【ざつだんして　あそぶ　すれ】

とある砂浜。
燦々と輝く太陽。
日中はまだ暑いと言えるほど。

(んんー、と伸びをして早速水の中に飛び込んだ)　あー、やっぱこれこれ。この場所が見つかって良かったぜ。(フンフン、と鼻歌交じりにひとりごちた)

んー、何か作った方が良いのか？ 俺はまぁ、海の中にいればいいけどさー……いや、自分のことばっか考えててもなぁ、うん。

(おや、と水中を見通すとこちらに近付く影が見えた。
相手に敵意はないらしいと見て、ゆらゆら漂いつつ愛想笑いを浮かべながら手を挙げた)
おーおー、こんな辺鄙なところにいらっしゃい。
いや、よく見つけたな。いいところだろ？　ここ。

(まあ折角だし、と思いながら水面に顔を出せばまたひとり見知らぬ姿を見た)
うおっ！？　びっくりしたなー、もー。
アンタも綺麗なビーチと俺に釣られてきたワケ？
あー、ジョーダンジョーダン。
ゆっくりしていきなよ。

(海中遊泳の行きついた先、初めて訪れた場所に興味深そうに右へ左へと視線は動き、その最中でこちらに向け手を挙げる存在に気付く。返す様にこちらも片手をひらり)
こんな所があったなんて知らなかった、確かに面白そうなところだな。
…アンタはここに住んでる人？

(後に続く様に海面へと顔を出せば、増えたもう一人の存在に気付く。賑やかな声を横目に小首を傾げた)

面白い事言うじゃねぇか、そうだな。
釣られてやって来たぜ、ディープシーのお二人さん。
俺は十束・僉獅子・唯織、僉獅子以外ならなんて呼んでもいいぜ。宜しくな。

いんや。住んでるんじゃないんだなー。
たまたま此処に行き着いて、誰かいるかって聞いたら返事がなかったんで、
じゃあ使わせてもらおうと思ってね。

あー、俺はラルヴァってんだ。此処の所有……いや、管理人！
で、アンタは何て名前？　そっちのアンタはスゴイ・ムズカシイ・ナマエ！
イオリン、でいいかな！(ニッ、と笑いかけた)

なーなー、アンタらのこと教えてくれよ。
何処から来た？　好きな食べ物は？　趣味は？
そーそー、ディープシーのアンタは陸に上がっても大丈夫か？
(よっと、と海から上がって岩に掛けていたジャケットを羽織った)

おー、宜しくな、ラルヴァ。
難しい名前か…まぁ、不思議な韻だよなぁ。
イオリン、こっちでもそう呼ばれるとは思ってもみなかったな、それで大丈夫だぜ。
（難しいと言われキョトンとした顔になるもイオリンと呼ばれて懐かしそうに笑う）
何処からかぁ、俺はウォーカーって奴だからな異世界から？になんのかな。好きな食べ物は肉一択だな。趣味は料理で得意なのも料理だな。

じゃあ、遊び場って事か？…あ、俺の名前は嵐！胤・嵐だよ。
えーっと、らるう゛ぁにいおりん？ラルヴァ、いおりん…(覚える様に口の中で反復させて)

俺はこの海の遠くから。細かい場所は内緒。
好きな食べ物ってあんまり考えた事ないなぁ…そんなに色いろ食べてるわけじゃないし。
趣味はスピード競争！ラルヴァはー？趣味と好きな食べ物！

…っと、あー…ごめん！陸はちょっと…(困った様に頬を掻いて苦笑いを浮かべ)

アラシは大変分かりやすい。良い名前です。
つか、遊び場じゃねぇ。こちらは真っ当なフリースペース。
そして、ディープシーにも優しいギルドでございます。(恭しく礼をしながら)
じゃ、そこで漂ってて。俺は出たり入ったりする。

