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古物商・買取『サムダヤ』
うん、どうぞ?
(彼の細い手に何のためらいもなく小瓶を手渡す。
其れは少女が物語を記した書物と引き換えに
対価として受け取ったもの。
どの様な材質のものかは兎も角、少なくとも偽物ではないだろう。)
(彼の細い手に何のためらいもなく小瓶を手渡す。
其れは少女が物語を記した書物と引き換えに
対価として受け取ったもの。
どの様な材質のものかは兎も角、少なくとも偽物ではないだろう。)
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なんにせよここにいることは確かだ。
その店の間口は二間(約3m半)程。
両の壁際に陳列されたきらびやかな、あるいは古ぼけた古道具も相まって、大人の男が擦れ違えば少々手狭だ。
その中に埋もれるように、絨毯を敷いた上がり框の上で小柄な老人が座っている。
おそらくは彼が店主であろう。
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(ちょっとした商談をしてもいいし、雑談をしてもいい。戦闘は勘弁ね。)