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古物商・買取『サムダヤ』
ああ、その方がいいだろう。
正直、私は君が妬ましい。
私にはもう彼女の顔も声も思い出せないのに、まだ君には残っているんだから……。
んもー。あとで吹っ掛けよっかなって思ってたんだけどねぇ。
(商売人の顔に戻ると先ほどの疲弊しきった顔が嘘のように生き生きし始める。一品目ごとにそろばんをはじいて値段を合算して、「こんな感じでどうかな」と。特段安くはないが相応の値だ。)
正直、私は君が妬ましい。
私にはもう彼女の顔も声も思い出せないのに、まだ君には残っているんだから……。
んもー。あとで吹っ掛けよっかなって思ってたんだけどねぇ。
(商売人の顔に戻ると先ほどの疲弊しきった顔が嘘のように生き生きし始める。一品目ごとにそろばんをはじいて値段を合算して、「こんな感じでどうかな」と。特段安くはないが相応の値だ。)
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なんにせよここにいることは確かだ。
その店の間口は二間(約3m半)程。
両の壁際に陳列されたきらびやかな、あるいは古ぼけた古道具も相まって、大人の男が擦れ違えば少々手狭だ。
その中に埋もれるように、絨毯を敷いた上がり框の上で小柄な老人が座っている。
おそらくは彼が店主であろう。
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(ちょっとした商談をしてもいいし、雑談をしてもいい。戦闘は勘弁ね。)