PandoraPartyProject

ギルドスレッド

廃教会

花壇

かつて花壇を形作っていた煉瓦はひび割れ、抜く事すら忘れ去られた枯れ草が侘しく土にしがみついている
神は土を捏ねて最初の人を創ったというが、こんな土では泥団子の一つも作れないだろう



※ダイスを振って出目を足し、黙々と花を植える場所

出目合計値【~1000】で、土づくり
【1001~1500】で、適当に植物の種を蒔いたり水を撒いたり
その後は、何か咲いたり出来たりするかもしれない

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(そしてまた作業をしながら口を開く)
しかし俺がこの世界に来て至った答え、まだ通過点でしかないが
何処まで行っても誰しも一人だ、だが…一人だからこそ誰かを愛せる。
心を放棄しては、愛情という感情も持ちえない。
永遠に独りというのは、俺は耐えられないと思考した。

俺は大切なヒトを失った、心など必要ないと結論に至った。
しかし心を失っては、あの日の想いを無くしてしまう。
怒り・悲しみ・無力……大切なヒトが、本当の意味で世界から無くなってしまう。

それはきっと、心を失うより、命を失うより恐ろしい事だ。
だから俺は辛くても感情を放棄しない、あの人に胸を張れるように。
俺は前に進む、だから心配せず巡ってくれと、命は巡ると俺は信じている。
俺のギフトも、その想いが具現化して庭園の巫女が言う神とやらから授けられた物だろう。

そしていつか、独りから一人に、一人から二人になった時。
心から大切な人に巡り会えたと思えるように。
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【570】
(しかし、まだ通過点。俺の探す答えは、独りでは一人では辿りつけない。)
(赤く染まる機体を、しげしげと見つめている。なるほど、そんな機能もあったのか…とでも思っているのかもしれない)私が元々いた世界と似たものを感じた、からでしょうか。主に、技術力の面において。訪れたからと言って、何かが変わる訳でもありませんが…シーナが武器を探すならば、私も自分の武器を改造出来る部品が無いか、探してみようかと。

(土の中から左腕を引き抜くと)了解しました、ではあれで(そのまま小さなスコップを持ち、また穴を掘る)。

……(話を聞きつつ、黙々と穴を掘り続ける。サクサクという音が、カツンという甲高い音に阻まれ)あなたも、大切な人を…。…確かに、心を失うという事は、それまでの全てをリセットしてしまうという事。(穴に手を入れると、拳大の石を取り除く。それを、左手で握ると)自分で自分の大切な経験や想い出を消し去り、大切な人にさえ背を向けてしまう…(軽く握っただけに見えたが、石はいとも簡単に粉々になり。拳を開けば、パラパラと破片となって零れ落ちていった)。
命は巡る…輪廻転生、でしたか。以前ならば、非科学的な事だと断じていましたが。今は何故か、そうあってもおかしくなはい、そんな気がします。

(再びスコップを手にすると)もし、その大切な人に巡り合えたならば。この世界で、シーナはどう過ごすのですか?危機に瀕しているとはいえ、私達が過ごしていた世界よりかは殺伐としていないと思われますし。
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【603】(スコップにこびりついた土を払うと、また掘り始める)
なるほど、元の世界と似たものか。確かに俺もそう感じるな。
ではその時は宜しく頼むよ、俺も何かの役に立てるかもしれん。

(XIIIがスコップを手にした所を確認し、安堵する。)

(灰色の王冠(グラオ・クローネ)の話題の反応から察してはいたが確信に変わる)
XIIIも、そうか……。(少し思考した後に語る)俺は当時、唯一の家族だった妹を失った。
(XIIIの手元の石に視線を移す、粉々に零れ落ちる。)
科学では証明出来ない奇跡も沢山ある、この世界がそうであるように。

そんな人にまた巡り合えたのなら……、その人の傍に居たい。
もう二度と手放さない、迷わない、世界の危機は正直な所は俺の中では二の次だ。
安全な仕事を選び、今の俺達ように二人で平和に植物や作物を育てるなんても良いかもしれんな。

