PandoraPartyProject

ギルドスレッド

自由図書館

【RPスレ】障子に耳あり、壁に目あり

今、この図書館には『俺』しかいない。

アイリスはいつものように勉強に。ダイヤはいつもの場所で興行に。
リコリスは……ウルタールに咥えられてどこかへ行ってしまった。

……今は丁度利用客も居ないし。
ゆっくり、掃除でもしてようかな。

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(さて、今日はざっくり、本棚のホコリを取るとしよう。よいしょ、と脚立を動かして、上から下へ、ホコリを落としていく。最後には床のホコリと一緒に掃き集めるのだ)

(己の内側で、死霊術師が退屈そうにあくびをする声がする。その声を聴くものは、器たる少年しかいない)
自由図書館。大地君が運営している場所。は~~~~司書さん!司書さんと恋に落ちる人魚!これこそ自由図書館に置くべき本の一冊では……????(図書館の窓付近を外で陣取り赤羽・大地を観察しながらぶつぶつと独り言を呟きつつメモとスケッチを取っている)
(そんな視線にはミリも気づかず、髪に埃がつかないよう、ポニーテールに纏めた青年は作業を続ける)

(最近は季節柄ずっと空気がジメジメしており、瞬間首の傷がじくりと違和感を覚える)

っつ……。

(小さく漏らすが、しかし正気を失うには程遠い。首を一瞬さすってから、しかし何事もなかったように、もこもこしたホコリ取りを本棚に滑らせた)
いやそれにしても横顔美しいな????は~~~大地君……あっ今ちょっとエッチな顔した!
スケッチではなく写真に収めたいが反射とかでバレる可能性あるからな…うーーん、向こうは俺を知らないはずだし図書館に入ってカメラやら盗聴器やら仕掛けるか?(ガリガリとかなり強い力で首を掻きながら鞄をちらりと見て)い、行くかあ。これを機に仲を深められればもっと大地君の色々な姿が見れるのでは?(スケッチの中にはいつもの顔とは違った顔もスケッチを取ってある。それを愛おしそうに撫でてから仕舞うと図書館の扉を開いたのだ)
……?

(図書館の扉を開く音。それに振り向く。利用客だろうか。これでも今日は普通に開館中だ)

あっすいません……すぐいきまーす!

(けして圧を与えないように、しかしなるべく通る声で。ドアの方へと早足で向かう)
(あ、ああ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!大地君の生声!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!盗聴器越しに聞くよりもかなりクリアでかなり可憐!!!!はぁはぁ、え、待ってくれ。俺今から喋るの?大地君と???え、本当に????俺みたいな糞雑魚ナメクジが????推しとお喋りしちゃうの~~~?!!!)

(顔を真っ赤に染めた褐色の大柄な男が扉前で直立不動で立っている)
……えっと……。

(来客の正体をこの目で確かめる。

日に焼けたような肌。本の虫である自分とは大違いだ。
大柄の身体。この細腕とは比べようがない。

そして……何故か赤い顔。外は確かにこのところ暑いが……大丈夫だろうか?)

んっと……あの、大丈夫、ですか……?
水、飲みます……?

(図書館司書たる自分の身分を明かすよりも、彼に不審感を抱くよりも先に、心配が勝ってしまった)
んぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(心配する声がクリティカルヒット) ごほっ。大丈夫、あーその良ければ、一杯貰えるかな?海から出てきたばかりの身としては陸は段違いに暑くてちょっとその体調管理がうまくできてなくてね(心配されている!!俺は今!大地君に!!心配されている!!!!はー天使か?聖女か?この世に舞い降りし神?好き。好き。好き。好きだ。好きだ大地君。ああ、ああ。早く早く俺の所に俺と君だけの家に一緒に住みたいなあ)(口元を手で隠しその中でにんまりと笑みを零す)
あっすぐ持ってきますね!!!

(えげつないくらいのえづきっぷりにビビり散らして、司書室までダッシュする。そして小さい冷蔵庫を開けた。

それにしても、海から出てきた? 彼は海男なのだろうか。図書館に来る客に、彼のようなビジュアルの人物は……ほとんどいなかったと思う、が)

