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プロメテウスの火

街道、野営の夜

それはよく晴れた風の強い夜の事、どこかの街道から少し離れた場所での話だ。

岩陰に隠れるように、木々の合間に潜むように、目を凝らせば誰かの焚いた火がひとつ見える。
傍らに見える人影は、人の半身に馬の半身がついたそれだ。
顔は遠目には分からないが、寄れば年若い女だと分かるだろう。

どうやら野営をしているようだった。
女の傍らには簡単な荷物がひとつ、すぐ手の届く場所に銃が一丁並んでいる。
――最近ここいらには夜盗の類が出るという。
警戒しているのか、それとも女がそうなのか。

その見つめる先で火にかけたヤカンが音を立て始めていた。

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ああ、そういう事なら歓迎だ。(表情を崩して軽く笑い)

菓子に使えそうなものや、珍しい茶なんかが見つけたら持って行こう。
それと……(荷物の中から適当な紙とペンを取り出し)連絡先を渡しておく。
特別入用なものや急ぎ必要なものがあれば、声をかけてくれれば探してみよう。
(連絡先の紙を差し出した所でアッと何かに気づき)
言葉はともかく文字の翻訳はどうだったか。まぁ駄目なら読める人間に頼んでくれ。

そちらの世界も中々に物騒なようだ。
私も傭兵の真似事はした事があるが、そちらはより前線で戦っていた風でもあるし。
(さて、とひと段落ついた態でヤカンを差し出す)
……もう一杯要るか?

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