もし、そんな平和にも世界が牙を剥くのであれば共に立ち向かい、共に幕を閉じよう。
そして最期は心からこう伝えよう。君と巡り合えて良かった、───愛している。……、と。
(これは俺の理想だ、追い求める答えの先にある理想。XIIIは、俺の想いを受け取ってくれるだろうか。)
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【697】(シャベルで肥料と土を混ぜ合わせる、石は花壇の外へ移動させる)
今までは近接武器を扱っていましたが、私は元々狙撃に重きを置いた設計ですので…何か合いそうな部品があれば、是非とも薦めて欲しいですね。

唯一の肉親を、ですか。……、…(辛いでしょうというのは簡単だ。だが、そんな言葉では絶対に言い表せない想いを、彼はして来た筈。そう考えると、結局言葉は続かなかった)。輪廻転生の奇跡が起きるならば。もしかすると、妹さんもこの世界に……そんな可能性も、無いとは言い切れないのかもしれません。

(サクリ、とスコップを土に真っ直ぐ刺す)何れ私も、機能停止を迎える日が来るでしょう。その時は、花に囲まれていたいと…今では、そう思います(まるで墓標の様なスコップを、じっと見つめ)。そして、横に誰かがいれば。確かに、より穏やかな最期かもしれませんね。
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【710】(スコップはそのままに。まばらに残る枯れた雑草を引き抜く)
狙撃……ライフルやその類の物か、承った。
同戦場のアサシンタイプの機体が使用していた
故に近接武器程ではないが、知識はあるつもりだ。

XIIIは暗殺関係の仕事、依頼、任務…をやっていたのだろうか
其方の世界がどのような所だったのか興味が沸いた。
差し支えなければ、互いの元の世界について語り合わないか?

この世界に、その可能性も無いとは言い切れん。
妹やXIIIの大切な人が幸せになっている事を祈るよ。

機能停止か…、俺も他人事では無いな。
花に囲まれた最期、良い終わりだと思う。
(想像する、それはきっと素晴らしいものなのだと)
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【781】(追加の肥料代わりのポーションを撒き、混ぜてゆく)
土が整ったら、俺も少し花の種をまいても構わないか?
(そしてスコップを深くに突き立て、上手くいかなかった衝術を再度試みる)
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【819】
ふむ、此方の方が向いているか。
(少しだけコツを掴んだ、リベンジが叶ったのが小さくガッツポーズ)
助かります。やはり自作すると、適合するパーツが中々無くて苦労しますので。

(小さく頷くと)私は、要人暗殺に特化したモデルです。その為に、この外見を与えられました。ええ、構いませんよ。互いの事を知る為の手助けにもなるでしょうし。

もしそうであれば、平穏に生活していて欲しいものです…私の事がわからずとも、それで、十分です。私達の大切な存在がいるかもしれない、と考えれば。この世界を守る意義も、感じられますね。

そのまま屑鉄となり、長い年月をかけて大地に還り…漸く、人間と同じ結末を迎えられるのだな、と。(視線を向けると)もし、私が先にそうなった場合…この花壇に、埋めてもらえませんか。どうせならば、共に語り合ったこの場所で朽ちていきたいので(遺言、だろうか。平坦な口調のせいか、悲壮感は無かった)。

…(暫く、何か物思いに耽っていたが)ええ、構いません。色々な花を、咲かせましょう。(ガッツポーズに小さく拍手を送ると、自分のスコップを引き抜き。ポーションの撒かれた土を混ぜ始めた)
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【875】あれだけ乾いていた土が、こんなにも湿ってきましたね。
俺は、強襲や突撃に特化したアサルトタイプだったな。
(XIIIの世界、流れからすると俺の世界と同じく)
(殺伐とした世界のようだが…先ずは俺から語るとしよう)

俺の世界は人類が原因不明の病の影響で絶滅の危機に陥った世界だ。
対抗する最終手段として、人体から病の影響を受けない機械への移植が研究され
脳のデータのチップ化に成功し、人類が己が意思を機械に託した世界であった。
しかし、その後に謎のモンスターが現れて存亡をかけた戦になっているのだがな。

…、成程。そういう考え方もできるな。
(世界を守る意義という言葉を聞き、頷いている)

