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雪鳥の落し物

【限定1:1】騎士様の小部屋

幻想のどこかに在る、「騎士様」が所属するギルドの本拠地。
彼女に案内され辿りついたのは、八畳程の小さな部屋。

扉を開けると、部屋の真ん中には木製のテーブルと二脚の椅子。
壁紙や床板は白で統一されており、窓も照明もないのに不思議と明るい。
他には何も見当たらない、ただ座って話すだけの部屋のようだ。

「ちょっと座って待っててね!騎士様、呼んでくるよ。」

また後でね!と小さく手を振りながら、ノースポールが部屋を出る。
頑丈そうな扉が閉まると、辺りは静寂に包まれた。

* * *

【!】利用者限定RPスレッド【!】

騎士様(ノースポール)とルチアーノ・グレコさんとの1:1スレ。
他の方の書き込みはご遠慮ください。
気まぐれゆるゆる運行。

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あの子はいつも元気いっぱいで、何事にも全力だからね。
私と一緒にいた頃は、常にやらかしていたけれど……丁寧か。
ふふ、どうやら少しは成長しているようだね。君の影響かな?
(彼女の過去の様々な失敗を思い出し、くすりと笑いつつ)

ああ、構わないよ。改めてよろしくね、ルチアーノ君。
(あなたの笑顔に、嬉しそうに目を細め)
私はどちらも隠す気はないんだけど、ギルド側がそうして欲しいみたいでね。
「その方がミステリアスでイイ!人気が出る!」……ってさ。
それで皆が喜んでくれるのなら、私は騎士様でも何でも構わないけどね。
でも、偶には。お休みしたい時も、あるのさ。
(優しく微笑み、コーヒーを一口飲む)

それに……そうだね。確かに、私は君のことを信頼している。
だって、ポーの親友だからね。しかも、初めての。
大事なあの子の親友なのだから、私も多少は緊張するよ。
……けれど、本当にいい子そうで安心したよ。君になら……。
(ぽつりと呟き)

ははっ、ありがとう。でもそんな大層なものじゃないよ。
昔は一人で旅をしててね。自分が食べられればいいって程度の腕前さ。
最近は忙しいから、ギルドの人に作ってもらうことが多いね。
……ああ、あの子はね。私が教えたのもあるけど……

(ふむ、と目を閉じて少し思案した後、真っ直ぐにあなたを見つめ)
……ポーのことが知りたいのなら、ストレートに聞いてくれていいんだよ?
私はそのつもりで、君を招いたのだから。
でもその前に……私も君に聞きたいことがあるんだけど、いいかな?
(手に持ったグラスを楽しげにくるくると回すと、氷がカラリと音を立てる)

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