ギルドスレッド
水面にて。
【海御前】
うみごぜん、あまごぜ。艶蕗の設定の下敷きになっている福岡県の伝承。
詳細はウィキれ。
で、終わるのは流石にあんまりなのでザックリ話の骨子だけまとめると。
『壇ノ浦の戦いで死んだ(平家物語の記述を信じる限り虜囚になるのを拒んでの入水)女官達が河童になって化けて出て、源氏の末裔だけを狙って色々悪さをしております。その頭目の名前が海御前、平教経の奥さん(もしくはかーちゃん)です。以上』
尚、武将達は平家蟹になったそうです。
なんで海なのに河童なのかしらとか、男女の末路の差すげえなとか、蟹鍋食いたいとか。言いたい事は尽きないが、そういう伝承なんだからしょうがない。福岡県には「海御前の碑」とかあるそうですよ。見に行きたいけど流石に遠い。
うみごぜん、あまごぜ。艶蕗の設定の下敷きになっている福岡県の伝承。
詳細はウィキれ。
で、終わるのは流石にあんまりなのでザックリ話の骨子だけまとめると。
『壇ノ浦の戦いで死んだ(平家物語の記述を信じる限り虜囚になるのを拒んでの入水)女官達が河童になって化けて出て、源氏の末裔だけを狙って色々悪さをしております。その頭目の名前が海御前、平教経の奥さん(もしくはかーちゃん)です。以上』
尚、武将達は平家蟹になったそうです。
なんで海なのに河童なのかしらとか、男女の末路の差すげえなとか、蟹鍋食いたいとか。言いたい事は尽きないが、そういう伝承なんだからしょうがない。福岡県には「海御前の碑」とかあるそうですよ。見に行きたいけど流石に遠い。
【ツワブキ】
海辺に多く生えているキク科ツワブキ属の常緑多年草。
艶蕗より石蕗と書く事の方が多いと思う。
濃い緑の葉に黄色い花。設定上、生前のままの名を名乗る事を疎んだ艶蕗が、己の肌と目(正確には白目部分)の色を由来に名乗るようになったもの。絵の発注文でちゃんとイメージカラーとして指定しました。
尚、分布地域が外れていない事は抜かりなく確認済み。
漢字変換で出て来ないのはごめんなさい。『つや』と『ふき』に分けて変換すれば……
てかぶっちゃけ面倒ならカタカナで呼んで下さい。
海辺に多く生えているキク科ツワブキ属の常緑多年草。
艶蕗より石蕗と書く事の方が多いと思う。
濃い緑の葉に黄色い花。設定上、生前のままの名を名乗る事を疎んだ艶蕗が、己の肌と目(正確には白目部分)の色を由来に名乗るようになったもの。絵の発注文でちゃんとイメージカラーとして指定しました。
尚、分布地域が外れていない事は抜かりなく確認済み。
漢字変換で出て来ないのはごめんなさい。『つや』と『ふき』に分けて変換すれば……
てかぶっちゃけ面倒ならカタカナで呼んで下さい。
【薬】
平安時代だと梅干は薬だったそうで。『医心方』と言う当時の医学書(何気に日本現存最古だとかなんとか)に『気を下し、熱と煩懣を除き、心臓を鎮め、四肢身体の痛みや手足の麻痺なども治し、皮膚のあれ、萎縮を治すのに用いられる。下痢を止め、口の渇きを止める』とか書いてるそうで。なんだこれ万能薬か?……正露丸?
