PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

Country House

【個別】Bitter & Sweet

これはとある少女の、ちょっとした勘違いから生まれたもの

季節は冬
冷たい風が吹くこの季節でも街中は人々で溢れ活気づいている
よく見ればなにやらプレゼントを贈り合っている様子であり…

「貴方に幸福を。灰色の王冠を」

今日はグラオ・クローネの日
家族、親友、恋人、仲間……
大切な人に贈り物をして、その絆を形にしようという日である

人々がそれぞれの幸せを紡ぐ中、俯きつつ走り出す少女が一人
少女が落としたものを手に取り、後を追う青年
これはそんな二人の、その後の一幕

■<グラオ・クローネ2020>飴色ベリル
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2749
このお話の続きとなります

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
走る
走る
走る
青空の中走り続ける

分からないことは多い
彼女が駆けだす瞬間を見た
その際に、何かを落としていて…取ってみればどう見ても自分宛てのチョコが落ちていた、「零君へ」、と書いてあったのだ。
…少なくともアニーの知り合いに俺以外の「零」は…居ない、筈だ、…多分。

ともかく彼女の元へ行く
今はそれが大事な事だ

普段は閉じていた糸目も開いてただ我武者羅に
彼女が走ったであろう方向へまずは駆ける
この時ばかりは混沌肯定に助けられる
本来の俺ならここまで速く走り続ける事は出来ないはずだから

…ただ、走りながらも考えないといけないことが有る
なぜ彼女が走り去ったか。

何故だ…?
いや、おかしなことはしてないはずだ。
強いてあの時あったことといえば…そう、…良く店に来てくれる女の子に偶然出会ってチョコを貰ってたぐらいで……。
…………待ち合わせしてた時に他の子から貰うのはまずかったりする…のか………?
駄目だ経験がなさすぎて答えがわからん………いや、待て…貰ってるのを見て思わず逃げるってなんか……なんかその反応は………
……之以上は考えても机上の空論だ、何より「俺の方から離れる様に走っていった」、それだけは確かな事実だ。
なら早く……早く見つけないと、日付が変わる前に、出来うるなら早急に……!!

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM