ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 プロメテウスの火 盛夏の川辺 【灼けつく太陽】 ラダ・ジグリ (p3p000271) [2018-07-29 21:34:48] それは幻想から鉄帝へ向かう街道での事、船らしき陰がひとつもない船着場での話だ。精一杯に葉を茂らせた木陰に、人馬がひとり佇んでいる。背には荷物らしき幾つかの木箱と包み、それから大振りな銃がひとつ。視線の先にはただ流れゆく川があり、見渡す限りに船も渡し守も見つからなかった。川を渡りたいのだろう。ただ、その方法がないというだけで。浅い所が分かればいいが、そもそも初めて通る場所だった。地図を広げても近くに橋があるとも分からない。幸い背に負う荷物は多少濡れても構わない瓶詰めや食器類だがまぁ濡らさず、汚さず運ぶ方が喜ばれる事には違いないだろう。日はまだ高い。しばし休憩してからどうするかを考えてもいいだろう。 →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する 【灼けつく太陽】 ラダ・ジグリ (p3p000271) [2019-03-05 00:26:43] (一旦休止しております。申し訳ありません) キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
精一杯に葉を茂らせた木陰に、人馬がひとり佇んでいる。
背には荷物らしき幾つかの木箱と包み、それから大振りな銃がひとつ。
視線の先にはただ流れゆく川があり、見渡す限りに船も渡し守も見つからなかった。
川を渡りたいのだろう。
ただ、その方法がないというだけで。
浅い所が分かればいいが、そもそも初めて通る場所だった。
地図を広げても近くに橋があるとも分からない。
幸い背に負う荷物は多少濡れても構わない瓶詰めや食器類だが
まぁ濡らさず、汚さず運ぶ方が喜ばれる事には違いないだろう。
日はまだ高い。
しばし休憩してからどうするかを考えてもいいだろう。