人と同じ結末か、……それはきっと素晴らしい結末だろう。
(暫く思考した後)その頼みは俺の最優先事項として扱わせて貰おう。
代わりに、無いと思うが死に急ぐ事だけは避けてくれ。きっと哀しむ者が居る。

(XIIIの許可を聞き)ありがとう、ではそうさせて貰おう。
(掘り返している時に抜けた雑草を花壇の外へ移動させる)
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【938】そうだな、俺が来た時より植物に合った環境になったものだ。
(もう少しで種をまいても良い時期か、特製のポーションが効けば良いが)
アサルトタイプとスナイパータイプ、戦場での相性は良さそうですね。

(小さく頷いて話を聞いていたが)…なるほど、把握しました。シーナのその身体は、移植によるもの、と。脳のチップ化に成功するとは、かなり高度な技術を有する世界だったのですね。しかし、モンスターですか…やはり、そういった脅威に見舞われる世界もあったのですね。それだけ高度な技術を持った世界が危機に瀕するという事は、相当に手強い存在だったのでしょうね。

私も、世界の命運云々には興味はありませんでしたが…やはり、こうして誰かと話す事で、少しずつでも変わっていくのだな、と。

(最優先事項、という言葉に)ありがとうございます。では、私も約束しましょう。死に急ぐ事は決してしない、と(僅かな変化ではあるが。確かに、声音が柔らかいものとなっていた)。

時期的にも、そろそろ暖かくなるでしょうから。どんな色彩で溢れる事になるのか、楽しみです(そう言いつつ、土を満遍なく混ぜていく)。
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【1024】(軽く手をはたき)さて、とりあえずは一段落ですね。
そうだな、戦場を共にした時は宜しく頼む。

高度な技術……、そうだな。ああ。(暫く思考した後、会話を続ける)
しかしその技術を完成に近づける為に、その犠牲となった者も多い。

病を恐れた人類は衰退、貧困層が目立つようになり、俺と妹もそのうちの1組だった。
両親はその原因不明の病で先立ち、当時15だった俺と10の妹が残った。
貧困層に残された道は1つ、飢えで死ぬか当時は未だ成功率の低い
機械への移植技術の成功率を上げるべく実験材料として受ける事。
…、と。世界でなく俺の過去の話になってしまっていた。
もし問題なければ続きはXIIIの世界の話を聞いてからにしよう。

変わりゆく、良い事だと思う。停滞でなく進む事を選んだ者、だからだろうか?

(XIIIの約束の言葉を聞き、心の底から安堵する。)
(柔らかくなった声音に、また心を揺すられる。)
そうだな、新しい命が芽吹く時も近い。(一段落と声を聞き)

土は十分なようだな、では早速だが種を蒔いていくとしよう
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【1077】
(種を蒔くスペースを土に作って行く、XIIIの蒔く数も考慮して多めにあけていく)
28
【1105】
(そして自身の用意した種を穴に入れ、土で蓋をした)
こちらこそ頼りにしていますよ、シーナ。

科学の発展に、犠牲はつきもの…とは言いますが、当事者からすればたまったものではありませんね。

どの道を選ぶにせよ、人間的な扱いを望むべくも無かった…と(僅かに、目を細め。人で言うならば、沈痛な面持ち、であろうか)。
そう考えると、私の世界の方が、まだ良い環境だったのかもしれません。(少し、言葉を切ると)私の世界は、国家が形骸化し、多国籍企業が世界を動かす…そんな場所でした。多国籍企業同士が情報戦、或いは武力紛争をあちこちで行い、その戦力として私の様なアンドロイドが多数投入されていました。武力紛争では多数のアンドロイドや兵器が破壊されていましたが…所詮は企業の備品、消耗品扱いです。むしろ、新技術開発の実験場という側面もあったのでしょう。そして人間は何も被害を受ける事も無く、ただ戦況を安全な部屋で聞いている、と。