あの、これ、どうぞ……。

(再現性東京で買い込んできたボトル飲料。それなりに冷えているそれを手渡そうとする)
(差し出されたそれを大人しく貰うが暫くボトルを手に遊んでいる。が暫くして封を切り少しだけ飲む。未だ顔は赤いままだが先ほどより落ち着いたようだ)ごめんね、ありがとう。その俺海種なんだけど海から出た事なくってそれで、図書館?っていう所なら色々なことが知れるって聞いて来たんだけど…その前に(小さな呟きでよく聞き取れない)にやられちゃって。(大地君から貰ったボトルなんざ飲まずに保存するだろうが!でも心配させたくない。ちょびっとだけ飲めばセーフ。3秒ルール?とかあるって聞いたしいけるだろう。あーにしても大地君可愛いなあ。こんな可愛くて大丈夫なの?いやでも荒々しい時もあるんだよな。そのギャップがまたいいって言うか…!はあ、ほんと)大地君(って罪な男だなあ~~~)
(顔が赤い割に少ししか飲まない。大丈夫だろうか。でもがぶ飲みを共用するのもよくないし……うーん。)

えっと……(あれ、俺名乗ったっけ?)

(そう思うけれど、図書館仕事をする時に決まって身につけるエプロン。その胸元にははっきり『自由図書館司書 赤羽 大地』と刺繍しているわけで。つまり、初見の人間にもある程度、大地の身分が伝わる訳なのだが)

……ああ、やっぱり海種の人……なん、すね。『海からどうのこうの』って言ってたし……。

あっはい、ここは……自由図書館で……俺はここの司書をしてる者ですけど……どういう本を探してますかね……?
(困惑してる顔も可愛いなあ。心のスクショにばっちり収めよっと。)うん、こういう所に来るのは珍しい部類、なのかな?
あーそうだね、ええっと…(なるべく奥まったところとかに行きたいんだが残念ながら中に入ったことはないのでどこに何があるか分からない!!!)他の国の事とか陸での常識?を知れる本っておいてあるかな?
そうですね……海洋以外の国の事だと……(やっぱ地理・歴史のコーナーだよな、と小さく口の中で呟く)

ああ、じゃあ、案内します、ね。
こっちです。
(目的の本棚がある方を手で示し、この図書館の所見たる彼を置き去りにしないよう、ゆっくりと歩き出す)

(『おイ、大地。コイツおかしくないカ?』内から聞こえる片割れの声に、今は答えを返さずに置く。初見の客を要らぬことで困惑させてはならないし。)
うん、ありがとう(大地の案内の姿にあれやらこれやら妄想しつつ。ふと疑問が沸く。目当ての場所に辿り着いた時にでも聞いてみるか、怖がらせるかな?とも思いつつそんな表情も見てみたい。と内心ワクワクとこの瞬間を楽しんでいる。ついでに拾えそうな大地の髪やらなにやらこっそり拾っていたりもする)
(ふと、脇に慌てて除けた箒とチリトリ、ホコリ取りが視界に入る。そうだ、掃除の途中だったんだ。まあいいや、この人が帰るなり、読書するなりしたら続きをすればいいだろう)
あっ……掃除の途中だったんで……埃っぽかったらすいません。

(そう一言詫ながらも案内したのは、成人男性の背丈すら追い越すほどの本棚。背を向けた反対側にも、同じサイズのものが置かれている)

えーっと……まずは……ここは幻想なんで……幻想のとか、どうでしょう、なんて
(言いながら、背表紙を指で引き出す)

(『大地、気をつけろヨ』『何をだよ』そういう小競り合いをうちで繰り広げていることなど、彼はわからないのだろう)
いや、大丈夫。この場所を大事にしているんだね。収穫があったし平気だよ。案内終わったら掃除の続きをしててもいいよ?(俺のあれやらこれやらの為にも!)
ふむふむ、じゃあそれから読んでみようかな。他の国の本はどこにあるのかな?場所さえ分かっていれば自分で取るよ(引き出しているその手に自分の手を重ね大地のてを撫で楽しみながら答える)
はは、すいません……基本スタッフが俺しかいないもんで……掃除から貸出までだいたい俺の仕事で……。
っと、あっ、すいません。
(手が『当たってしまったこと』を小さく詫びて、その本を大海へと手渡す)

あっ、他の国の本も、このコーナーにまとめてありますよ。
『幻想』の他にも『海洋』『鉄帝』『深緑』『練達』『豊穣』……。ほら、一通り。
(大地の言葉通り、同じように装丁された本が規律正しく、本棚に並んでいる。まるで図書館の主の性格を示しているかのようだった)

(『なあ大地』『うるさいぞ赤羽、後にしてくれないか』
小競り合いは続く)
そうなの?一人で頑張ってるんだ、偉いねお疲れ様。(これは良い事を聞いたな。メモしておこう)
ううん、こちらこそ急にごめんね。(貰った本も優しく撫でて)
ふふ、きっちり並んでる。大地君みたいだ。(ぽつりと呟いて) ありがとう、それだけ分かれば十分だよ。あ、そうだ。行ってはいけない場所とかあるかな?(にこにこと人のいい笑みには彼の本性とはかけ離れていて)
いや、好きでやってることなんで。
(事実そのとおりだ。嫌な顔ひとつしない)

