ギルドスレッド
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旅一座【Leuchten】
「あら。あら、あら、あら。聞き間違いかしら。聴き間違いかしら?今、あなた、あたしに爪を立てると言ったのかしら」
(かたかた、と調度品がいくつか浮いて)
「“ほんのちょっとでも爪を立てられる”とでも思ったのかしら」
(それらが1度にひしゃげて潰れる。灰猫の瞳が爛々と輝いて)
「その邪魔な翼も、憎たらしい声も、ちっぽけな蛮勇も、全て全て握り潰してやろうかしら!!」
(フシャア、と猫の威嚇声がひとつ)
(かたかた、と調度品がいくつか浮いて)
「“ほんのちょっとでも爪を立てられる”とでも思ったのかしら」
(それらが1度にひしゃげて潰れる。灰猫の瞳が爛々と輝いて)
「その邪魔な翼も、憎たらしい声も、ちっぽけな蛮勇も、全て全て握り潰してやろうかしら!!」
(フシャア、と猫の威嚇声がひとつ)
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中は割と広く、シックなローテーブルに客をもてなす為のソファが真中に鎮座。
壁には本棚があり、混沌中で集められた音楽関係の本が置かれている。
淡い月光のさす窓辺には、いつも作曲をする為に置かれた机。その上には彼が人生を捧げ人生を謳うために書き記された音階だらけの羊皮紙と、夜空のように黒く、蒼く揺らめくインクが置かれている。
奥へ続く扉の先には、仮面が並べられた部屋。そして楽器が並べられた部屋がある。