実際、時の村上天皇が梅干しと昆布茶で病を治したなんて話もあったり。
更に牛乳も滋養強壮の薬だったんですって。チーズもどきみたいな感じの蘇とか。
後病気になった時は火にかけた牛乳とか飲んだそうで。
今からするとなんだそりゃ感溢れるが、加持祈祷が未だ未だ現役だった当時にすりゃ、相当信頼のおける薬で。かつ、現代人からすりゃ薬自体に対する慣れが世代レベルで段違いだったろう事を考えると。まあ実際可也効いたんじゃないかなあと思う。
私だって今バッファリンとか全然効かないけど、慣れの無い子供の頃は凄い効いたし。
平安時代だと梅干は薬だったそうで。『医心方』と言う当時の医学書(何気に日本現存最古だとかなんとか)に『気を下し、熱と煩懣を除き、心臓を鎮め、四肢身体の痛みや手足の麻痺なども治し、皮膚のあれ、萎縮を治すのに用いられる。下痢を止め、口の渇きを止める』とか書いてるそうで。なんだこれ万能薬か?……正露丸?
実際、時の村上天皇が梅干しと昆布茶で病を治したなんて話もあったり。
更に牛乳も滋養強壮の薬だったんですって。チーズもどきみたいな感じの蘇とか。
後病気になった時は火にかけた牛乳とか飲んだそうで。
今からするとなんだそりゃ感溢れるが、加持祈祷が未だ未だ現役だった当時にすりゃ、相当信頼のおける薬で。かつ、現代人からすりゃ薬自体に対する慣れが世代レベルで段違いだったろう事を考えると。まあ実際可也効いたんじゃないかなあと思う。
私だって今バッファリンとか全然効かないけど、慣れの無い子供の頃は凄い効いたし。
【河童】
様々な伝承が多岐に渡る妖怪。と言うか多分、普通に考えて色んな伝承が混ざり合ってるのだろう。河童と言う名称が先にあって、そこに様々な怪現象等が当て嵌められたのか、あるいは後から河童と言う通りの良い名称に統合されていったのか、その両方か。
ともあれ色々居過ぎて混乱の元なので、艶蕗はザックリ大枠三種に分けて把握している。としている。長くなるので詳細は別項とするとして、お題目は以下の通り。
水辺の妖物
河の神の裔
怨霊化外
もちろん、現実にはこんな分類付けはない(少なくとも私は知らない)。艶蕗の故郷の世界にはあったと言う訳ですらない。ただ単に艶蕗個人が自分が把握しやすい様に強引に区分けしていると言うだけの話である。
様々な伝承が多岐に渡る妖怪。と言うか多分、普通に考えて色んな伝承が混ざり合ってるのだろう。河童と言う名称が先にあって、そこに様々な怪現象等が当て嵌められたのか、あるいは後から河童と言う通りの良い名称に統合されていったのか、その両方か。
ともあれ色々居過ぎて混乱の元なので、艶蕗はザックリ大枠三種に分けて把握している。としている。長くなるので詳細は別項とするとして、お題目は以下の通り。
水辺の妖物
河の神の裔
怨霊化外
もちろん、現実にはこんな分類付けはない(少なくとも私は知らない)。艶蕗の故郷の世界にはあったと言う訳ですらない。ただ単に艶蕗個人が自分が把握しやすい様に強引に区分けしていると言うだけの話である。
【河童:水辺の妖物】
一番多いというか、基本的には河童ってこれだよな的な。
水難事故や水辺での家畜の暴走等々の原因の求め先として。加えて自然の化身(悪戯や悪行が多い反面、懲らしめるとお詫びに池を作ってくれたり不思議な物をくれたりする妖精譚ムーブをする話も多い)としての側面があると思う。別分類にしても良い気がしてたのだが煩雑になるので無理やり統合。良いんだよ大雑把な区切りなんだから。
時々見かける『金物を嫌う』という性質は正にそれ由来だろう。冶金は水を汚すので。