(また、暫く沈黙し)私一人では、ずっと停まったままだったのでしょうね(ポツリと、小さな声でそう言った)。

(懐に手を入れると、小さな包みを取り出す)そうですね、撒いていきましょう(包みを破ると、中身を掌に乗せ。パラパラと、あけてもらった穴へと落としていく)。
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【1160】(同じ様に、穴に土を被せていく)
(XIIIの頼りにしています、という言葉にこくりと頷き)
そうだな、犠牲の上に成り立つ世界だった。
人の意思はデータチップとして残せたが、人類というカテゴリーでは
あの日、全てが機械生命体となった日に絶滅したのかもしれないな。

企業が力を持ち世界を動かす、か…。
人同士が争う、というのは俺の世界からは想像もつかんな。
そして本人達は安全と。(備品・消耗品と聞き、拳に力が入る)

しかし、長続きはしそうにないな……。俺の予想ではあるが
いつしか意思を持ち、制御不能となったアンドロイドが人類に反逆を起こしそうだ。

全てが病・モンスターという共通の敵を持ち
協力していた俺の世界は、その点においては良かったのかもしれん。

続きになるが、結果として俺と妹は移植手術を受ける道を選んだ。
飢えて苦しい中、見つけた食料を妹に渡そうとすると
いつも決まって「半分こ」と余分を突き返されたものだ。

最後に握った妹の手を俺は忘れる事は決してない、震えるあの手を。
だから、この世界で次があれば俺はその手を二度と離さないと誓った。
……、…!(一瞬、言葉が漏れそうになる。だその時ではない、あの花が芽吹くまでは)

(暫くして、XIIIも土を被せていく様子を確認した後、水の準備を行う)
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【1250】
(近くの水場から水を汲み、埋め終わったヶ所に与えてゆく)
さて、後は暫くすれば芽吹き、花が咲くだろうか?
この世界の植物とやらの成長速度はどれ程のものかは知らぬが…
進化とも捉えられますし、ある意味退化したとも捉えられるかもしれませんね…(種の絶滅が起きる程の世界。どれ程過酷であったのか、所持しているデータからでは演算すら出来なかった)。

そうやって争った先に、どんな世界が待っているのか…資源を食い潰しては開発、破壊を繰り返すだけの世界に、明るい結果が訪れるとは思えません。(制御不能となったアンドロイドが人類に反逆を起こす、という言葉に)…ええ、その可能性は高いかと。私自身が、その反逆を起こした存在ですから。

敵は異なれど、それぞれの立場からは到底勝ち得ない存在であった。そういう事なのかもしれませんね。

半分こ、ですか。…(先程、チョコを半分にした時。懐かしい言葉だ、そう言っていた意味を理解する)優しい、妹さんだったのですね…(兄を想う妹の気持ちは推測出来た。その妹を失った兄の辛さが、どれだけ大きいかも)…申し訳ありません、こういった時に、何と言えばいいか(気の利いた上っ面だけの言葉を言うのは簡単だが、そんなものでは何も意味は無い。故に、言葉は続かず)。

(何かを考えている面持ちで、自身も水を汲みに行き)
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【1326】そうですね。ポーションで養分は補っていますし、あとは適度に水を撒く程度でいいかと(撒き終えた地面を、じっと見つめ)。
機械生命体としての進化と退化、確かに両方だ。

そうだな、反逆が無くとも別の終わりを迎える事だろう。
(明るい結果が訪れるとは~という言葉に同意し)
成程、そうだったのか…XIIIが。
(失った大切なヒト、反逆、大体の察しがついた)
(尋ねるか一瞬迷ったが、踏む込む事にした)
それは大切なヒトが何かしら関係した反逆、で違いないだろうか?

(そう、勝ち得ない存在……俺があの日、見たあのモンスターは──。)
同意する、俺の世界は1度滅ぶ定めだったのだろう。

ああ、自慢の妹だと誇れるよ。
もしかしたら滅びゆく世界から妹が連れ出してくれたのかもしれない。
(言葉が続かぬXIIIを見て、思考する。優しい人だ、と)
XIIIは優しいな、上辺だけの言葉を並べず、俺と正面から語り合ってくれる。
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【1386】(ひょっこりと新たな命が芽吹く、茶一色の世界が変化した)
……、ふむ。薬品の効果が出たのか、この世界の成長速度の問題か…。
「機械」、そして「生命」という定義が揺らいでしまいますね…この点に関しては、私の世界と共通しているのかもしれませんが。あるがままに生きているこの世界の鉄騎種を見た時は、少なからず衝撃を受けました。