立ち入り禁止区域……。

(人の良さそうな笑み。初めての場所で知らずに無礼を侵さぬよう、気にしているのだろうか。ロープが張ってある、二階へと続く階段を指さして)
あー、あそこは『関係者以外立ち入り禁止』ですね。
何か必要なものがあれば……司書室にだいたいメモとかあるんです……持ってきますね。

(『教えて良かったのカ、大地?』
『教えなきゃわからないだろ』
『……ふぅン、お人好しの司書様だ事ダ』

……一瞬、赤の瞳が不信を宿したのに、彼は気づくだろうか)

それじゃ、ごゆっくり……。
ふふ、好きを仕事にしてるんだ。いい事だね。
ん、分かったよ。立ち入らないよう注意しておくね、教えてくれてありがとう。(ふぅん、関係者以外立ち入り禁止。外に出たりしたタイミングでお邪魔しようかなあ)

色々とありがとう。…そう言えば今は大人しいんだね。やっぱり図書館では静かに、を守ってるのかな。(大地がその場を離れようとしたなら手を振りそう言葉を投げかけるだろう)
はい。それじゃ……掃除の続きしてますんで……何かあれば呼んでください。
どうせ今は他の人もいないし……。

(言いながら、再びホコリ取りを掴んだ)

……っと……。
(はテ、これはこの『赤羽』に気づいているのか否カ。……こういう奴はわかりにくイ。だガ、今は『泳がせて』やるヨ)

(とりあえず先に落としたホコリをチリトリで集めて捨てる。その後は大海には用が無いであろう、端っこの方へと向かった)
(暫く本を読んでいたが本を閉じ棚へと戻す。案内された場所から周りを伺いつつ司書室を目指し司書室付近も入念に調べる。何も無ければそのまま司書室へ入り(鍵がかかっていればピッキング)盗聴器とカメラを仕掛けるだろう)
(丁度司書室から背を向ける形で、掃除を続けている。大きな物音でもしない限り、【大地は】彼の動きに気づくことはないだろう)

あっ……ちょっと本棚に傷ついてる……ウルタールめ、悪戯したな……?

(図書館入ってすぐの入口に貸出カウンター。司書室は更にその奥だ。先程、やたらスムーズに大地が飲み物を取ってきた通り……そこに鍵は掛かっていない)
(冷蔵庫があったので冷蔵庫の中身をスマホで撮影する。ストーカーの嗜み「無音カメラ」で、だ。その他大地君の生活が感じられるものは撮影し、バレなさそうな物なら拝借する。ゴミ箱ももちろん漁る。そうして堪能した後、問題ないようなら2階へお邪魔するだろう。)
(冷蔵庫の中身は、先程大海に渡したボトルと同じ飲料が2、3本。水分補給のためだろう。
司書室には、隙間なく本がぎっしりと詰まっている。書斎たる机には、同じようなペンが数本ペン立てにある。机の引き出しには、流石に鍵がかかっているが)

(その頃大地は、次の本棚へと歩みを進め、本棚に被ったホコリを落としていた)

(【少なくとも大地は】、二階への警戒心が薄い。立ち入り禁止のロープもその気になれば跨げてしまうレベルだろう)
(引き出しの鍵は写真を撮っておく。後程合鍵を作るためだ。さすがにそこをピッキングしたら色々とバレてしまうので。収集品をジップロックに入れ鞄へ仕舞えば、いざゆかん、未開の地。2階への階段をゆっくりと登る。念には念を、気配を消しながら。)
あっ。
(思わず声を上げる。大変なことに気づいてしまった)

……この本……表紙がちょっと傷ついてるな……。

(修繕しなければ。でも後にしよう。手にした本をそっと掃除用具のカートに乗せる。
どうせこれから他の本棚も巡るのだ、他に傷のある本がないか、掃除がてら確認するとしよう。修繕作業は、今日の掃除が終わってからまとめて取り掛かればいい)

(そんな訳で、普段なら司書室に直行するところだが、大地には不幸なことに……大海にとっては好運なことに、大地が司書室に向かう気配はまるでない)

