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隠ヶ森
お人になりたい…思たときも、なかったわけやあらへんけど…。
それでも、こうして生まれた意味はきっとある………はずやから。
(袖の間に白い骨が見えた気がして、一拍言葉に詰まる。けれど──
何か見えないものを理解したような、優しい笑みを浮かべて艶黒の髪を梳かし続け)
うちは、そんなに変わらへんよ。ただのその辺におる猫やもの、でも…そやねぇ。
猫からお人に戻った時が大変やの、やって、着とるものが脱げてしもて…ふふ。
それでも、こうして生まれた意味はきっとある………はずやから。
(袖の間に白い骨が見えた気がして、一拍言葉に詰まる。けれど──
何か見えないものを理解したような、優しい笑みを浮かべて艶黒の髪を梳かし続け)
うちは、そんなに変わらへんよ。ただのその辺におる猫やもの、でも…そやねぇ。
猫からお人に戻った時が大変やの、やって、着とるものが脱げてしもて…ふふ。
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暑さも過ぎ、天頂に満月が昇る夜。
ここは湖に面した東屋。
長椅子がひとつ。茶器が一揃え。茶菓子は二人分。
風はなく、雲は薄く。本日は月見日和でございます