ウォーカーの来る異世界って何かよく分かんねぇよぉ。
どういう世界なワケ？　ここと似たようなモン？　海とかあんの？

俺の趣味はズバリお絵描きさ。(筆を持って塗るようなジェスチャー)
風景とかを描くワケ。あんま上手くはねぇけどな。
好きな食べ物は……俺も肉！　肉はイイネ！

料理上手なヤツがいるといいよな。
もしかすると連日の外食から脱却できるのでは？
あ、でも外に出て作ってもらっても外食になるか……。

難しい名前で悪かったな！
（拗ねたようにそっぽを向くも怒っている様子はない）

俺のいた世界はまぁ、似てはいるよな。海も有れば山もあるし、結構大きめの建物があったり？

まぁ、手料理の方がいいだろ。俺の作れる範囲ならリクエストしてもらえれば、持ってくるぜ？むしろ、ディープシーの二人からして、魚が食べられてる姿見たりするのは嫌か？

そうかいそうかい、似てるってんなら安心した。
イメージ出来ねぇ世界だったら何つーか、難しいじゃん？
結構大きめな建物……宿屋みてぇな感じかな。

あ、俺は別に海のもの食うのも色々すんのも大丈夫。
だってほら、魚だって海のモン食って生きてんだし。

【入団者紹介】(遠目に見た姿が近づく度に背中に冷たいものが走る)
ちょっと此処で、ね、俺の知り合いをね、紹介することに、なりそう。

(溜息を吐きながら、気持ちを切り替えた)　タマキ。タマキです。
ちょっとアレでソレかも知れねぇけど、頑張れ！　よろしくなー。

まてまてまてまて！！
あれでそれってつまりどういうことなんだ！？ヤバイのか？

あー、確かにな。ウォーカーってそこら辺大変なんだよなぁ。
まぁ、宿屋見たいなかんじだな。ざっと100人位人が泊めれそうな縦に高い建物。

あー、そういやそうか。鮫とかも魚食べるし、結構ドライか。

いえーい、名前ほめられた！…フリースペース？遊び場と違うのか？
(言われた通り波間でゆらゆら漂いながら)
でもさでもさ、難しい名前の方がインパクトあって覚えてもらえるじゃん。
いおりん一発で覚えてもらえそう。

俺も主食は魚だし特に何も抵抗はないよ。大丈夫。

アレで…ソレ…？(新しく来た人を眺めながら首傾げ)
あ、俺は胤・嵐、よろしくなー！

……ふ、ふふ。（しずしずと近づき）
おや、ご紹介をありがとございます（爽やかな笑顔で）
ラルヴァさんをストーキン…いえ、ラルヴァさんの姿を偶然見かけ、
ついお邪魔してしまいました。
ラルヴァさんと一つ屋根の下で暮らしております、明智　珠輝と申します。
嵐さん、ポニーテールのお兄さん、何卒よろしくお願いいたします…！
ここはイケメンパラダイスですか…！（うっとり）

ラルヴァのおっかけ？
…あ、違った。へぇ、同居人なのか。

よろしくたまきー
あはは、おかしなヤツ！
(周りの反応や一連の表情の変化を見て楽しそうに笑っている)

タマキ、それは偶然じゃねぇ、俺を追ってきたんだから必然だろうが……。

じゃ、イオリンパラダイスに耽るように、いいな？
(と言うや否や再びジャケットを脱ぎ捨てて海に飛び込んだ)
他人事だから笑えっけど、アラシもいずれ分かる。うむ。

お、おう。環宜しくな。
俺は十束・唯織、ここじゃイオリンなんて呼ばれてる。
あー、ラルヴァと１つ屋根の下……へぇ（怪訝な目をラルヴァに向けるも）え！？なに陸に俺一人残してんの！？
嵐、多分この恍惚とした表情ヤバいかもしれねぇぞ。上着といた方が良いぞ？俺の上着貸そうか？

…？面白いやつにしか見えないけどなぁ。

え、上着てないと何かまずいのか？
でもいおりんの上着俺が着ちゃったら海水で濡れちゃうし…。
(大丈夫大丈夫、と手をひらひらさせながら)

よろしくお願いいたします、嵐さん、イオリンさん、ラルヴァたん。
（ビーチにそっと体育座り）
ご安心ください、危害は加えませんよ、ふふ…！
そして更にご安心ください、服を着ようが着まいが
私の脳内では老若男女皆等しくスッポンポンです（爽やかな笑顔で）…冗談です。ふふ。
むしろイオリンさんと嵐さんの気遣う様子に
殿方の友情っていいなぁ、と心洗われております。ふふ。

