ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
プロメテウスの火
(とりあえず木陰に腰を下ろし、すっかりぬるくなった水をあおる。
川辺だからか、光は強いが川風がある分いくらかは涼しい。
こういう時、人のように汗をかける馬の体というのは便利ではある)
さて、どうしたものかな。
船が来てくれれば一番いいんだが。
(船着場は荒れておらず、座る傍らには比較的新しい焚き火跡もある。
恐らく、利用はされているはずだ。
だが一体どこに出払ってしまったのか、川上や川下を見ても船は影も形もない。
船を探すか、道を探すか、あるいはこの辺りに詳しい人を探すか。
現状、いずれも幸運に任せるほかなさそうだ)
川辺だからか、光は強いが川風がある分いくらかは涼しい。
こういう時、人のように汗をかける馬の体というのは便利ではある)
さて、どうしたものかな。
船が来てくれれば一番いいんだが。
(船着場は荒れておらず、座る傍らには比較的新しい焚き火跡もある。
恐らく、利用はされているはずだ。
だが一体どこに出払ってしまったのか、川上や川下を見ても船は影も形もない。
船を探すか、道を探すか、あるいはこの辺りに詳しい人を探すか。
現状、いずれも幸運に任せるほかなさそうだ)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
精一杯に葉を茂らせた木陰に、人馬がひとり佇んでいる。
背には荷物らしき幾つかの木箱と包み、それから大振りな銃がひとつ。
視線の先にはただ流れゆく川があり、見渡す限りに船も渡し守も見つからなかった。
川を渡りたいのだろう。
ただ、その方法がないというだけで。
浅い所が分かればいいが、そもそも初めて通る場所だった。
地図を広げても近くに橋があるとも分からない。
幸い背に負う荷物は多少濡れても構わない瓶詰めや食器類だが
まぁ濡らさず、汚さず運ぶ方が喜ばれる事には違いないだろう。
日はまだ高い。
しばし休憩してからどうするかを考えてもいいだろう。