秋になると山に上がって山童になるとか、体の中で左右の腕が繋がってて右腕を伸ばすと左腕が縮むとか、尻子玉を抜くとか、寧ろ生き胆を抜くとか(厳密には同一視されることの多い猿猴の所業)、親指が無いとか、多種多様な性質を持つ。
尚、元人間である艶蕗はこの分類には当てはまらないとする。
(よって艶蕗にはこれらの性質はない)
一番多いというか、基本的には河童ってこれだよな的な。
水難事故や水辺での家畜の暴走等々の原因の求め先として。加えて自然の化身(悪戯や悪行が多い反面、懲らしめるとお詫びに池を作ってくれたり不思議な物をくれたりする妖精譚ムーブをする話も多い)としての側面があると思う。別分類にしても良い気がしてたのだが煩雑になるので無理やり統合。良いんだよ大雑把な区切りなんだから。
時々見かける『金物を嫌う』という性質は正にそれ由来だろう。冶金は水を汚すので。
秋になると山に上がって山童になるとか、体の中で左右の腕が繋がってて右腕を伸ばすと左腕が縮むとか、尻子玉を抜くとか、寧ろ生き胆を抜くとか(厳密には同一視されることの多い猿猴の所業)、親指が無いとか、多種多様な性質を持つ。
尚、元人間である艶蕗はこの分類には当てはまらないとする。
(よって艶蕗にはこれらの性質はない)
【豆まき】
中国の明王朝で行われていた儀式が室町時代に日本に伝わり、元々あった追儺(鬼やらい)と言う儀式と混ざったと言うか。こう、一括になった? 的な?
当然、平安時代準拠の知識しか持たない艶蕗さんはサッパリ知らない。「豆撒くん? え、勿体なくない?」位の素っ頓狂な反応を返しかねないレベルで知らない。
元となる追儺は知ってる。
平安時代にはもう鬼を追っかけ回すと言う内容になってた(元々は寧ろ鬼(方相氏)が厄を追い払ってくれる善神役の儀式)らしいので、似た儀式だと言う事も認識できる。但し大晦日の儀式なので、旧暦補正考えても時期はズレる。仕方ないね。
中国の明王朝で行われていた儀式が室町時代に日本に伝わり、元々あった追儺(鬼やらい)と言う儀式と混ざったと言うか。こう、一括になった? 的な?
当然、平安時代準拠の知識しか持たない艶蕗さんはサッパリ知らない。「豆撒くん? え、勿体なくない?」位の素っ頓狂な反応を返しかねないレベルで知らない。
元となる追儺は知ってる。
平安時代にはもう鬼を追っかけ回すと言う内容になってた(元々は寧ろ鬼(方相氏)が厄を追い払ってくれる善神役の儀式)らしいので、似た儀式だと言う事も認識できる。但し大晦日の儀式なので、旧暦補正考えても時期はズレる。仕方ないね。
【天下三不如意】
白河天皇(後の上皇)が語ったとされる『自分でも思い通りにならない3つの事』。内訳は『加茂河の水』『双六の賽』『山法師』。要するに洪水と博打のサイコロと僧兵。
逆に言うとそれ以外は全部思い通りじゃーって意味でもある。
艶蕗が女官だった時代の大体100年前の人なので言葉は普通に伝わり得ていると思われる。まあ、本当に白河天皇が言った言葉なのかは怪しい気もするが。
ただ、この言葉自体が『平家物語』に記述がある言葉なので、その経路で確実に艶蕗は知っている。芳一の琵琶を聞きに一時期阿弥陀寺に通っていた設定なので。
白河天皇(後の上皇)が語ったとされる『自分でも思い通りにならない3つの事』。内訳は『加茂河の水』『双六の賽』『山法師』。要するに洪水と博打のサイコロと僧兵。
逆に言うとそれ以外は全部思い通りじゃーって意味でもある。
艶蕗が女官だった時代の大体100年前の人なので言葉は普通に伝わり得ていると思われる。まあ、本当に白河天皇が言った言葉なのかは怪しい気もするが。
ただ、この言葉自体が『平家物語』に記述がある言葉なので、その経路で確実に艶蕗は知っている。芳一の琵琶を聞きに一時期阿弥陀寺に通っていた設定なので。
