ギルドスレッド
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とある場所
(黒い霧が呼び覚ます罪は「正義」。
最初は些細な事からだった。事務所で請け負った依頼や今までの事を思い出し、その全てがエゴにすぎないと自己嫌悪にかられ始める)
……ちがう……。僕はただ、この世界に来て助けてもらった事が嬉しくて……。
僕みたいに困ってる人を助けたいと思ったんだ。
それも偽善だったとしても……一人だけ。たった一人だけ……掛け値無しで力になりたいと、願った人がいた。
(その人の姿を思い浮かべる。霧に力を奪われながら、震える手を天井に向けた)……グレ、…ス……。
「君は誇っていい。魂に触れるまで、私は君が傭兵ランベールだと信じて疑わなかったよ。……さて、これでひとつ。……ふふふ。」
最初は些細な事からだった。事務所で請け負った依頼や今までの事を思い出し、その全てがエゴにすぎないと自己嫌悪にかられ始める)
……ちがう……。僕はただ、この世界に来て助けてもらった事が嬉しくて……。
僕みたいに困ってる人を助けたいと思ったんだ。
それも偽善だったとしても……一人だけ。たった一人だけ……掛け値無しで力になりたいと、願った人がいた。
(その人の姿を思い浮かべる。霧に力を奪われながら、震える手を天井に向けた)……グレ、…ス……。
「君は誇っていい。魂に触れるまで、私は君が傭兵ランベールだと信じて疑わなかったよ。……さて、これでひとつ。……ふふふ。」
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)