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古物商・買取『サムダヤ』
(少し耳が詰まったような感じだ。あの武器商人の工房にも似ている。ここは尋常な空間ではないのだろう。ただ、ドア一枚向こうとはキチンとつながっている気配があった。)
(何の気なしに飾られたガラス細工の小瓶を手に取って眺めたり、どこの部族のものともつかぬ飾り帯を眺めたり、風防が痛んだ時計を見ている。)
(何かが跳ねる音にふと振り返り。)
水盤か。
(睡蓮鉢である。赤い魚が泳いでいて、季節を外れた睡蓮が花を咲かせている。ただ、どう見ても深さと広さがおかしい。せいぜい20cmもないのに見通せないし、金魚も鉢の壁面の向こう側に泳いでいく。)
(何の気なしに飾られたガラス細工の小瓶を手に取って眺めたり、どこの部族のものともつかぬ飾り帯を眺めたり、風防が痛んだ時計を見ている。)
(何かが跳ねる音にふと振り返り。)
水盤か。
(睡蓮鉢である。赤い魚が泳いでいて、季節を外れた睡蓮が花を咲かせている。ただ、どう見ても深さと広さがおかしい。せいぜい20cmもないのに見通せないし、金魚も鉢の壁面の向こう側に泳いでいく。)
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なんにせよここにいることは確かだ。
その店の間口は二間(約3m半)程。
両の壁際に陳列されたきらびやかな、あるいは古ぼけた古道具も相まって、大人の男が擦れ違えば少々手狭だ。
その中に埋もれるように、絨毯を敷いた上がり框の上で小柄な老人が座っている。
おそらくは彼が店主であろう。
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(ちょっとした商談をしてもいいし、雑談をしてもいい。戦闘は勘弁ね。)