タマキ、誤解を招くようなこと言うんじゃねぇや。
あと俺だけ何でたん呼び？　さっきまでさん呼びだったのに？
それからその脳内映像は安心出来ねぇ。

イオリン、チガウ。チガイマス。
ひとつ屋根の下っつっても、シェアハウスなんだ。
だからタマキ以外にも色々住んでるから！

え？…珠輝聞き間違いじゃなけりゃ裸なの？え？全然安心出来ねぇよ！？

ソウナンデスカ、ラルヴァたん
シェアハウスナンデスネ、アンシンシマシター

ナンデ、ナンデ、イオリンモ、たんデ、ヨブノ？
ソシテナンデ、カタコト？

【入団者紹介】
あ゛ー……(波間に浮いていたら近付く水の音と影を感じた)
どーもどーもコンニチハ。
タマキの全裸メンバーにまたひとり追加された気がするが、よく来たな！
お茶も出せねぇけど、まぁ、ゆっくりして行ってくれや。

そー言えば、タマキとか、今来たアンタとか、なんか自己紹介して。
名前以外ね。何か好きなこととか、色々あるっしょ。
参考にする。何かの参考にする。

コノハナシカタ、ハヤッテルノカ？
ナンダッタライッソノコトミンナデラルヴァたんヨビ、スル？

ところで全裸メンバーってなんか語弊がある。
まあ確かに俺に関しては服は着てないけど…って、…たまきって透視能力でももってるのか？
あ、初めましてー！俺、胤・嵐。よろしくな！
(新しく泳ぎ着いた相手に振り返って手を振りながら)

ふ、ふふふ。
ラルヴァたん、ご安心ください。私の脳内では勝手に皆様の愛称つけております。
油断するとつい口から出ちゃうわけです、困った困った。

と、いうわけでいおりんさん。残念ながら我らの愛の巣は居住者いっぱいいます。
老若男女もろもろジャンジャカいるアルよ。
そしていおりんさんがご希望ならばいつでも全裸モードになる覚悟はあります（きりり）

自己紹介ですね、かしこまりましたご主人様。
気付いたらこの世界におりました流浪の旅人・明智と申します。
今までどんな世界にいたのか、とか記憶があやふやです。困りましたね、はっはっは。
残念ながら透視能力は持ち合わせておりません…が、早着替え能力なギフトを先日思い出しました。
これから乱用していきたいと思います、てへぺろ！
あとチャームポイントはプリ尻です。

……そんなところでしょうか。
そして更に新たな全裸メンバー……！（トゥンク）
何卒よろしくお願い致します、ふふ…！

（深海奥底のみに根付く薬草を摘みに潜っていたのだが、水面に近くに連れ自分以外の気配に興味を持ち近く。気配の元へと顔を出してみれば、同種の者と他に二人…何やら不思議な面子に変な場面に出くわしてしまった、と直感のままに再度水中へと潜り無かったことにしようとしたが、歓迎する声に行動に移す前に諦めた。望のままに自己紹介といこうか）

あー……、――どうも、兄さん等。
俺は取るに足りない薬師の薬袋布静と申しやす。好きなようにお呼び下さいな。
はてさて、自己紹介ですか…性別は男で年齢はご想像にという事で一つ。
趣味は毒を服毒し解毒剤を作る事ですわ。

……特に語る事無いんで、こんくらいで終いにしやしょうかねえ。
程々に宜しく頼んます。

（早々に自己紹介を終わらせると先程から気になっていた疑問を拾い上げる）

あー、そや…一ついいですかい。
全裸メンバーとは何ですのん？

いや、たん付けで呼ばれるのが慣れてんならそうした方が良いかと思って……良いと思うぞ、ラルヴァたん（サムズアップ）

希望してないので全裸モードはやめて！？珠輝！？見るなら女性のビーチ姿の方が見たいわ！！

よーす、十束・唯織だ宜しくなー薬袋。全裸メンバー……珠輝に聞いてくれ。俺はナニも知りません。

はいよ、ヌ、ヌ……ヌノセはよろしくな。
あー、お前ら難しい名前得意なんだな！　俺ァ、ラルヴァだ。
ところで服毒って言ったけど俺の仲間は食わねぇでな！

別にたん付けでもいいけどさ！
でも残念だがイオリン……ここ男しかいねぇんだわ。
……見る？(ズボンをずらしながら)

