwei*

深い森の奥に佇む魔女の家。
屋敷の中では、一人の少女の寛ぐ姿が確認できる。
椅子に腰かけ、テーブルの上には紅茶の入ったティーカップとポットが置いてある。
ベッドの方に視線を移すと、二匹の猫が仲良くじゃれあっているようだ。

※こちらは雑談スレッドです。
出入りは誰でもご自由に、気兼ねなくご利用ください。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
気が付いたら随分情勢が変わっているみたい。
水着に浴衣コンテスト、それに……件のサーカス団も何か動きがあるかしら。
少しは腰を据えて取り組めるといいけれど、余りゆっくり出来る暇もないのよね。
(紅茶にはちみつ溶かして、匂いを嗅ぎながら、ティーカップを口に運ぶ)
……サーカス団との決戦の日が来たらしいわね。
こちらはどうやら蠍の盗賊団の残党狩りに受かったようだから、そちらの方で頑張りましょう。
闇市で面白そうな掘り出し物が手に入ったわ。
決戦で使いこなせるよう、少しでも馴らしておきたいところね。
……今日がいよいよ、決戦出発日になるわ。
悔い無きように、せいぜい頑張りましょう。
 霧が揺らぎ、木々が騒めく。
運命が私を呼んでいますね間違いない。
…ふふーふ。気晴らしに意味深な言葉を口にしていたら見つけちゃいました異質な洋館。
ここ最近の私は冒険者に就き欠落した社交性を取り戻しつつある現状。
ここでその魔女パワーを遺憾なく発揮させて帰り道を教えてもらいましょう。
まああまりにも美しくて崇め奉られるのも悪くないですけど。
( 頭の悪い独り言を隠すことなく声に出す迷子の魔女。どうせ野外故に聞こえないだろうと高を括っての言動だろうが考えが甘い。
ともかく情報が欲しいと洋館へ歩みを進める。)
(屋敷の中で紅茶を嗜む、一人の少女。
ゆらゆらと、ティーカップを回しながら口付けし、琥珀色の液体を啜って優雅にひと息ついている。
すると外から聴こえてくる小鳥たちの囀りが、この日はいつも以上に賑やかだ)

……あら、この屋敷にお客さんでも来たかしら?
(生じた僅かな異変を感じ取りつつも、少女は意にも介さずそのまま紅茶を飲み続ける)
 とんとんとんとん。
こんにちはこんばんは。
どなたかいらっしゃいますかね。
道に迷ってヘルプミーなのですが。
( 扉に辿り着くとノックを計四回。この辺りに他の建築物がない現状。留守ならばお邪魔してもいいだろうかと犯罪思考が過る魔女。ならば今の内に言い訳でも考えるべきかと小さく吐息を漏らす。)
(扉を叩く音が静かな空間内に響き渡る。
扉には鍵がかけられてなく、ノックをしただけの力でギィッと音を立てて開かれる。
そして扉の前に立っている、銀髪の女性の足元で、ニャアと小さく鳴く声がする。
彼女を出迎えるように現れたのは、小さな可愛らしい黒猫だ)
 おや。おやおや。
なんとも可愛い方がお出迎えに。
どうもこんにちは黒毛の仔猫さん。
貴方がこの館の主人ですかね?
( 唐突だが魔女は猫が好きである。故に扉が開いて見えた光景は魔女の肩の力を抜かせるには充分であった。
長身の体躯を屈ませて銀髪の魔女は人語で問いかける。)
にゃぁ~ん?
(扉の前に立つ女性を見上げ、黒猫は不思議そうに小首を傾げる。
そして彼女の周りをくるりと一周し、「にゃん!」とひと鳴きすると、再び屋敷の奥の方へと戻っていった。
どうやら女性を案内しに来たのだろうか。
黒猫が入っていった場所には部屋があり、おそらくそこが、屋敷の主の居場所だろう)
 ああ残念。
撫でてみたいと思ったが運の尽き。
いけずな仕草も猫の可愛いところです。
━━━さて。あの先でしょうか。
こういう状況に相応しい言葉を聞いたことがありますね。
確か「鬼が出るか蛇が出るか」でしたっけ。
私としてはどちらも御免被りたいのですがね。
( 先程の威勢はなんとやら。杖を突いて立ち上がった魔女は靴を脱いでひたひたと奥の扉まで近付く。そして一拍おいた魔女は意を決して扉をグッと強く押し開けた。)
(扉が開くと、そこはありふれた何の変哲もない部屋だった。
部屋の中央には、椅子に腰かけながら紅茶を嗜む、一人の少女の姿がそこにある。
そして少女の足元では、先程お出迎えに行った黒猫が、器に入ったミルクを美味しそうに飲んでいる)

