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プロメテウスの火

<無意式怪談>専用ルート『無名祭』用相談所2

『<無意式怪談>再現性東京1Q99街、卯没瀬地区』の情報共有、相談、すり合わせ等
(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9016)

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長期化しているため、ここまでの状況を整理しておく。

初期の状態:
・希望ヶ浜地区にはその日常を守る『結界(常識の結界)』が存在しているが、現在破損している
・点在する『結界』の一部、関連場所に夜妖が頻繁に発生しダメージを与えているのが原因
・夜妖の発生原因は、竜種襲撃の事実を忘れようとする人々の歪み・不安からのしわ寄せである

第一回結果(行き先:発見や依頼)
①トンネル :水没した希望が浜の発見
②カフェ  :秘密酒場から結社『夜妖遣い』のアジト発見・殲滅の依頼
③COREビル :人工的な夜妖憑き作成現場の発見
④田舎   :卯没瀬自衛隊駐屯地と自衛隊員風の夜妖の発見
⑤ブロック塀:『名も無き神』との邂逅
⑥白い本  :『泰平レム』『スピリットフラワー』との邂逅、襲撃する夜妖の排除依頼
⑦火葬場  :大量発生している夜妖
⑧墓地   :不自然に無個性な幽霊夜妖達
⑨トンネル :希望が浜外部へ繋がるトンネルにて夜妖達と交戦
⑩四辻   :猫神との邂逅
⑪病院   :『新卯没瀬精神病院』からの月夜の学校、夜妖を自称する少女との邂逅

あとがき
●専用ルート『無名祭』
専用ルートが発生しました。
あなたは『名も無き神』と遭遇し、考えと利害の一致から名も無き神へ祈る祭りである通称『無名祭』を企画することになりました。
そのためには信仰を司る『音呂木神社』、冠婚葬祭を扱う『阿僧祇霊園』、祭りの規模を大きくするなら道路整備を含め交通網を管理する『去夢鉄道』、通信網を管理する『佐伯製作所』、そして人手を要するなら『希望ヶ浜学園』への交渉が必要でしょう。
中でも最も多くのコネクションを持ち、今回の件を総合的に依頼しやすい『希望ヶ浜学園』の管理者である無名偲校長へと、祭りの交渉を最初に行うのが適切でしょう。
あなたは次回<無意式怪談>にて、『無名祭』の具体的なプランを校長に提示し交渉を行うことができます。
プランが纏まっていれば纏まっているほど、具体性があればあるほど、そしてそれが他者に受け入れられやすいものであればあるほど交渉は有効に進むでしょう。

・補足:『名も無き神』とは
かつて練達や希望ヶ浜が滅茶苦茶になった時、名も無き神への祈りを浮かべた人々がいました。
ほぼ信仰を持たず日常を生きた彼らの『お願いかみさま』という漠然とした祈りは形をなし、『名も無き神』を作りだしました。
特に力を持たぬ神であり、できることは人格をもち訪れた人間に語りかけることのみ。特定の場所から動くことすらできません。
かつての彼らが願いを忘れつつあることで存在ごと消えかかっています。

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