ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
とある場所
俺はアンタを愛し続けていたい。もっと愛を深め合いたい。
不安なら俺がエスコートするからさ。ほら――……。
(こんな事をしている場合じゃない。それはさっきから思い続けていた筈だ。
なのに内からだくだくと、湧き上がる衝動は愛を囁けと訴え続ける。
身体に課せられた罪の『愛情』が、理性をどんどん狂わせていく――)
ッ!(リチャードの服を脱がせようと指先を腰へ滑らせた瞬間、押しのけられて後ろへ倒れる。
尻もちをついて見上げれば、相手の手には煌く短刀。思わず目をぎゅっと瞑った)
(ゴウッ!と朝長に纏わりついていた霧が、火を点けたように一気に燃え上がる。
二人の周囲3メートルの黒い霧が晴れ、澄み切った空気が流れた。
炎の中心にいたはずの朝長には、不思議なことに火傷をした様子はない)
なっ……ナイスだリチャード!と、"ユディト"……か。いい名前だな。
(霧が消えると正気に戻ったようで、冷や汗交じりにリチャードを見上げた)
不安なら俺がエスコートするからさ。ほら――……。
(こんな事をしている場合じゃない。それはさっきから思い続けていた筈だ。
なのに内からだくだくと、湧き上がる衝動は愛を囁けと訴え続ける。
身体に課せられた罪の『愛情』が、理性をどんどん狂わせていく――)
ッ!(リチャードの服を脱がせようと指先を腰へ滑らせた瞬間、押しのけられて後ろへ倒れる。
尻もちをついて見上げれば、相手の手には煌く短刀。思わず目をぎゅっと瞑った)
(ゴウッ!と朝長に纏わりついていた霧が、火を点けたように一気に燃え上がる。
二人の周囲3メートルの黒い霧が晴れ、澄み切った空気が流れた。
炎の中心にいたはずの朝長には、不思議なことに火傷をした様子はない)
なっ……ナイスだリチャード!と、"ユディト"……か。いい名前だな。
(霧が消えると正気に戻ったようで、冷や汗交じりにリチャードを見上げた)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
傍には燃え残った蜜柑の木が、誰に食べられる事もなく健気に果実を実らせている。