(少女は扉が開いた音に気が付くと、紅茶を啜る手を一旦止めて、赤い瞳を扉の方に向け、銀髪の女性を見つめながら声を掛ける)
「あら……こんなところにお客さんかしら?とにかくようこそ――『魔女の迷い家』へ」
 ( 魔女。その言葉に僅かにライトブルーの目が見開くも彼女はメガネをくいっと位置調整する。
事実だろう。この少女がこの館の主人であること━━━━そして魔女であることも。
ならば好都合。辺りを見渡しながら口を開く。)

 ふふーふ。勝手ながらお邪魔してます。
なんとも可愛らしい魔女さんですねえ。
私はオーガスト・ステラ・シャーリーと言います。
こんな身なりですが貴方と同じ魔女です。いぇい。
道に迷ってしまい困り果ててたところにこの建物を見つけた次第でして。
この森に出口はあるのですか?
( 彼女はなんとも魔女らしくない魔女でした。)
そう……貴女も魔女なのね。私はミスティカよ。
貴女がここに来たということは、この屋敷に認められたということね。
改めて歓迎するわ、オーガスト。同じ魔女として、よろしく頼むわね。
(軽い調子で魔女と名乗った銀髪の女性に対しても、少女の魔女は普段と変わらぬ様子で淡々と、抑揚のない言葉でオーガストに語る)

森の出口……? 今来た道を引き返せば、普通に戻れるわ。
尤も……霧で迷わなければの条件付きだけど。
(少女はさらりとそう言って、手にした紅茶を再び口に含ませる)
 ええ。よろしくですようミスティカさん。
いやあ偶然とはいえ嬉しいですね。
私以外の魔女と初めてお近付き出来ましたのは。
( 打って変わってあからさまに機嫌が良いオーガスト。チラリとミルクを舐める黒猫に視線を向けたのち少女に目線を戻す。)

 それは絶望的ですね。
知人曰く私は方向音痴らしいですから。
脱出に何日かかるのでしょうか。ふふふ…。
ああ。すみません。
図々しくて恥ずかしいのですが私にも紅茶をいただけませんか?
私の身体が休息を求めて疼いているのです。
このまま出発したら霧の中で私はミイラになってしまうかもしれません。
( ごくり。背後で唾を呑み込む音が聞こえる。)
私が初めて逢った魔女というなら、光栄ね。
貴女も他の世界から来た旅人かしら、オーガスト。
(機嫌が良い様子の彼女を、特に気にすることもなく。少女は淡々と、自分のペースを崩さず言葉を掛ける。
その少女の足元で、ミルクを飲んでいた黒猫が、オーガストの視線に気付くと彼女の方を見て。改めて挨拶するかのように「にゃあ」と可愛らしい声で鳴く)

運が良ければ、霧が晴れる日もあると思うわよ。
でもまあ、折角来たばかりだし、暫くゆっくりしていったら良いと思うわ。
とりあえず、椅子は一つだけだから……腰掛けるならベッドにでもどうぞ。
……そういえば、客人に何もおもてなしをしないのは失礼ね。
紅茶程度で良かったら、何杯でもどうぞ。蜂蜜も入れていいかしら?
(言うなり少女は立ち上がり、食器棚から別のティーカップを用意して、紅茶を淹れてテーブルに置く)
 いいえ。私は旅人ではありませんよ。
色々ありまして最近までは引き篭もっていたのですよ。はい。
ああ。でもひとつ訂正を。「旅人」の方で会った魔女はミスティカさんが初めてですね。
( 「引きこもり」のワードは流石に恥ずかしかったようで言葉がやや詰まる魔女。
黒猫を撫でたい衝動を抑えつつ言葉を付け加えた。)