【内侍司】
ないしのつかさ。物凄いザックリ言うと宮中の秘書課。
艶蕗が人間だった頃の職場。の筈。設定の下敷きとなる海御前の伝承に明確に『女官』とあるので。
ただ一応、当時は宮中に居る貴人がそれぞれ私的な女房(※配偶者と言う意味ではない)を雇っていたらしく、例えば清少納言とか紫式部はどうもそれらしいのだが、その人たちが公的に女官としての地位を持っていたかについてはいまだ現在進行形で議論中との事。故にハッキリしないのは気持ち悪いのでスルー。
序列の一番下の女孺(にょじゅ、めのわらわ)だったと考えるのが妥当かなあと思うが…
ちょっと色々あって微妙。詳しくは別項にて。
ないしのつかさ。物凄いザックリ言うと宮中の秘書課。
艶蕗が人間だった頃の職場。の筈。設定の下敷きとなる海御前の伝承に明確に『女官』とあるので。
ただ一応、当時は宮中に居る貴人がそれぞれ私的な女房(※配偶者と言う意味ではない)を雇っていたらしく、例えば清少納言とか紫式部はどうもそれらしいのだが、その人たちが公的に女官としての地位を持っていたかについてはいまだ現在進行形で議論中との事。故にハッキリしないのは気持ち悪いのでスルー。
序列の一番下の女孺(にょじゅ、めのわらわ)だったと考えるのが妥当かなあと思うが…
ちょっと色々あって微妙。詳しくは別項にて。
【女孺】
にょじゅ・にょうじゅ。内侍司の下級女官。定員は100名ですって。多いな。
雑務を担当してたそうなのでこの人達に限っては秘書課より庶務課に近いのかも。
艶蕗の立場が此処だったと考えるのが妥当な気がする。のだが……なんか調べると身分の低い人が多かったとあるのでちょっと微妙。壇ノ浦の戦いにくっついてって入水して死ぬルートに入るには、普通に考えて平氏の一員。おおまけにまけてもとんずらこけない(或いはこいても詰む)程度には関わりの深い関係(の家柄)でないとおかしい。そんな立場なのに庶民と同じ扱いと言うのは微妙かもなあ当時の平氏は相当力強かったはずだし。
ただ女孺の上の位の掌侍がすでに定員4人。追加2人計6人と言うくっそ狭い門なので……こうなると逆に平氏とはいえ裳着したばっかの小娘がなあと……と言うわけでこの辺は現状曖昧に。艶蕗自身の記憶も薄れてる設定なので大丈夫(強弁)
にょじゅ・にょうじゅ。内侍司の下級女官。定員は100名ですって。多いな。
雑務を担当してたそうなのでこの人達に限っては秘書課より庶務課に近いのかも。
艶蕗の立場が此処だったと考えるのが妥当な気がする。のだが……なんか調べると身分の低い人が多かったとあるのでちょっと微妙。壇ノ浦の戦いにくっついてって入水して死ぬルートに入るには、普通に考えて平氏の一員。おおまけにまけてもとんずらこけない(或いはこいても詰む)程度には関わりの深い関係(の家柄)でないとおかしい。そんな立場なのに庶民と同じ扱いと言うのは微妙かもなあ当時の平氏は相当力強かったはずだし。
ただ女孺の上の位の掌侍がすでに定員4人。追加2人計6人と言うくっそ狭い門なので……こうなると逆に平氏とはいえ裳着したばっかの小娘がなあと……と言うわけでこの辺は現状曖昧に。艶蕗自身の記憶も薄れてる設定なので大丈夫(強弁)
【河童:河の神の裔】
中国の黄河の神様に河伯と言うのがいる。姿は割とハッキリしない。白い亀だったり白い竜だったり人の顔のついた魚だったり。
……あれっこれシーマンじゃね? 違う? あらそう。
まあそれは兎も角これが日本に伝わって河童になったと言う説がある。と言うか日本では河伯でカッパと読んだりするし、そもそも西遊記の沙悟浄は原書では河伯らしいので、まあ、日本では概ね同一視されてると考えて良いんでは。
