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セフィロトツリー

大樹の根本

日当りは良好。
そよぐ風は爽々としている。

其の大樹の根本に良く来る少女は今日も、其処でゆったりとした時間を過ごす。

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*
1:1RP推奨
ただ通り過ぎただけでも、お喋りしにくるだけでも、ご自由にどうぞ

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……。(大樹の根本に座って寄りかかり日向ぼっこをしている)
(周囲を見回しながら、大樹に近付き)
……あら?こんなところに人が……。
こんにちは!何をされてるんですか?
(ぱちり、と元気な声に閉じていた瞼を開く
 人が来るとは思っていなかったのか声を掛けられた事に少し驚きながら)

こんにちは……です。
何を。……そう、ですね……強いて言えば、日向ぼっこを……。
……あなたは、迷われましたか……です?

(小声だが、透き通る声で辿々しくも言葉を紡ぐ。
 少し、その言葉の形は妙なものだったけれど。)
(少女の反応があったことに、ぱあぁ、と嬉しそうに微笑み)
日向ぼっこ、素敵ですね!
わたしは、ゆっくりできる場所はないかな〜と歩いていたら、ここに辿りつきまして……。
なので、そうですね。さっきまでは、迷ってたのかもしれませんね!

お邪魔じゃなければ、わたしもご一緒に日向ぼっこしても良いでしょうか?
(相手の微笑みを見て、眩しそうに目を細める)

そう、ですか……きっと、あなたが強く想ったから、此処にたどり着いた、のでしょうね……。
はい、此処はわたしだけの場所、という事ではないので……満足ゆくまで、おくつろぎ下さい……です。

(そう言って、再び瞼を閉じよう、とした所ではたと気がつく)

そう言えば、名乗っていませんでした……です。
わたしは、レウルィア……、レウルィア・メディクスと、言います……。
(隣に腰掛けようとしたが、少女の言葉にハッと動きを止め)
あっ!そういえばわたしも、自己紹介がまだでしたね。
すみません、わたしから名乗るべきですのに……!
(動揺を落ち着かせるべく、一呼吸置いて)

わたしは、ノースポールと言います!
よく「ポー」と呼ばれておりますが、お好きにお呼びくださいね。
レウルィアさん、ですね?よろしくお願いします!
(ぱぁっ、と嬉しそうに微笑み、お邪魔しますと隣に腰を下ろす)
(隣に来る事に気が付き、座り安い場所を譲るように少し横にずれる)

ノースポールさん……ですね。覚えました……です。
素敵な、愛称……ですね。
わたしのことも、お好きに、お呼び下さい……です。

(そう言って、微笑んだ)

(辺りは小鳥の囀りが聞こえてきたり、時たまに大人しい動物が近くまで寄ってきたりする、平和な場所である。気の済むまでゆっくりできそうだ。
 また、帰りたくなった場合は、帰りたい場所を願いながら森を歩けば出られるだろう)
(移動させて申し訳なく思いつつ、お礼に軽く頭を下げ)
えへへ、ありがとうございます!
大好きな花の名前から拝借したんです。
レウルィアさんのお名前も、綺麗な響きで素敵です!
(彼女の微笑みに陽だまりのような温もりを感じ、にこりと微笑み返す)

(そっと目を閉じ、近くに寄ってくる動物達や木々の音に耳をすませる。
心地よい音とあたたかな日差しに、ウトウトし始め……
穏やかな寝息を立て始めた。)
そういえば、そう言った名前のお花、ありましたね……。
お花から頂くのも、素敵だと、思います……です。

(其処で、自分の名を褒められるとは想っていなかったのか、少し驚きの表情を見せる)

えと、ありがとう、ございます……です。
褒めて頂けるとは、想っていなかったので……少し、驚きました……です。

……。

(目を閉じて寝始めた相手を見て、此方も同じように瞼を閉じる。
 柔らかな日差しに照らされて、僅かながら心地よさそうにしている。
 寝ている訳ではなく、声をかければ直ぐに返事は返ってきそうだ)
(……すやすや、すうすう。どれほどの時間、そうしていたのか。
どこからともなく落ちてきた葉っぱが、彼女の頬をさらりと滑る。
暫くして、クチナシ色の眼がゆっくりと開かれ……)

ふ、ぁああ……。はぁ、すっごく休めました……。
ここは本当に、居心地のいいところですね。
レウルィアさんは、いつもこちらに……?

