ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
きりがくれ
(次のキノコと聞いて震えあがらない毛玉でもなかった――――この『災害』が再び自分のかわいい家族に目をつけないよう、毛玉は祈る。神様とかよくわからないけれど。)
うぇ。……うぇっうぇっ
(ぼろきれの袖を振る。足りない腕で彼女に目指す獲物が見えないように誤魔化したい気持ちがあったのだが……あっちにキノコがあると示しているようにも見えよう)
……うぇ?
(じたばたするのをやめて、鋭い目つきの人間を見た。)
(毛玉にたとえ話はわからない。その質問がもしかしたら、このつよい人間には大事なことなのかもしれないと、思いはしたけれど、)
うぇ。……うぇっうぇっ
(ぼろきれの袖を振る。足りない腕で彼女に目指す獲物が見えないように誤魔化したい気持ちがあったのだが……あっちにキノコがあると示しているようにも見えよう)
……うぇ?
(じたばたするのをやめて、鋭い目つきの人間を見た。)
(毛玉にたとえ話はわからない。その質問がもしかしたら、このつよい人間には大事なことなのかもしれないと、思いはしたけれど、)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
おおよそ拳大から、大きなもので片手鍋程になるという。本体は赤く、大まかな卵型。表面は白い綿状の黴に厚く覆われる。上部に二、三の円錐形の突起を持ち、大きな個体ほど突起は長く、羊の角のように湾曲する。
幻想北部、光の乏しい湿った森に散見されるが、特に人間の遺体に群がり犇めく姿から、現地では『死人の白兎』『人喰い羊』とも呼ばれ不吉なものとされている。
炙って食うと甘くてうまい。
――――――ショーク・ドラーク著「絶対食べたい未知の味〜キノコ食べ歩き篇〜」より