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きりがくれ
ならば。
柴山さんとのうぇむは、いずれ、また会うことがあるだろう。
(射抜くような鋭い眼光は変わらねど)
(薄い唇はその口角をわずかに吊り上げ、そこに柔らかさを宿した)
のうぇむがそれを望むか恐るかはわからねど。
柴山さんは、今日ここで会った存在が、苔に覆われるだけのものでなかったことを嬉しく思う。
然れば、さらば。
(森の奥から吹き抜けるわずかな風に、ローブを揺らめかせ)
(柴山さんは次なる美食を求め、また、歩みを再開していった)
柴山さんとのうぇむは、いずれ、また会うことがあるだろう。
(射抜くような鋭い眼光は変わらねど)
(薄い唇はその口角をわずかに吊り上げ、そこに柔らかさを宿した)
のうぇむがそれを望むか恐るかはわからねど。
柴山さんは、今日ここで会った存在が、苔に覆われるだけのものでなかったことを嬉しく思う。
然れば、さらば。
(森の奥から吹き抜けるわずかな風に、ローブを揺らめかせ)
(柴山さんは次なる美食を求め、また、歩みを再開していった)
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おおよそ拳大から、大きなもので片手鍋程になるという。本体は赤く、大まかな卵型。表面は白い綿状の黴に厚く覆われる。上部に二、三の円錐形の突起を持ち、大きな個体ほど突起は長く、羊の角のように湾曲する。
幻想北部、光の乏しい湿った森に散見されるが、特に人間の遺体に群がり犇めく姿から、現地では『死人の白兎』『人喰い羊』とも呼ばれ不吉なものとされている。
炙って食うと甘くてうまい。
――――――ショーク・ドラーク著「絶対食べたい未知の味〜キノコ食べ歩き篇〜」より