 うひょー。優しみを感じます。
お心遣い感謝しますよミスティカさん。
それと良いんですかベッドになんて。
立ちながらというのも失礼なので座らせていただきますが何だか緊張してしまう私ですよう。
あ。蜂蜜良いですね。お願いします。
( 持っていた杖を隅に立て掛けさせてもらいベッドへ僅かに躊躇いを見せつつも腰を下ろしたオーガスト。そのままオーガストはくいっと眼鏡を調整しながら彼女の動きを眺めるのだった。)
ああ、そういうことなのね。
となると、この世界の魔女ならお友達もいるということかしら?
「引きこもり」、ね……。まあ私も普段は滅多に表に出ないから、そういうのは余り気にしなくてもいいんじゃないかしら。
(ミスティカにとってはこの屋敷に篭っている日の方が日常で、当たり前の生活だからこそ、オーガストの言葉をさも当然のように受け入れる)

別にただ寝るだけのものだから、好きに使ってもらって構わないわよ。
それに立ち話もなんだから。ずっと歩いてきたなら疲れてるでしょう?
蜂蜜は疲労回復にもなるから、これで一息入れたらいいと思うわ。
(壺の中の蜂蜜を、スプーンで掬って紅茶に入れて、くるくる溶かすようにかき混ぜる。
そんな彼女の動作は一見何でもなく普通だが、見方によっては、魔女だけあって秘薬を作っているようにも見えてしまう)
 いえ……友達では。
見かけた事がある程度なので。
あれ?なんだか悲しくなってきたのですが。
まあそれよりもミスティカさんも引きこもり族でしたか。意外ですね。
私も以前はそう思ってたのですが最近になって人付き合いの重要性に気付きまして。
( 沈痛な面持ちで自分のぼっち過去を思い出していたがミスティカさんが似た生活を送っていることに安堵の息を漏らす。)

 確かに…私の膝は産まれたての子鹿みたいに震えが止まりません。
これはもうミスティカさんが毎日使っているベッドにお邪魔しても致し方なしですね。はい。
( オーガストは自分に言い聞かせるようにして納得すると彼女の紅茶を淹れる作業を眺める。)

ふふーふ。 " らしい " ですね。
一流の風格を感じられます。
( なんて楽しみなのか軽口をたたく三流魔女。)
あら、そうなの?
でも面識がある程度でも、そこから関係が広がる可能性だってあるわ。
人付き合いは確かに大切ね。他人と接する事で得られるものは多いわよ。
そしてそれは相手にとっても同じ事。自分自身の存在が、誰かに影響を与えられると思ったら、とても素敵な事じゃないかしら。

……ちなみに私の場合は、ただ単に一人で過ごしているのが好きなだけ。
でも貴女みたいに相手をしてくれる人がいるなら、いつでも歓迎よ。
(オーガストの紅茶の中に入れた蜂蜜を、会話しながらスプーンでかき混ぜ溶かし、どうぞと彼女に差し出した。
その様子は、さながら魔女が契約を交わす儀式のようにも思える程に、少女の雰囲気は、正にそうしたオーラを醸し出していた)
 それは確かにですね。
希望を持ってポジティブにいきましょう。
現にこうやって出会いがあって紅茶までいただいたのですから。
( 続けて「ありがとうございます」と言葉を添えた魔女はティーカップを受け取って一口紅茶を含んで喉に通す。流れるように感嘆の吐息。安堵の表情。)

 紅茶の深みと蜂蜜の主張し過ぎない甘さが非常に美味しいです。これには貴族も腰砕けでしょう。
ふふーふ。しかしそう言ってもらえると光栄ですねえ。
ミスティカさんのような魔女に温かい紅茶をいただけるのでしたら迷子になるのも悪くない気がしてきました。
( なんて冗談を交えながらもう一人の自称魔女は彼女の目をちらりと眺めた。自分とは対照的な真っ赤な瞳は魔女としての風格を際立たせるように思わせる。)
ええ、そうね。出会いはとっても大切よ。
切欠が何であれ、私もこうして貴女と縁ができたわけだから。
とりあえず、これで私と貴女とは、お友達といったことになるかしら。
(オーガストの言葉を一言一句聞きながら、彼女に続いて自分のティーカップを口に付け、同じように紅茶で喉を潤し、吐息を漏らす)