(二階の階段を上がった先には、いくつかの扉とドアプレートが見えるだろう。
例えば、階段登ってすぐのドアには【赤羽/大地】の名が下げられている)
だっ……(出かけた声を口に手を当てることで抑え込む。)
(大地君の私室じゃん!ここがエデンか。神よ感謝します。ん、でもこのネームプレート変だな。なんでスラッシュで分けてあるんだ?赤羽大地ではなく赤羽と大地だったんだろうか。とすると、荒々しいのは二重人格とかそういう系なんだろうか。今日は大地君に反応していたし、荒々しい方が赤羽君かな?まあどちらにせよ大地君なら俺が愛する理由になる。何も問題は無い。さて探索を始めるか……)(先ずは2階全体の間取りを撮影する。部屋を見て回れば大地以外の人物の名前。)
(ん、貸部屋もやってるのか。聖女かな???神様かもしれない。俺も映像越しではなくおはようからおやすみまで生対面出来るよう頑張ろうか。)(スキルを駆使して楽園へと入っていくことだろう。)
(2階にはそれぞれ、『赤羽/大地』、『ダイヤ』、『アイリス』と記された部屋があった)

(大地の部屋にはやはり、司書室と同様に本棚にぎっしり詰まった本。ただしこちらは娯楽よりの内容……というか、ミステリー小説が多い)
(クローゼットを開ければ、上着やら何やら。ベッドのそばには、衣装ケースが並ぶ)
(少し広いスペースには、冷蔵庫とキッチン、そして大地一人が使うには広い食卓も一つ。周りには3つの椅子が並ぶ)
(まさか自身の部屋が楽園とみなされていることなど知る由もなく。)

……へくしゅっ(その頃大地は、くしゃみ一つ。だってしょうがないじゃないか埃が舞ってるんだから。窓は開けているけれど)

『おうおウ、司書さん夏風邪かァ???』
すぅーーーーーーーーーーーーはぁ(深呼吸。吸う分は大量に吐き出すのは少しに留めて。部屋の間取りを撮影。隠せそうな場所や壁の中等に盗聴器、隠しカメラを仕込ませて。)あ゛、もしやここに住むと大地君の手料理が食えるのか?羨ま……後で部屋の住人達のことも調べておくかあ。(冷蔵庫を開けて撮影、クローゼット、本棚。至る所も撮影。ついでに食卓以外の場所の私物と思われるものもちょっと拝借。ベッドに向かって手を合わせれば、ベッドへ潜り込む。)至福だ……ここから出たくない…。(ゴロゴロとマーキングするようにベッド上を転がってから元通りにベッドメイキング。パンツも拝借する)本、後で買って読んでみるか。共通の話題があればもっと仲良くなれるよね、大地君♡
……さっきからなんだよ赤羽、今お客さんもいるだろ……話しかけてくるなよ……。
『掃除で大変な司書さんを和ませてるんだゼ、こっちハ。感謝してほしいくらいだなァ』

(片割れの軽口、その意図に器は気づかない。小声で彼を諌めた後)

……っ!?
(瞬間、感じる寒気。其の理由に『彼』は気づかず)

『……ふン、デ、掃除はあとどれくらいで終わるんダ?』

……あー、もう少し。1番の本棚から順番にやる気だったけど、2番は後回しにしたし……。

(『彼』は2階にいる人物を刺激せぬよう、努めていつもの茶々入れに勤しむ)
いっそ帰ったフリしてクローゼットに住み着くのは…?いやでも調べたい事出来たしなあ。もっと仲良くなればお誘い…いや従業員になれば泊まり込みできたり?(収集を完了してから、部屋を出る。鍵は開いてもかけ忘れたくらいに思うはず。おそらく。きっと。鍵穴もバッチリ撮影してから気配遮断で元いた場所へと戻るだろう。)
(後回しにしていた書架の掃除も終えると、大海の足音に気づいた。先程まで二階を漁っていた事など、大地は気づきもしないだろう)

ああ……読み終わりました?
うちの本、参考になったならいいけど……。
(首を傾げ、悪意なく問いかける)
ふふ、とっても。色々な事が良く知れたよ。また来たいくらいだ。(にっこり微笑む。ストーカー?ちょっと何言ってるか分からないですね。位の変貌ぶりである。)
そうですか……。じゃあ良かった……。
(各国の地理、歴史の本はそれなりに厚みがあったが、利用客の中にはそれらをあっという間に読んでしまう人もいる。彼もきっとペースの早い類なのだろう)

あっはい、またいつでもどうぞ。
臨時休館になってたら……申し訳ないですけど……。

……あ、何か本、借りていきます?
臨時休館なんてあるの?
あーそれじゃあ司書さんのおすすめの本教えてくださいな。(次はもっと会話ができるだろうという算段である。)
んっと、入口近くにあるホラー特集が最近結構借りてく人が多いですね。

