ギルドスレッド
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とある場所
【球体内】
『ランベール!奴ら……僕をこわそうとしている。もうあまり時間が稼げない。そろそろ終わらせてくれないかい?』
(空間にルベライトの声が響く。ぴしりと何もなかった筈の空に、まるで卵の殻が割れるように亀裂が入った。
「……返せ……返せよ。大切な人なんだ!一瞬に帰って、叱られたっていい。平穏な日々の中で、いっぱい愛したい人なんだ……ッ!!」
ランベールの叫びが切れ間から聞こえてくる)
「……俺は何年も待ったというのに、お前が提供できるのはたった数分かルベライト。
まぁいい。」
(ナイフが手元から弾かれる。腹に重い蹴りを喰らえば、表情は変わらずともミシリと内部で砕ける音が響いた)
「……紅雪。」
(前足をやられた紅雪へ労わるような声をかけた。機械の雪豹はガタつきながらもアルクの背後へまわろうと走り出す。→
『ランベール!奴ら……僕をこわそうとしている。もうあまり時間が稼げない。そろそろ終わらせてくれないかい?』
(空間にルベライトの声が響く。ぴしりと何もなかった筈の空に、まるで卵の殻が割れるように亀裂が入った。
「……返せ……返せよ。大切な人なんだ!一瞬に帰って、叱られたっていい。平穏な日々の中で、いっぱい愛したい人なんだ……ッ!!」
ランベールの叫びが切れ間から聞こえてくる)
「……俺は何年も待ったというのに、お前が提供できるのはたった数分かルベライト。
まぁいい。」
(ナイフが手元から弾かれる。腹に重い蹴りを喰らえば、表情は変わらずともミシリと内部で砕ける音が響いた)
「……紅雪。」
(前足をやられた紅雪へ労わるような声をかけた。機械の雪豹はガタつきながらもアルクの背後へまわろうと走り出す。→
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)