ギルドスレッド
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とある場所
【球体内】
「怒りをぶつけるだけでは敵の隙を見逃す。それでも傭兵か?」
(切り上げられた爪の刃は確かに届いたが、薄皮を割くだけに留まる。血を滴らせながらも、状況と動ける速度から相手の攻撃を最低限回避している、無駄のない動きだ。
後方へ下がれば、靴が鳴るたびに空間に響き、そのまま音が返ってこない事が分かるだろう。大理石の床の巨大な空間の中で動いているような感覚。
退がる時にアルクの目つきが変わったように見えて、目を細める)
「俺だけを見ていては倒せんぞ。」
(距離を詰めようと後を追いながら腕を振るう。指先の細かい動きにつられて紅雪が走り、アルクへ鋭い牙を向けてとびかかろうと飛んできた)
「怒りをぶつけるだけでは敵の隙を見逃す。それでも傭兵か?」
(切り上げられた爪の刃は確かに届いたが、薄皮を割くだけに留まる。血を滴らせながらも、状況と動ける速度から相手の攻撃を最低限回避している、無駄のない動きだ。
後方へ下がれば、靴が鳴るたびに空間に響き、そのまま音が返ってこない事が分かるだろう。大理石の床の巨大な空間の中で動いているような感覚。
退がる時にアルクの目つきが変わったように見えて、目を細める)
「俺だけを見ていては倒せんぞ。」
(距離を詰めようと後を追いながら腕を振るう。指先の細かい動きにつられて紅雪が走り、アルクへ鋭い牙を向けてとびかかろうと飛んできた)
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)