ただし、河童は河伯と日本古来の川神信仰とが習合したとも言うので、河童の起源が中国と言うとそれはそれで語弊がある気がする。
何にせよ、この説を河童当人視点に落とし込むなら、流石に零落した河伯本人と言うのは暴論になるので『御先祖様』とするのがまあ妥当かつ有り勝ちな運用ではと思う。実際、零落前の神格を種族の祖として解釈してる作品はちょいちょい見かける。気がする。
で、艶蕗はどうかと言うとこのカテゴリには入らない。
だって平氏は皇別氏族なので。皇別ってのは要するに天皇の血族から別れて臣下になった一族って事で、つまり先祖は誰だって言うと神倭伊波礼毘古命、要は神武天皇ですね。
直系じゃないんだから途中で他の血が混ざるのは当然だとしても、それで国の神様ぶっちして中国の河の神様の方に先祖帰りするのはこう、流石にどうかと思う。なので無しで。
中国の黄河の神様に河伯と言うのがいる。姿は割とハッキリしない。白い亀だったり白い竜だったり人の顔のついた魚だったり。
……あれっこれシーマンじゃね? 違う? あらそう。
まあそれは兎も角これが日本に伝わって河童になったと言う説がある。と言うか日本では河伯でカッパと読んだりするし、そもそも西遊記の沙悟浄は原書では河伯らしいので、まあ、日本では概ね同一視されてると考えて良いんでは。
ただし、河童は河伯と日本古来の川神信仰とが習合したとも言うので、河童の起源が中国と言うとそれはそれで語弊がある気がする。
何にせよ、この説を河童当人視点に落とし込むなら、流石に零落した河伯本人と言うのは暴論になるので『御先祖様』とするのがまあ妥当かつ有り勝ちな運用ではと思う。実際、零落前の神格を種族の祖として解釈してる作品はちょいちょい見かける。気がする。
で、艶蕗はどうかと言うとこのカテゴリには入らない。
だって平氏は皇別氏族なので。皇別ってのは要するに天皇の血族から別れて臣下になった一族って事で、つまり先祖は誰だって言うと神倭伊波礼毘古命、要は神武天皇ですね。
直系じゃないんだから途中で他の血が混ざるのは当然だとしても、それで国の神様ぶっちして中国の河の神様の方に先祖帰りするのはこう、流石にどうかと思う。なので無しで。
【一人称・二人称】
艶蕗の素の一人称は『わ』で、二人称は『な』。ステータスに書いてあるアレは誤記では無くマジである。いやね、調べてて行くと本気でこれが順当なのですよ! 時期によって変遷はあって、寧ろもう少し前に戻ると『あ』が一般的だったっぽいし平安時代にも未だ使われてはいたっぽいし(尤も、下火ではあったっぽいので不採用としている)。
余談だが、某FGOの茨木童子の『我(われ)』と『汝(なれ)』もキチンと当時使われてた一人称・二人称にありました。わあ時代考証しっかりしてるー。と言うか、推測が混じるのだが。どーもひょっとすると、丁寧な言い方である『我(われ)』を気楽な言い方に砕いたのが『わ』で、同様に『汝(なれ)』を砕けた言い方にしたのが『な』なのでは? 確証が持てる程の資料は漁れてないが……どうも我と汝は固い物言いとか格式キッチリな場合や立場の人の口から出そうな印象があるので。まあ、結局の所全く根拠は無いのだが、取り敢えずシックリ来る気がするので艶蕗さんの生まれた世界ではそうだったって事にしてます。
艶蕗の素の一人称は『わ』で、二人称は『な』。ステータスに書いてあるアレは誤記では無くマジである。いやね、調べてて行くと本気でこれが順当なのですよ! 時期によって変遷はあって、寧ろもう少し前に戻ると『あ』が一般的だったっぽいし平安時代にも未だ使われてはいたっぽいし(尤も、下火ではあったっぽいので不採用としている)。
