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雪鳥の落し物
「君を一番に選んだ」と言ってくれたけど。
実は告白し合ったこともなければ、付き合ってもいないんだよね。
クリスさんの勘違いなのか、それともポーから何かを聞いているのかな?
確かに、一緒に出かけている頻度は、最近では一番かもしれないけれど……。
「過去を知る時……あの子は、深く悲しむから」か。
まさか、僕より黒い道を歩んできた……というわけではないだろうね。
僕はそれでも、構わないけど。
そうじゃなくて……故郷も家族も、全てを失っている可能性がある……?
(物思いに耽りながら、クリスさんのスケッチを完成させました)
実は告白し合ったこともなければ、付き合ってもいないんだよね。
クリスさんの勘違いなのか、それともポーから何かを聞いているのかな?
確かに、一緒に出かけている頻度は、最近では一番かもしれないけれど……。
「過去を知る時……あの子は、深く悲しむから」か。
まさか、僕より黒い道を歩んできた……というわけではないだろうね。
僕はそれでも、構わないけど。
そうじゃなくて……故郷も家族も、全てを失っている可能性がある……?
(物思いに耽りながら、クリスさんのスケッチを完成させました)
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彼女に案内され辿りついたのは、八畳程の小さな部屋。
扉を開けると、部屋の真ん中には木製のテーブルと二脚の椅子。
壁紙や床板は白で統一されており、窓も照明もないのに不思議と明るい。
他には何も見当たらない、ただ座って話すだけの部屋のようだ。
「ちょっと座って待っててね!騎士様、呼んでくるよ。」
また後でね!と小さく手を振りながら、ノースポールが部屋を出る。
頑丈そうな扉が閉まると、辺りは静寂に包まれた。
* * *
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騎士様(ノースポール)とルチアーノ・グレコさんとの1:1スレ。
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気まぐれゆるゆる運行。