PandoraPartyProject

ギルドスレッド

Blood's castle

地下5階

普段は誰も入れない場所。
ただ広い空間に、何も無い場所。

※※※※※

招待制

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………ごめん。さっきの場所(応接間)は別のことに使っていたから、こっちに移動して貰った。
おお、それはこちらこそ申し訳なかったです。
改めて、お招き感謝しますぞ。
……私も説明不足だった。気にしなくていい(ふるふる、と首を横に振って)
…………始める前に聞きたいことが、1つ。死にかけたことはある?
いえ、私は危険な任務は任されたこともなかったですからな。
……それなら好都合…………「死線を越えるほど強くなる」という言葉を知ってる?
知ってはいますが…。
(ハッとして剣と盾を構え)まさか…荒療治、ですかな。
………そうといえばそうだけれど、貴方の思っているそれとは少し違う。(曖昧なことを言う)

……あの言葉は、正解。「死」に直面して生還した時、人は少しだけ強くなる。
…………きっちり構えたままでいい。目を瞑って。
……そのまま、意識をしっかり持っていて。(スタスタと少しだけ離れる音が聞こえる。小さな金属音も。そして‥‥)

(ヒヤリ。まるで、氷の刃で全身を切り裂かれるかのような感覚に襲われるかもしれない。その正体は”殺気”。心臓が一瞬で握り潰されるほどの、色の付いたように濃い殺気が、巨大な津波のごとく押し寄せてくる。もし自分自身の「芯」。生きる為の理由を持っていなければ、恐怖で意識を手放してしまうだろう)
…!これは!?
まだ、せめて一人前の騎士になるまでは!め、メモリア殿!どちらへ!?(辛うじて意識を保つ)
…………いるよ。貴方の前。(どす黒い奔流が更に濃密に気配を増す。ギリギリ意識が保たれているのなら、弓が引き絞られるように目の前で収縮する殺気を感じ取ることができるだろう。それは「死」だ。当たれば「確実に死ぬ」という、終わりそのもの)
う、うぅ…
こんなところでは死ねぬ!!
鉄帝の武門を舐めるな…!(震え、絞り出すような声で)
……さよなら。(放たれた。そう思った時には、無慈悲で理不尽な「死」は眼前へと迫っていた。これはおそらく、即死だ。巨大な鉱石の塊が猛スピードで目の前から突っ込んでくるような、完全な死のイメージ。盾で防いでも、それを容易く砕いてくるだろう)
(ここまでか…父上、母上、騎士団の、そしてギルドの皆様…。
すいません、私はここまでのようでした。)
(ピタリ。時が、止まった。死ぬ直前、諦めたその時のまま)……それでいいの?(ぽつりと、そんな声が聞こえる)
……そうですな。実際私はこんなものだったのかもしれませぬ。
若い頃は力のみを求めることを嫌がった、と言えば聞こえは良いかもしれませぬが結局臆病であっただけ。
今さらになって伝説に憧れ、この年になってから剣の道に入ったことがそれを如実に表しています。
――――。
―――――――――。
しかし、聞かれて卑屈になるなんて!
私らしくありませんな!!
もう少し私の、なけなしの意地と勇気を見せて差し上げますぞ!
来い!我が名は白盾!誇り高き鉄の騎士であるぞ!
………おうけい。じゃあまずは――死んでも避けて。(止まっていた時間が、突然動き始める。目前に迫って止まっていた「死」が、振り下ろされようとしている)

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