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和煦の倉
(軽い荷物を床に降ろし、ため息を吐く。
……また、失敗してしまった気がする。
突然やってきて、置いてくれという人間に部屋を与えてくれる「所長」というのは、恐らく「いい人」なのだろう。
だというのに、自分と来たら素っ気なく一言二言交わして、すぐに部屋に籠ってしまった。
……本当は、もっと人と話がしたいのに。)
(寝台に腰掛けて、悶々と考えているとノックの音。
返事をしようか迷っていると、扉が開いた。
思わず立ち上がって、部屋に入ってきた人物の問いに答えなければ、と。)
……そうだが、何か用か。
(……今だって、もっと朗らかに、優しく答えられただろうに。
自分の行動がわからなくなってきて。
……また、ため息を吐く。)
……また、失敗してしまった気がする。
突然やってきて、置いてくれという人間に部屋を与えてくれる「所長」というのは、恐らく「いい人」なのだろう。
だというのに、自分と来たら素っ気なく一言二言交わして、すぐに部屋に籠ってしまった。
……本当は、もっと人と話がしたいのに。)
(寝台に腰掛けて、悶々と考えているとノックの音。
返事をしようか迷っていると、扉が開いた。
思わず立ち上がって、部屋に入ってきた人物の問いに答えなければ、と。)
……そうだが、何か用か。
(……今だって、もっと朗らかに、優しく答えられただろうに。
自分の行動がわからなくなってきて。
……また、ため息を吐く。)
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それを聞いた所長はあなたを受け入れました。
あなたが通された部屋には、木造の――寝台、椅子、机、棚、箪笥。
生活に必要な、最低限の家具だけがありました。
それ以外には、特に何もないさびしい部屋ではありますが。
部屋にひとつだけある窓から外を見れば
冬の未だ穏やかでうつくしい海が映っていることでしょう。
* * *
・エル=シャドウ様(p3p000986)との1on1
・きりのいいところでお話は終わります。