……そうかしら?
特に大したお持て成しでもないけれど、この程度で良かったら、いつでもご馳走するわ。
何なら暫くゆっくりしていっても構わないわよ。
どのみち、ここでは一人で過ごしているだけの、何にもない場所だけど。
(オーガストの視線に気付いたか、少女も彼女の方をちらりと見遣る。
自身の赤い瞳と対照的な淡い水色の瞳は、どこか神秘的な雰囲気を纏っている気さえした)
 お友達……うーん。素敵な響きです。
一緒に紅茶を嗜んで他愛のない世間話をする魔女の友人を持つなんて私は幸せ者ですねえ。
( ティーカップを少し揺らしながら紅茶の水面を眺めるオーガスト。)

 やったあ。言いましたね?
もう拒否は出来ませんよ。今度焼き菓子でも持って迷子になりますからね。
そんな変な魔女にゆっくりしていっていいと言えるのは流石です。
何もなくてもミスティカさんとお話出来ればじゅーぶんです。
( 束の間視線を合わせたあとにクスリと小さく微笑みを浮かべた魔女。同じことを思っているのだろうかと考えたら無意識に浮かんだ表情だった。)
……私も、友人と呼べる人は今までいなかったから、丁度良いんじゃないかしら。
(ふと、考え事をするかのように目を瞑る。
ほんの数秒だけだけだったが、彼女にとっては、これまで生きてきた長い時間に思いを巡らせていたのだろう)

まあ魔女というのは、大抵変わり者が多いから、その辺は特に気にしてないわ。
私も偶には、こうして誰かと話をすることで、外の世界と繋がりを持っていたいから。
それじゃ、オーガストの作った焼き菓子を楽しみにしてるわね。
(少女の表情は、相変わらず変わることはない。
話す言葉も淡々としているが、ただ声色だけは少しだけ、嬉しそうな感情を含ませているようだった)
 なんと。それは良いことを聞きました。
私が友達一号。つまりファーストフレンズ。失礼かもしれませんがちょっと得した気分です。
( 目を伏せたミスティカさんを興味深そうに眺める魔女。しかし友人とは何をすればいいのか…同じく思考に耽る魔女。)

 分かりますよう。魔女イコール変人はよく言われますからね。
かくいうミスティカさんも変わり者に該当するのです?
ふふーふ。焼き菓子に関してはご安心を。ミスティカさんには是非食べていただきたいですから。
( 会ったばかりのオーガストには僅かな声の変化を気付くには時間が足りなかった。だが「雰囲気」は感じとれたようで嬉しそうにグッと親指を立てた。)
ええ、そうね。オーガストが友達一号ということになるかしら。
それにしても、友達という言葉は不思議な響きね。
今まで縁がなかったこともあるけど、どこか心地好い温かさみたいなものを感じるわ。
(彼女にとってその言葉は不要と思っていたものの、使ってみると不思議と心に沁みてくるようで。表情こそ変化はないが、言葉の端々には僅かながらも幸福感が滲み出ているようだった)

私が変わり者かどうかは、周りの人がどう思うかね。
まあ変人扱いされたからって、別に私自身が変わることはないでしょうけれど。
貴女にそこまで言われるのなら、焼き菓子を食べないわけにはいかないわね。
きっとこの紅茶にも、とてもよく合うような気がするわ。
(カップの中の琥珀を揺らし、焼き菓子の味を想像しながら、少女はその日を待ち遠しそうに紅茶を口に運ぶのだった)
 旅人(ウォーカー)の方に聞いた事のある「言霊」の一種なのでしょうか。
何でも言葉には力があって口にすると効果を発揮するとか。ミスティカさんはご存知ですか?
( ふと以前ローレットにて出てきた話題が脳裏に過ぎる。彼女もまた友達という物事から疎遠だった過去を持つ者故に考察が少しズレる。)

 おおう。芯のある立派な発言。
私はミスティカさんに会ったばかりですからアレコレ言えませんが…そうですね。今までの行動や会話から察するにミスティカさんは「優しい方」だと理解しました。
最近は唐辛子やマスタードを入れてスリルを味わうことに興味があるのですが…ふふーふ。安心してください。それはナシにしておきます。
( 「変人云々の話はどっちなんだ」と言いたくなるような返し言葉よりも不穏なワードが会話の最後に出てくる。オーガストは不気味に笑みを浮かべて同様に紅茶を口に含む。)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM