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Country House
どれほどの場所を移動し続けただろうか
土の道、石畳の道、雑草の生えた道、
走り出した足は既にくたびれた徒歩に変わり
様々な道を歩いた
とにかく気を紛らわしたい……しかしもう疲れた
少し、顔を上げる。空のオレンジ色が視界に入る
どうりで暗いと思った。もう夕方だったんだ……
周りを見渡すと公園らしい広場が見えた
何かに惹かれるように突き進むと小高い丘の上に見事な大樹
この公園のシンボルツリーだろうか
大樹の前に立つ
零くんと樹の下でいつも話してたなぁ……
思い出される記憶にまた胸が締め付けられる
どこにいっても思い出されるのは零くんのことばかり
また涙が溢れる
でも周りには人もいない、ここなら何も気にせず泣けるだろうか
大樹にそっと触れ話しかける
少し……いいかな?
大樹は一言も返してこない
土の道、石畳の道、雑草の生えた道、
走り出した足は既にくたびれた徒歩に変わり
様々な道を歩いた
とにかく気を紛らわしたい……しかしもう疲れた
少し、顔を上げる。空のオレンジ色が視界に入る
どうりで暗いと思った。もう夕方だったんだ……
周りを見渡すと公園らしい広場が見えた
何かに惹かれるように突き進むと小高い丘の上に見事な大樹
この公園のシンボルツリーだろうか
大樹の前に立つ
零くんと樹の下でいつも話してたなぁ……
思い出される記憶にまた胸が締め付けられる
どこにいっても思い出されるのは零くんのことばかり
また涙が溢れる
でも周りには人もいない、ここなら何も気にせず泣けるだろうか
大樹にそっと触れ話しかける
少し……いいかな?
大樹は一言も返してこない
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季節は冬
冷たい風が吹くこの季節でも街中は人々で溢れ活気づいている
よく見ればなにやらプレゼントを贈り合っている様子であり…
「貴方に幸福を。灰色の王冠を」
今日はグラオ・クローネの日
家族、親友、恋人、仲間……
大切な人に贈り物をして、その絆を形にしようという日である
人々がそれぞれの幸せを紡ぐ中、俯きつつ走り出す少女が一人
少女が落としたものを手に取り、後を追う青年
これはそんな二人の、その後の一幕
■<グラオ・クローネ2020>飴色ベリル
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2749
このお話の続きとなります