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アトリエハウスAmazing
…………。
(あれからどれくらいの時間がたっただろうか。
静寂の中、自分の息遣いだけがアトリエに響く)
たった一筆、だろうが……。
(叱咤の声すらも震える。
まるで指先に悪魔が宿ったかのように、手の自由が効かない。
ふと視線をカンバスから逸らすと窓際にいつも見る悪夢が立っていた。
「この男の絵には悪魔が憑いている!」
「異端だ。嗚呼、早くその男を何処かへ!」
断罪する声。非難の声。
過去の記憶の焼き直しだ。意味はないーー……そう自分に言い聞かせながらも、鉛筆を握る手はカンバスより下へ降りていた。
冷や汗で濡れた額を腕で拭い、悪態をつく)
クソっ。折角ここまで描く覚悟を決めたってのに……まだ独りじゃやりきれねぇな。
(椅子の背もたれに身を預け、長めに息を吐き出す。
ーーだがその瞳に諦めの色はない。
鉛筆を置き、スケッチブックを抱えて部屋を出て行く)
(あれからどれくらいの時間がたっただろうか。
静寂の中、自分の息遣いだけがアトリエに響く)
たった一筆、だろうが……。
(叱咤の声すらも震える。
まるで指先に悪魔が宿ったかのように、手の自由が効かない。
ふと視線をカンバスから逸らすと窓際にいつも見る悪夢が立っていた。
「この男の絵には悪魔が憑いている!」
「異端だ。嗚呼、早くその男を何処かへ!」
断罪する声。非難の声。
過去の記憶の焼き直しだ。意味はないーー……そう自分に言い聞かせながらも、鉛筆を握る手はカンバスより下へ降りていた。
冷や汗で濡れた額を腕で拭い、悪態をつく)
クソっ。折角ここまで描く覚悟を決めたってのに……まだ独りじゃやりきれねぇな。
(椅子の背もたれに身を預け、長めに息を吐き出す。
ーーだがその瞳に諦めの色はない。
鉛筆を置き、スケッチブックを抱えて部屋を出て行く)
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扉に「Bernardo」と書いた看板が掛けられた部屋。
ドアスコープの周囲には尾先が青く染まったクロウタドリとサックスの絵が描かれている。
室内は窓際にベッド代わりに使われてくたびれたソファーがあり、
生活用品と美術用品が整理されずひっちゃかめっちゃかに散らばっていたり。
──────────
※ベルナルドの個人部屋です。
初回入室時はノック推奨/RP用
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