6畳程の広さで、床には茣蓙が敷いてある
隅の方には毛布が転がっているので、どうやらここで寝起きしているらしい…

ふっふーん、今日からここが自分の住処であります！！今は何もない小屋でも、いつかは立派な騎士団に…！何事も、志を持ち続ける事は大事なのであります！！

夜も更けてきたでありますな。自分のいた世界も、今は夜なのでしょうか…もう戻れる事は無さそうとはいえ、やはり気になるであります。

（愛用の剣をシャキンと構え）フロッティ、竜が守りし宝剣…200年以上共に歩んできた無銘の剣に聖剣の名を付ける日が来るとは、中々感慨深いであります！

やはり表情が増えると嬉しいであります！

（もぞもぞと毛布に包まり）…地面の凸凹が伝わってくるであります、もっと厚めの敷物を買わなくては…。

…？(僅かに聞こえる小屋の軋む音に疑問を覚え気まぐれに扉を開いてみる)

（扉の開く音に気付かなかったのか、相変わらず毛布に包まりゴロゴロ）……はぅあっ！？（していたが、ふと頭を動かした拍子に人影に気付き、素っ頓狂な声をあげた）やややっ、これは恥ずかしい姿を…！（毛布に引っかかる鱗に悪戦苦闘しつつも、何とか這い出す）

…！？(素っ頓狂な声に思わず数歩下がるが様子を伺い直し)
…生き物、か？
……お前は何をしている…。…ここに住んでいるのか？
(じっと、その姿を見て不思議そうに)

（よいしょ、と立ち上がると）はっ、自分は生き物であります！（ビシッ！と敬礼する）自分は、ここでダラダラと怠けていたのであります！雨風は凌げます故、ここで寝泊まりしているであります！（ボロ小屋に自信を持っているらしく、ドヤ顔でそう告げる）