もうホント、タマキの自己紹介ならぬ趣味告白タイムに
どこから突っ込んでいいか分からねぇんだけど、
愛の巣とか皆が誤解するからヤメロォ！
そのギフトは嫌な予感しかしねぇし、プリ尻は誰が得する情報なんだ。
あ、俺もプリ尻には自信あります。
あと俺も全裸メンバーはよく知らねぇから、タマキに聞くと良い。
聞かなくても勝手に喋ってくれる。

ぬのせ、ぬのせ。よろしくなーぬのせ！
(覚える様に繰り返し言いながらもう一度片手を上げて)
服毒かー。ってことはぬのせ自身も毒持っちゃってたりするのか？
「俺に触れると…怪我するぜ？」ってやつ？
(声音をそれっぽく変えながら若干の期待を含んだ視線を向けて)

プリ尻で張り合う二人…。

キャーラルヴァたんのエッチー
(少年特有の比較的高めのトーンで声を出してみながら両目を手で隠すジェスチャー)
(しかし男であることには変わりはない)

チョトマテヨ！全裸メムヴァーとか言イダシタノらるヴぁたんヨ！コノえっち！
ヌイデヨ！そして僕ニぷり尻ヲ見セテよ！対決ヨ！
（チャックに手をかけながら）
嵐たんのキャーはガチ可愛いですね、ふふ。

と、それはさておき布静さんよろしくお願いいたします。
（チャックを下げながら）
布静さんの愛の毒ならいくらでも受けたいですね、ふふ……！

胸板見えてないの、いおりんと私位だと思ってましたら
布静たんは良き秋服もお持ちで…！
さぁ、脱ぐのですいおりん……！
いおりんが脱げばビーチガールうはうはのきゃっきゃですよ、たぶん。
（チャックを開け閉めしながら）

いや、脱がねぇよ！？脱ぐ必要なくね！？
てか、口調変わってね？珠輝大丈夫か？

男のプリケツ見て喜ぶの誰得？

多分それねぇ、タマキ得だと思う。今んトコ。
でもほら、女の子が来れば俺たちのボディに喜んでくれることもあるかも知れねぇじゃん！？

世の中はハロウィンだったみてぇだけどハロウィンってよく知らねぇ。
教えて知ってる人たち。

たまきぶっこわれた？

そして残念なお知らせな。
現状この状況のこの砂浜に近付いてくる女の子いない気がするよ？
いたとしても相当な強者だと俺は踏んでいる。

……ふ、ふふ壊れかけのたまちゃんですよ、ふふ。
しかし確かに今の状況は明らかに私得です。
イケメン、かわいこちゃん、マッスル、とよりどりみどりの水泳大会ですからね、ふふ。

ハロウィンはアレですよね、お菓子と悪戯を乞う愛欲にまみれた祭りです。多分。
そしてもうクリスマスですよ、時の流れは早いものですね、ふふ…！

壊れかけっつーかもう壊れてませんかアナタ。
こんな冷てぇ海で泳ぐ女の子もいねェよな……。
あ、でもでも！　ディープシーならワンチャン！　あるかも！

くりすますってよく分からねェんだけど、お祭りみてェなモン？
お祭りはいつでも歓迎だぜ！　オトコノコはお祭りが好き！
タマキのハロウィン観は時化た海にさらわれちゃってね！

もっと壊して！貴方の手で！
もっとハロウィン楽しみたかった！悪戯されたかった！

それはさておき
くりすますはヒゲモジャの赤いおじさんが寝込みを襲撃にくる祭りですよラルヴァたん。
見事に返り討ちにするとお宝がザックザクです。