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古物商・買取『サムダヤ』
……!
(視線が定まり、咄嗟に札を投げ捨てた。うち一枚が指の中で真っ二つになり、それから全て燃え尽きた。集中が途切れたせいで髪を櫛梳っていた美女も消え、櫛が髪に刺さったままになっている。)
やられたなー……横やりが入ってしまった。
もう少し時間がかかりそうだ。
(櫛を仕舞い、髪を結わえ直してから札の残り屑を払い落とした)
(視線が定まり、咄嗟に札を投げ捨てた。うち一枚が指の中で真っ二つになり、それから全て燃え尽きた。集中が途切れたせいで髪を櫛梳っていた美女も消え、櫛が髪に刺さったままになっている。)
やられたなー……横やりが入ってしまった。
もう少し時間がかかりそうだ。
(櫛を仕舞い、髪を結わえ直してから札の残り屑を払い落とした)
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なんにせよここにいることは確かだ。
その店の間口は二間(約3m半)程。
両の壁際に陳列されたきらびやかな、あるいは古ぼけた古道具も相まって、大人の男が擦れ違えば少々手狭だ。
その中に埋もれるように、絨毯を敷いた上がり框の上で小柄な老人が座っている。
おそらくは彼が店主であろう。
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(ちょっとした商談をしてもいいし、雑談をしてもいい。戦闘は勘弁ね。)