４月３日。そう、今日は４月３日なのだ。
水城がずっと待っていた日。彼女にあの事を聞いた日から待っていた

４月２日。水城は仕事をほっぽりだしていた。正確には仕事を終えてダッシュで色々準備する為に奔走していた

料理をする時間はない。元よりそう得意ではない。なので、馴染みの店でお願いをしておいた
此の日の為に、ちょっと豪華な料理を、と

お菓子屋にも頼み込み、特別なケーキを作ってもらった。
実は無理言って、ちょっとだけ手伝っているのは素敵な秘密
大きなワンホールのクリームケーキ。
チョコで、「ハッピーバースデー、秋葉」と書いたホワイトチョコも添えて

そして、プレゼントも別に用意した

「喜んでくれるかなー…まずは驚くやろーけどなー…」

にへらと笑いながら、セッティングを終える


（ということで、秋葉ちゃん誕生日おめでとうスレです。
どなたでもお気軽に来て頂けると嬉しいです、はい）

さーて、後は秋葉ちゃんが来るのを待つだけやなー（クラッカー手に待ってる）

あら？この部屋は使ってなかったはずだけど……（部屋を覗き込む）

そーりゃ！(クラッカー鳴らし)

わ!?なに!?何事？

…あれ、想定外の反応。

や、ほら。秋葉ちゃん今日誕生日やろー？

あ～……そういえば、そうだったわね……すっかり忘れてたわ……

それ忘れたらあかんやつー…（クラッカー片付け）

まぁ、ほら……こっちに来てから色々と忙しかったから……

ま、ええんやけど。うちが覚えてたから

うん、ありがとうね。

色々と準備してくれてるみたいだけど何があるの?

お料理色々やろー(お寿司やサラダ、肉料理各種)
ケーキも勿論あるし…お酒いけたっけ？一本だけワインは用意したわー

お酒？うん、まだあんまり慣れてないけど飲めることは飲めるわよ。

そんなに沢山の料理もいっぱい……ありがとうね、嬉しいわ。

えへへー、喜んでもらえて何よりやわー

せっかくやし、ワイン開けよーか

そうね、開けましょうか（ワイングラス２つ準備）

そんじゃ、ぽーんっと（栓抜いたはいいものの、勢いよく開けた為飛んでく栓）

おっと……（飛んできた栓を避ける）

危ないわよ。ゆっくり開けないと……

稀によくあるアクシデントですよ(とぷとぷ注ぎ)