(こっちです、と案内した先には、ホラー小説が数点並んでいる)
ふむふむ、それじゃあそれを何冊か借りていこうかなあ(するりとさり気なく(?)ボディタッチをしつつ借りる本を物色。)
(パーソナルスペース近い人だな……と思いつつも。)

えっと、この『夏と花火と浴衣と死体』はサスペンス要素もしっかりあって面白いし……『彼岸花』は怖いけど、描写がとても美しくって……。

(司書の仕事は忘れない。大海が手にした本、それらの特徴について少しずつ単純明快に説明していく)
(はあはあ、大地君ボディタッチ平気な人?!いけません!ハレンチですよ!!!クソ静まれ俺のテトラポット!!!!)
じゃ、じゃあこの2冊を借りて、それからインク買っていこうかな(顔を赤くしつつ説明を右から左へスルーされた本を手に取って)
ああ、はい。
(そういえばこの図書館では、文房具も少々取り扱っているのだ。言われたインクの小瓶を手にとって)

これは……一つ250ゴールドになります。

(貸出台帳を開いて、自らも本のタイトルなどを記入したあと)

えっと、じゃあ、ここにお兄さんの名前、サインしてください

(ペンとともに、すっとそれを差し出す。これがこの図書館での貸出手続きだ)
(台帳を受け取り記入していく)ん、これでいい…かな?(見た目に反して綺麗に書かれたサイン。本のタイトルの横、記入欄に「空木 大海」と書かれている)
あ、それとこれ。お代ね(450Gを取り出して)
はい、ありがとうございます
(キレイなサインが書かれた台帳、そして代金を受け取る。そして台帳に書かれた名を一瞥)

(『空木 大海』……? 彼のビジュアルに反して妙に豊穣、もしくは再現性東京みのある名前だが。その違和感を指摘するには至らず)

あ、持ち帰り用の紙袋、使います?
(他の利用客にいつもそうしているように、別け隔てなく。そう聞いてみる)
ああ、ならせっかくだし包んでもらおうかな……ね、俺の名前、変?(少しの間とはいえ名前をじっと見ていた気がしたのでそう声をかける。もちろん下心で)
あっすいません……ジロジロ見ちゃって……。
(嫌な思いをしなかっただろうか?慌てて取り繕った)

変じゃないっすよ……海洋の人で、大海って……すごく似合ってると思います……。
(そう言いながら、本と小瓶を、手提げの小さな紙袋に入れて)

はい、どうぞ。
(柔和な表情で紙袋を差し出した、かと思えば)

ご利用ありがとうございました。……えっと。『借リたものは、きちんと返してクださいネ』
(先程までと変わらぬ、柔らかな大地の声音。しかし僅かに棘が含まれる物言い。
『赤羽』の意志が僅かばかり、言の葉に乗っている)
ふふ、ほんと?よかった。陸に来る際に自分で考えたんだ。大地君にそう言ってもらえて嬉しいよ(頬を染めて淡く微笑む)

(紙袋を受け取った後にパチクリと瞬きをして)ふは、うん。「借りたもの」はちゃんと返しに来るね。またね、大地君…赤羽君も♡(最後にとろりと瞳を溶けさせて手を振って図書館を後にした)
(手を軽く上げてその背中を見送るが、先程まで自分を『大地』と呼んでいたのに。最後の最後で『赤羽』の名が呼ばれた。その事に一瞬びくっと反応する)

なんだ……『知ってる人』だったんだ……。
『だったラ、黙って猫被っててやる義理も無かったナ?』

(やっといつもの二人っきりになった。彼らは遠慮なく、それぞれの思いを吐露するだろう)

……ってかあの人、さらっと『自分で考えた』って言った?
『言ったナ。余程出自を隠してぇのカ、本名が嫌いなのカ、はたまた別の理由があるのカ……マ、この混沌中で偽名を使ってるやつなんザ、数えるのがアホらしくなるぐれぇ居るだろうけどナ』

……まあ、あの人の本名が何かはさておいて。あの見た目と名前はなかなかに忘れがたい。少なくとも、本を返しにきたときにあの人と他の人を見間違えることはないだろう。
……それにしても、変わった人だったなあ……。
『……あァ、全くその通りダ』

(ふう、と大きくため息をついて。)

次に会った時は……

またゆっくりと話せると良いな/またゆっくりと話せると良いナ
(赤羽/大地の言葉。その微妙な差異。それに気付くものは果たして居るのか否か。)

(カウンター下に仕込まれた盗聴器。その僅かな作動音は、蝉の音にかき消されて聞こえない)

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