…あの世界は、終わっていいのです。いえ、終わるべきなのです(今までに無い、強い口調。まるで、吐き捨てるかの様な)。……(小さく息を吐き、また落ち着きを取り戻すと)はい、その通りです。敵対企業の要人となるであろう存在を、偽りの関係で信頼を築いた後に始末する。その為だけに作られたのが、私です。その存在と共に過ごすうちに、私は愛というものを知り……、企業に反逆して破壊され、気が付くとこの世界にいた、という次第です。その時の無理が祟ったせいか、今はこんな有様ですが(左手を軽く上げ)。

そのモンスターがどの様にして発生したのか、気になりますが…例え突き止めたとしても、撃破出来るかどうかとは別問題、ですね…。

いえ、私はそんな……(目を伏せる。優しさを含めた全ての感情を捨てよう、いやもう失ったのだと、自分に言い聞かせてきた。が、そうではなかったという事なのだろうか。わからない)…今度は、半分こではなく。私の分まで、全て生きてと。そういう事だったのでしょうか。(ゆっくり首を振り)…悲しすぎます。

…(伏せた視線の先に、芽吹く命が)
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【1483】(更にその隣、今度は後ろにと、通常では有り得ない速度で芽吹いていく)
鉄騎種か、自由に生きる彼らを見た時は俺も驚いたな。

その反逆は、きっと残されたアンドロイド達にも少なからず心的影響を及ぼしただろう
俺は、その反逆を誇らしいと思う。
アンドロイドが人として大きな一歩を踏み出した日、とでも言おうか。

その左腕の破損は、その証……。(XIIIが修理に関して口籠っていた理由を理解した。)
大切にするといい、表面装甲を直さずともメンテナンス程度は出来るだろうしな。

俺が目撃した場面から推測したのは、モンスターは…機械生命体自身。
奴等はきっと失われた肉体を探し求めているのだろう。
肉体は既に世界には無い、だが衝動は永遠とソレを求める…そのような存在に感じたな。

………、悲しいがそれでも。ありがとうと伝えたいな。(妹が慕ってくれた兄であり続けよう)
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【1575】(芽吹いた命は育ち、一部には蕾が。そして一凛の花が開く)
……、XIII。少し屈んで、目を瞑ってもらえないだろうか。
似た様な身体構造なのでしょうが、やはり住む世界が異なるとこうも違うのですね。

あの時は、自分の事しか考えていませんでしたが…なるほど確かに、何か影響を与える事になったのかもしれません。革命、とまではいかないでしょうけれども。
(こくり、と頷き)ありがとうございます。ええ、大切にしなければなりませんね…(きゅっと小さく、拳を握った)。

機械生命体自身が、ですか…求める物が存在しない以上、全てを破壊しつくしてもなお止まる事は無いのでしょうか(絶望、という言葉しか思いつかない光景だった)。

私には姉妹機は存在していましたが、兄はいませんでしたので…兄妹とはこのようなものなのかと、とても興味深く思っています。本当に、素晴らしいですね(自分の言葉に、頷いた)。

ポーションの効果は抜群ですね。了解しました(言われた通り、少し屈んで目を閉じる)。
(屈んで目を瞑ったXIIIを確認して、蒔いて芽吹いたとある一凛の花を手に)
(枯れぬ加工を施し、XIIIの髪にそっと飾る。)
目を開けて貰って構わない、その花は胡蝶蘭。
(鏡を用意し、XIIIの姿を写し出す。白い胡蝶蘭が横髪に飾られてある)
別名、花嫁の花と呼ばれている。花言葉は、清純…そして変わらぬ愛。

XIII、君と出会った時。俺は心を惹かれた、美しいと。
きっかけは一目惚れであれど、君を知る度に、その心は1つに収束していった。

──────愛している、XIII。
美しい君が好きだ。
優しい君が好きだ…。
前に進もうとする君が、愛おしい。
君の隣で居たい、独りから一人に、一人から二人に。
一人では辿りつけない先に一緒に進んでほしい。(静かに彼女の答えを待つ)
(言われた通り、目を開けると。差し出された鏡を見て)これは…胡蝶蘭、ですか(その素振りから見るに、花の種類自体は知っていたらしい)。花言葉の意味までは知りませんでしたが、…なるほど、そんな意味が。

