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シンリョウジョ

ウラグチ

診療所の裏口。

患者さんやお客様には聞かせられない話をする場所。

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善悪や末路はどうでもいいのさ。僕は実存主義だ。
今をよりよく充実させる事ができれば、どーでもいい。
先に先生が死んじゃったら依存できなくなっちゃうからね。流石に焦ったけどさ。
(じっと和一の翼を見つめ)
艶があって綺麗な黒だよね、和一の羽は。……嗚呼、気を悪くしたらごめんよ?

言葉だけで救われるほどなら、そんな歳になっても拗らせてないでしょー?
知られてもいいと思ったのは、そういうところだよ。
先生は俺を闇から救おうとする。君はビジネス的に話をとらえる。
それにさっきからの兄弟のやり取りで、君自身の情報はダダ漏れだけど、クライアントの秘密はまもっていたし、先生を牽制してもいた。
こういう依頼であれば君は先生よりも信頼に足るよ。

(求められれば目を閉じて、言われた通りにリラックスする。
思い描いたのはそのオートマタとの日々だ。

白磁のように滑らかなボディに、関節から吹き上がるように走る電流。
二足歩行のフルアーマータイプのオートマタだ。

『個体番号EA2B0013番。現時刻をもって飼育担当及び居住区をプラン9に移行。
生命期限を過ぎた貴様は現時点より職務を解かれ医療行為を禁じられる。弁明はあるか。』

淡々とした男の声で話すオートマタの手が十三の右目の方へ伸ばされる。
赤く染まる視界。鋭い痛み。そこで記憶は途切れた。

場面がまた切り替わると、先程のオートマタが困った様子でない十三を見下ろしている。

『個体番号EA2B0013。貴様の右目はなんだ』
「あぁ、これですか?そこらへんのスクラップから剥ぎ取りました。盗んじゃいませんから安心してくださいご主人」
『医療行為は禁じられている筈だ』
「治療じゃなくて改造ですから」
『……。』
「あ、フリーズしました?ご主人……ねぇ。命を調べるプランに命のいろはも知らないオートマタだけじゃ苦労するんじゃないですか。
必要ですよぬ、テクニカルアドバイザー」

生命期限の切れた俺は、もう死を待つしかない。
そんなのは嫌だ。たとえ人の道を外れても、被験体として死を待つだけの日々から抜け出してやるーー)

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