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とある場所

【RP】海龍殿

地上より遥か水底にある海底神殿。

冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。

今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。

生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……

(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)

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もはや焼き魚ですらない!?

(ユディトの後ろへ伸ばした手が、熱気よりも魔法の一言で牽制され、ビクッと震えて止まった
……ように見せかけつつ)

まぁでもアレだ。その筋肉も胸板も全部、リチャードのものだろう?
つまりは全部俺のモンだ。……そっちでどう契約したかは知らんが、俺の知ったこっちゃないね。

(服の袖からストンと小ぶりの香水瓶が手元へ滑り落ちる。仕込んでいたその一本の蓋を指で緩め、いつでも開けられるようにして)

悪いが、俺は一度商人のダンナに煮え湯を飲まされてるもんでな。
合流しちまった以上、万が一の事もある……リチャードに身体を返して貰おうか。

一応言っとくが、俺が今あんたの後ろで握ってる香水はスペシャルな魔術を織り込んだ毒が仕込んである。
逆らえばアンタでもタダじゃ済まないと思うぜ。

(謝って感謝した直後であっさりと掌をひっくり返す。ちょっとずつ蓋を緩めながら)

お前さん的にゃ撤退は悪手じゃないだろう?

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