…私で、本当にいいのでしょうか。共に過ごしたいという気持ちは、同じです。単なる知り合い以上の親近感を持っている事も、事実です。ですが……シーナの真摯な気持ちに、今の私ではうまく答える事が出来ません。なんと言えばいいのでしょうか…(珍しく、言葉選びに詰まっているようで)
(今の私ではうまく答える事が出来ないと言葉選びに詰まる様子を見て)
今のXIIIでは、か。XIIIも俺と同じ、進み始めたばかりだ、無理もない。

では、共に過ごし互いの関係を少しずつ深めて行くのはどうだろうか?
(XIIIの傍に居られるのなら、答えはまだ先でも構わない。そう思考する)
その延長線上に俺の求める答えも見つける事が出来そうだ。
(頷くと)少しずつではありますが、私も変わりつつあります。いつかシーナに応える事が出来る日も、もしかすると訪れるかもしれません。

ええ、そうですね。その為には…先程の話ではありませんが、死に急がない様にしないといけませんね。また、シーナを独りにしてしまいますから。
ああ、その日が訪れると嬉しい。
(こくりと頷き、次々と咲き乱れる花壇の様子を眺め)

ありがとう、XIII。
(シーナを独りにしてしまいますから、という言葉に感謝を)
俺も全身全霊で生きよう、XIIIと共に過ごす時を守る為に。

植物を育てるというのも、良い物だ。
余生としては申し分ない、XIIIは他にやりたい事はあるか?
(自身も、花壇へと目を向ける。寒さにも負けず、次々と芽吹く花を見て)…綺麗ですね、本当に(短い言葉ではあったが。様々な想いの籠った、穏やかな口調だった)。

妹さんのかわりにはなれませんが…私なりに、出来る事をしてみるつもりです。

他にやりたい事、ですか。今まで、考えた事が無かったので…(すぐには思いつかない、という事だろう)。
(考えた事が無かったと聞いて)
……そうだな、動物を二人で飼うというのはどうだろうか?
人の子も、それを通じて命の尊さや大切な感情を育む者も多い。
動物、ですか。犬や、猫の様な?(暫く考え)……馬、はどうでしょう。
馬か、良いと思う。(こくりと頷き思考する)
育てば移動手段にもなり、共に旅が出来るかもしれんしな
2頭ほど、年はどれほどの馬にすべきか……(仔馬から育てるか悩み)
ええ、移動手段として用いる事が出来るのも良い点ですね。馬車も併せて購入出来れば、より快適かもしれません。問題は、馬の育て方がわからない事、ですね。調べてみるしかない、でしょうか。
馬の育て方…、俺もその手の知識は無いな。
調べ、売り手が詳しい者なら尋ねるのも良いかもしれん。
先ずは事前の準備、必要であれば馬小屋でも仮に建てておくか?
(街の地図を開き、資料などを入手出来そうな場所が無いか調べ始め)
(こくりと頷き)ええ、出来る準備はしておいた方が良いでしょう。馬小屋づくりであれば、特に知識は無くとも出来そうですし。それと並行して、肝心の馬に関しては調べていく感じ、でしょうか。
その手段で行くとしようか。
小屋は木製で屋根と馬の出入り可能、といった所かな。

資料を以前行った事のある図書館で借りて来るとするよ。
そうと決まれば、材料の買い出しも行わないといけませんね。シーナが図書館で調べてくれている間に、私も良さそうな材料を探しに行ってみます。
了解だ、終わったら此処で集まるとしよう。
(そう言って、街の方角へと向かって行った。)
ええ、了解しました。それでは、互いに収穫がある事を願いつつ(背中を見送ると、自身も歩き出した)。
(借りて来た資料を、広げ)ブラッシングや舎の清掃
蹄鉄…馬の靴の様なものと、馬の飼料などの資料を借りて来た。
取りあえず道具とサンプルのエサを仕入れて来た
馬の健康の維持、心地よく育ってもらえると良いな。

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