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旅一座【Leuchten】
(ヨローナの狂騒で打撲や切り傷が多数、鉤爪で肩に抉れた傷が出来ていたがソレは痛みを感じていないかの様に笑った)
放っておいてもその内治るんだから、問題などないよ。
(だから泣くのはお止しよ、と撫でてやり)
放っておいてもその内治るんだから、問題などないよ。
(だから泣くのはお止しよ、と撫でてやり)
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中は割と広く、シックなローテーブルに客をもてなす為のソファが真中に鎮座。
壁には本棚があり、混沌中で集められた音楽関係の本が置かれている。
淡い月光のさす窓辺には、いつも作曲をする為に置かれた机。その上には彼が人生を捧げ人生を謳うために書き記された音階だらけの羊皮紙と、夜空のように黒く、蒼く揺らめくインクが置かれている。
奥へ続く扉の先には、仮面が並べられた部屋。そして楽器が並べられた部屋がある。