PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

プロメテウスの火

盛夏の川辺

それは幻想から鉄帝へ向かう街道での事、船らしき陰がひとつもない船着場での話だ。

精一杯に葉を茂らせた木陰に、人馬がひとり佇んでいる。
背には荷物らしき幾つかの木箱と包み、それから大振りな銃がひとつ。
視線の先にはただ流れゆく川があり、見渡す限りに船も渡し守も見つからなかった。

川を渡りたいのだろう。
ただ、その方法がないというだけで。

浅い所が分かればいいが、そもそも初めて通る場所だった。
地図を広げても近くに橋があるとも分からない。
幸い背に負う荷物は多少濡れても構わない瓶詰めや食器類だが
まぁ濡らさず、汚さず運ぶ方が喜ばれる事には違いないだろう。

日はまだ高い。
しばし休憩してからどうするかを考えてもいいだろう。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(ため息を漏らしていた時とは打って変わったように、闇市と言われて身体を揺らす挙動不審さで)

ぁっ、えっと、その!
えと、あれは、ピカ市です! ハイ!!
ああっでも闇市も、言葉というか名前が悪いと思うのです!
闇市ではなくて、なんかこう、
大売り市とかでしたらそんな悪いものじゃないのにな~なーんて!!
ああーっ、自分が闇市に行くからって天義の方々すべてが不正義ギリギリみたいな市場へいくわけではー!!
……あっ闇市って言ってしまった……!!

(地図を渡してからは、ラダさまの事をじぃっと眺めながら、綺麗な方だなあと見つめ)

――あ、商売!
なるほど、確かにそうですね。貴方のようなブルーブラッドさまは初めてお会いしました。
つい……、じろじろと見てしまった無礼をお許しください。
ああ、はい! どうりで瓶が擦れるような音がするな、と思った次第で。
商売人様でしたら、天義に向かわれる事もあるのですか?

お役に立てたのであれば、幸いです。
貴方様の行く先に商神の加護があらんことを。
夏場の鉄帝かあ……興味あるなあ。
ふふ、鉄帝の寒さは、冬場は死んでしまいそうですね。もし冬場に行かれるのでしたら、是非対策を。

ラダさまですね。
イレギュラーズのかたでしたか……! 嬉しいです、このような場所に仲間とお会いできて。
イレギュラーズと商人を両立されているのでしょうか、充実しておりますね。

そうですね!
いくら魔種といえど、神が定めた四方の四季には勝てぬという事で、
そのまま大人しくして頂いてくだされば、愛らしくさえ思えるのですが……!

はい……そういえば、盗賊の存在を暫く忘れておりました。
海洋でも海底都市?とかあったみたいで、いやはや世界には、まだまだ知らないものが多いですね
……あ、宜しければ、商売先の旅のお話とかお聞かせください。
お恥ずかしながら、天義の国境という白壁から外に出た事が無く育ってしまって。
異世界よろしく、国外に大変興味があります。お時間があるときで、いいので……!

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM