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朽ちた錬金術士の館

薄暗い応接室【緩め雑談】

正面階段の脇の通路を抜けると大きな部屋があった。
木造の館には不似合いな
四方を何処か古びた感じのする金属の壁で覆われており、錆びたような灰色の床は無機質で冷たい。
部屋に点在する透明な柱には水が流れており中には淡く発光する海月のような幻想生物が漂い、部屋全体を淡い蒼色で染めている。
部屋の奥には小さいながらもバーカウンターと様々な酒が並べられたセラーが見える。
カウンターの真裏には小さな厨房があり、簡単な料理はやれそうだ。
点在するテーブルや椅子に囲われるように小さな舞台があり、ピアノやバイオリン等、クラシックなセッションが出来るような一通りの楽器にドラムやベースと言った近代的な楽器も混じって配置されている。
部屋の脇にはダーツボードやキローテーブルを隣に構えたソファーがあり、軽い娯楽を楽しみながら寛げるような配置になっている。

薄暗い蒼に照らされた部屋から旋律が流れる…どうやら楽器の一部は定期的に演奏を行う仕掛けらしい、これも館の主の趣味なのだろうか?

――――
大きな部屋というシチュエーションの雑談部屋です。
ダーツ等の遊び要素も入れているので暇潰しにどうぞ。

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手が空いてたら君を助けるくらいはするだろうさ。たぶんね?
それが必要ならそれをするよ。
(煙草を銜え、ライターで火を入れた。薄く立ち上る煙を目で追い)

特段の良心もなくリモコンとノリと勢いで生きてる機械が英雄なんて柄でもないよ。
わたしは希望と熱意がある人の助けになりたいのさ。最悪の条件下であっても膝をつかないで上を見ていられる人たちと共に歩むものでありたい。
もしわたしに生まれた理由があると確信するに足るものがあるとするならば、それだ。
正直わたしが最後の台本を読むなんてそんな退屈なことは金輪際二度と要らないしね。

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