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Blood's castle

【対談】応接間3

貴方がその階段を降りる時、願えばこの場所へと辿り着くことになるだろう。
椅子が二つに、机が一つ。飾られた調度品。
シンプルではあるが落ち着ける、そんな部屋。
階段を歩く貴方の思い描く通りに、この部屋は変化する。

光を嫌うなら、どこまでも暗く。
闇を嫌うなら、どこまでも明るく。

そんな風に。


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1:1の対談スレッドです。
前卓は使用中なので立てておきます。

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(「また、か。」
流れ込んできた感情は、今の彼女とは似ても似つかないごくごく自然な、ただの少女のようなもので)

(襲われた誰とも知らない人族に、心の中でそっと手を合わせた。

確かに、吸血鬼が生きていくために、血は欠かせないものだ。無ければ死んでしまう。
しかし、吸血鬼は人間と一つの契約を結んでいるのだ。

採血して集めた血を必要な分だけ、いくらでも提供する。その代わり、人間を襲わないで欲しい。

という契約を。
これは吸血鬼である領主がサインをし、正式に交わされた契約だ。
だが、それを破るものが後を絶たない。なぜか。
生身の人間の血は、美味しいからだ。
私などはその契約が成された後に生まれ落ちた存在だから、生身の血の味なんて知らない。採血されたもので十分だ。
ただ、その契約以前から生きている古い吸血鬼たちはそうもいかないらしい。
だから度々、契約違反とわかっていながらも人間を襲う者が出る。

勿論、領主の協力の元、捕縛されて死罪に処せられるのだけれど。

そんな事情を彼らは知っているようだ。
私はそっと、その場を立ち去った。

見つかればあまりいい顔をされないだろうから)

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