ギルドスレッド
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和煦の倉
( 一歩進むごとに、ため息がひとつずつ零れる。
わたしのため息の理由はごく単純で、今日の務めが終わって、お茶の時間だ、寛ごう
と思っていたところに、所長が客人のもてなしを言い付けてきたから。
しかし言い付けは絶対で、従わなければならない。
逆えば、それ以上の面倒が降りかかる。 )
( 客人専用の棟に移動して、客人のいるという部屋の前に立ち、数度深呼吸。
控えめに規則正しく3度ノックをして客人に訪れを告げ
返事は聞いたような聞かなかったような――、ドアを開いた。 )
こんにちは。 あなたが、所長の客人、でいいのかしら。
( 所長から渡された書類に目を通しつつ、客人を上から下まで眺める。
何かを患っている様子はない。
ただ、備考欄には「対人関係の悩み有り」と書かれていた。)
わたしのため息の理由はごく単純で、今日の務めが終わって、お茶の時間だ、寛ごう
と思っていたところに、所長が客人のもてなしを言い付けてきたから。
しかし言い付けは絶対で、従わなければならない。
逆えば、それ以上の面倒が降りかかる。 )
( 客人専用の棟に移動して、客人のいるという部屋の前に立ち、数度深呼吸。
控えめに規則正しく3度ノックをして客人に訪れを告げ
返事は聞いたような聞かなかったような――、ドアを開いた。 )
こんにちは。 あなたが、所長の客人、でいいのかしら。
( 所長から渡された書類に目を通しつつ、客人を上から下まで眺める。
何かを患っている様子はない。
ただ、備考欄には「対人関係の悩み有り」と書かれていた。)
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それを聞いた所長はあなたを受け入れました。
あなたが通された部屋には、木造の――寝台、椅子、机、棚、箪笥。
生活に必要な、最低限の家具だけがありました。
それ以外には、特に何もないさびしい部屋ではありますが。
部屋にひとつだけある窓から外を見れば
冬の未だ穏やかでうつくしい海が映っていることでしょう。
* * *
・エル=シャドウ様(p3p000986)との1on1
・きりのいいところでお話は終わります。