ギルドスレッド
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とある場所
(何を言ってもしょうがないとも思う。何を言ったところで傷つけるんだろうという自覚もある。それでもしばらく無言で扉の前に立ち、いちどアルクの方を振り返り)
……エジプトを出て約束の地まで歩き通すには、何より希望が要った。
君がどんな道を歩くにしろ、その名をもつなら希望を持ち続けなきゃならない。
わたしはそう思うし、わたしが平穏を願う人の中に君も入っているんだ。
じゃ、帰ろうか、イザーク。
(伝わるかどうか分からない。自分が何を言おうと響きもしないだろうし、きっと捨て置かれるんだろう。それもまあ、いいだろう。アルクにそれだけ言って、先んじて扉をくぐっていった。)
……エジプトを出て約束の地まで歩き通すには、何より希望が要った。
君がどんな道を歩くにしろ、その名をもつなら希望を持ち続けなきゃならない。
わたしはそう思うし、わたしが平穏を願う人の中に君も入っているんだ。
じゃ、帰ろうか、イザーク。
(伝わるかどうか分からない。自分が何を言おうと響きもしないだろうし、きっと捨て置かれるんだろう。それもまあ、いいだろう。アルクにそれだけ言って、先んじて扉をくぐっていった。)
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)