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ギルドスレッド

水底劇場

【RP】積もりて川を成す

緩やかな時間の流れの中。雑多な地下での一幕。

あなたが古びた劇場へと辿り着き、導かれるようにその地下へ至ったのなら、探検隊の一団とまみえるだろう。
水を打った空気。光の淡い劇場で。

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(ぽとり、ぽとりと水の落ちる音が断続的に聴こえ、どこからか射し込む薄明かりに埃がキラキラと光っている。不思議と暗さに遮られない視界の中、苔の生えた瓦礫が行く手を阻むまでには幾つかの部屋がありそうだということが分かる)
(足場の悪い階段をくだり、ひとの息づかいの残る地下へ)
(深海のような地下の空気が震える。足音が――ひとつ。聞き覚えのないそれに顔を上げ、今しがたやって来た方向を仰いだ)
(響く音。見知った誰かのものではないということは、きっと新しい客人だろう)
(目を向けた先から、更にひとつの気配を感じる)
(自らの、誰かの靴の音が重なれば、それはまるで海中のさざめきのようで)
(恐る恐る先へ進んでいるのか、或いは目移りしながら歩みを進めているのか。不規則かつ小さな足音を響かせながら地下へと足を踏み入れる)
…まぁ……?――……ッ!?
(光景に目を奪われほぅ、と感嘆の声を上げる。やがて視線、次いで人影に気付いて)
(思わず身を隠そうとするけれど隠れる場所は無く、咄嗟に壁際へと身を寄せた)
(人間と群れて行動する、それだけで探検というものが楽しくて。残念なのは表情にその心境が反映されにくいということ。キラキラした埃すらも美しい…ーー)
さっきとは、また違う。面白いな………ーーー?
(前を歩く彼らに言葉を紡ぐ最中、知らない気配に視線だけ横へ。ここに住んでいる誰かか、はたまた迷った誰かか。普通に歩いていると見せかけて、くるりと踵を返してみようか。誰かいたなら動きを止めよう)
(水の落ちる音に合わせ、トントンと足を運ぶ。光りの中で踊る埃は小さな宝石のようで、手を伸ばせば)捕まえた。(淡い光が掌に乗った)

上とは違ってここは他にも部屋があるんだね。うん、探検し甲斐がありそうだ。
(早速一番近い部屋を覘いてみようと踏み出せば、紆余の様子に動きが止まる)
何か気……(になることが、と言い掛けた時、微かに、自分たちとは異なる足音が聞こえた)動物でもいるのかな?
(暫く逡巡していたものの、やがて勇気を振り絞っておずおずと)
……ぁ、あの……其処に誰ぞか居られますか……?
(果たして相手はヒトだろうか、そうであったら良いと願いを込めて声をかけた)
(刀に手を、かけようとして。微かな声に動きを止め)………いる。
(聞かれたから、答えたような。答えたけど、なんだろうか。わからなくて、陽花に振り返り)
誰か、いるらしい。
……ヒトの、声?(振り返った紆余に同意を求めるように首を傾げ)いるよー!(と、取りあえず大声で返してみる)
声が聞こえたのはコッチの方かなぁ(警戒する紆余の心配をよそに壁の方へ近づいていく)

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