(んん、と背を伸ばしつつ、彼女の安らぎを邪魔しないように、と幾分か控えめの音量で声をかけ)
(目覚めた様子に気が付いて、薄く瞼を開ける)

はい……、わたしも、お気に入りの場所、なのです……。
此処に入れば、疲れる事も……無い、ので……です。
そうですね……、大抵は、此処にいます……です。
(まだ少し眠たげながらも、会話をしようと彼女の方に顔を向け)
そうですよね、こんなに素敵な場所ですもんねっ。
気に入らない人の方が、きっと少ないです。
ふかふかのお布団、みたいに……ずっと、安らげ……ます……んんっ!
(再びやってきた睡魔を、頬をつねって撃墜しつつ)

わかりました!
じゃあ今度からは、レウルィアさんを思い浮かべながら、この大樹を探しますね。
(顔を向けられ、こちらも向きながら)

ふかふかのお布団……。
確かに、そんな感じします……です。

(ふふ、と小さく笑う。そして、自身を思い浮かべながらと言われて驚く)

わたしを……です?
(驚く様子に、きょとりと首を傾げ、少しして力強く頷く)
はいっ!
だって、きっと1人で日向ぼっこするより
レウルィアさんとご一緒の方が、ずっとゆっくり休める気がしますから。

(にこにこ楽しそうに微笑みながら、ゆっくりと立ち上がり)
さて……わたしはそろそろ、お手伝いに戻らなければ。
レウルィアさんは、甘い食べ物はお好きですか?
今度は美味しいお菓子を持って来ますから、よかったら一緒に食べましょ!
あ……、そう、です、か……。
わたしが居て、邪魔でなければ、良かった……です。

(少し照れたような様子でそう呟く。
 そして、立ち上がった相手を見上げながら)

はい、お手伝い、頑張ってください……です。
甘い食べ物、ですか。はい、好き……です。
ありがとう、ございます……です。
一緒に……はい。一緒に。
では、また……です。

(嬉しそうに、微笑みながら、手を小さく振る)
(彼女の返答に、やったぁ!と少し離れた場所でぴょんぴょん飛び跳ね)
ありがとうございます、頑張ってきます!
はいっ、また一緒に日向ぼっこしましょう。
お菓子、楽しみにしててくださいね?

それでは、また!

(足取り軽く、嬉しそうに駆けてゆく。
途中で何度か振り返っては手を振っていたが、遂には見えなくなった)
(姿が見えなくなる迄手を振り、見送る。
 その後はまた、1人だった時と同じように瞼を閉じて木に身を預ける)
……。

(すぅすぅと寝息を立てて寝入ってしまう)
ん……。

(ぱちり、と瞼を開けて目覚める。
周囲を見渡せば、いつの間にか鹿や狼、子リスや小鳥などの色々な動物が自分に寄り添って眠っていた。膝を枕にしている狼の頭を撫でる)
やあ、レウルィア。起こしてしまっただろうか?(近くて遠い位置から)
(声を掛けられ、狼の頭を撫でていた手を止めて相手を見る)

ルシフェルさん、こんにちは……です。
いえ、大丈夫……です。

(近くて遠い位置の相手に首を傾げつつも、挨拶と問いに対する回答をする)
そうか、それはよかった。
…。
……。
(物音をたてると動物が起きてしまうだろうか、というのを身振り手振りで伝えている)
(身振り手振りを何となくで察して、動物達を見る。起きても逃げ出す事は無さそうだ)

大丈夫……です。

(相手を安心させるように頷いて)
そっか!よかった、俺動物さんにもすっごい興味があって!
地獄にも愛玩動物などなどはいたのだが、どうにも愛玩できぬ複雑怪奇な見た目ばかりで!
でも近づいたら、俺、怖がられたりするだろうか。だからこの、微妙な距離を保っているのだが…!
愛玩、なのに愛玩できない見た目……なのですね……。
近づいても大丈夫……です。人懐こい、子達なので……。

(流石に起きたのか、鹿や狼。子リスや小鳥が目を開いて様子を見ている)
なかなかに俺の好みにはフィットしない形だったのさ。あれもあれで、懐くのは愛いが…
そっか、ではそっちに行こうかな。
(怖がらせないように、爪を後ろに隠しながら近づき)
なるほど……です。

(近付いてくる相手を見つめる。周りの動物達も逃げ出す事は無く、狼に至っては自ら近寄り鼻をスンスンと動かしている)
お、俺の匂い嗅いでも何もないぞ雄々しきものよ。
わ、わ、よしよしあまり鼻を擦りつけるな、く、くすぐったい……!! お、おれはレウルィアの隣に行きたいぞ…!!(周囲の動物にわたわたしながら、ぎこちなく歩いてくる)
……。

(狼に絡まれて慌てている姿を見て微笑ましそうに小さく静かに笑う。
一方狼は満足したのか、ひとしきり鼻を鳴らして離れる。
他の動物達も座る場所を譲るようにスペースを空け始める)
(となりに座り)
……ふう、座れた。お前たち、場所をあけてくれて感謝するぞ!
さて本題だ、レウルィア!
キミに興味があって、キミに会いに来た!しがない話でもしよう、時間が許す限り!
早速だがこの場所は、お気に入りの場所なのか?!

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