余談だが、某FGOの茨木童子の『我(われ)』と『汝(なれ)』もキチンと当時使われてた一人称・二人称にありました。わあ時代考証しっかりしてるー。と言うか、推測が混じるのだが。どーもひょっとすると、丁寧な言い方である『我(われ)』を気楽な言い方に砕いたのが『わ』で、同様に『汝(なれ)』を砕けた言い方にしたのが『な』なのでは? 確証が持てる程の資料は漁れてないが……どうも我と汝は固い物言いとか格式キッチリな場合や立場の人の口から出そうな印象があるので。まあ、結局の所全く根拠は無いのだが、取り敢えずシックリ来る気がするので艶蕗さんの生まれた世界ではそうだったって事にしてます。
【白い花】
SSのネタにしといてこれ明記するの忘れてたなあ。キャラクターの下敷きにしている『海御前』の伝承に置いて明示されている彼女ら元平家の女官河童達の『弱点』。より正確に言うなら『ソバの花』。
ただ、これはそもそも源氏の旗印が白い旗だったため、それを想起する色合いであるソバの花を恐れる。と言う理屈の為、普通に考えて白い花は全面的に苦手だろうし、何なら洗い立ての白いシャツを何十枚も干してる風景も駄目だろうし、PiNMeNの群と行き会っても悲鳴を上げるんじゃなかろうか。
首領である海御前ですらソバの花が咲いている時期は『住処にこもって一歩も外へ出ず、わなわなと震え上がりながら過ごす』程のトラウマっぷりらしいので、それはそれは相当なものなのだろうと解釈。
でもそれだとPCとして不便過ぎるので、召喚され人間性を取り戻した事で、只の河童であった頃よりは比較的マシになっている。位を落とし所としている。まあ、流れで悲鳴を上げて丸まるし、場合によっては真っ青な顔ながら耐えるし、美味しさ含めた都合に合わせて好き勝手演出しましょうねー的なファジーさで。はい。
SSのネタにしといてこれ明記するの忘れてたなあ。キャラクターの下敷きにしている『海御前』の伝承に置いて明示されている彼女ら元平家の女官河童達の『弱点』。より正確に言うなら『ソバの花』。
ただ、これはそもそも源氏の旗印が白い旗だったため、それを想起する色合いであるソバの花を恐れる。と言う理屈の為、普通に考えて白い花は全面的に苦手だろうし、何なら洗い立ての白いシャツを何十枚も干してる風景も駄目だろうし、PiNMeNの群と行き会っても悲鳴を上げるんじゃなかろうか。
首領である海御前ですらソバの花が咲いている時期は『住処にこもって一歩も外へ出ず、わなわなと震え上がりながら過ごす』程のトラウマっぷりらしいので、それはそれは相当なものなのだろうと解釈。
でもそれだとPCとして不便過ぎるので、召喚され人間性を取り戻した事で、只の河童であった頃よりは比較的マシになっている。位を落とし所としている。まあ、流れで悲鳴を上げて丸まるし、場合によっては真っ青な顔ながら耐えるし、美味しさ含めた都合に合わせて好き勝手演出しましょうねー的なファジーさで。はい。
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艶蕗に関する情報をつらつら書き付けていく所。
特に艶蕗は知識の多くが平安時代準拠と言うキャラクターなので。その影響で認識が特殊になる事に関するメモが多くなると思われる。誰だこんな面倒な設定にしたの。私か。
当然混沌に来てから得た知識もあるだろうのでその辺はファジーにするつもりでもあるが、反面ある程度は拘った方が楽しいのもまた事実なので無理のない範囲で練りこみたい次第。資料を漁った結果更新される事もあるだろうと思う。
まあ、その辺は強く当たって後は流れで。的な感じで一つ。