PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ハックルベリーの架空植物園

すこしいい部屋と知らない扉の探検隊

あまりにも嬉しいことに、みんな
お掃除の達人サン、です!
綺麗になって、ひと息ついたら思い出すこと
あのすこしいい部屋のことだとか、その奥だとか
開かない扉があったのデス
いずれ遠くないうちに開ける場所
今そのときと、開け放してみましょうか

ものおき? わすれもの?
知らないものは、ワクワクしますネ!
いまはまだ分からないこの場所で、見つけるのはどんな楽しいことだろう

『前回のお掃除の物語から、忘れないように』
『忘れたくないメモ』
旅人さんと、鉄の国にはじめまして
綺麗なパーツ
知る限りいちばん美味しいプリン
植物園あまりにも元気

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キャラクターID
●廃工場のなか

□□□□□□□□
□少し良い部屋□ ←ここを探検デス
□      □
□  □□□□□
□ □植物園 □
□  □□□□□
□      □
□ 廃工場内 □
□ □□□□□□
 入口
(《少し良い部屋》には、丁寧に拭けばそのまま使えそうな作業机が残っている)
(少しだけ良い造りの家具が残された部屋)
(もしかしたら、社長室のような使い方をされていたのかも)

(知らない扉を開けたくてうずうずしているけれど、少しだけ休憩を)
(お掃除を素早く完遂してくれた達人達へ)(お礼のお茶を振る舞おう)
(あまり上手くない事でも皆とやる作業は楽しいものだった。探検にウキウキしつつ後に続いて《少しいい部屋》に踏み入れる)

うわぁ。入口の部屋からはそうぞうできないくらいいい感じのお部屋だね!

(ぐるっと見回すとお茶の用意をするリュカシスに気が付いた。レオン・カルラも一息入れてもいいと言っていた。ならば場所を作ろうか♪)
(拭くものを探すとて一度部屋から出て行くとすぐに戻ってきて、テーブルに使えそうな台を拭いてゆく。壁にはいくつかの扉)

開かないってことはカギがかかっているのかな?ふふふ。宝探ししてる気分になってきた!
あ、そうだ。いい物持ってたんだ♪
みんな、甘い物は好きかな?

(ポーチの中には紙袋。おやつ用に持っていたクッキーが入っている。腹が減っては戦は出来ぬ!お茶のお供にクッキーはいかがだろうか)
(そう、いい部屋。
偉いひとが自らの権威を示すことに使えるような、そんな綺麗な雰囲気を残す、部屋なのだ)

(部屋に来てくれたサバンナキャットの子猫に、ガシャンガシャンと手を振り、お礼を告げながら。子猫の開かない扉への視線と、質問のことばに、大きく大きく頷いて。ポケットから鍵の束を取り出した)

これね、此処の工場の鍵なのデス。一番大きいものが、入り口で、中くらいのものは裏口。残りの小さいものたちが、ここの扉のものだと思うのだけど。

(ガチャリ、差し込んでみせる。違和感や引っ掛かりなく鍵穴に差し込まれる様子から、恐らく鍵自体は正解であるものの…)

扉の鍵のほうが調子が悪いみたいでネ。ここまではいいけれど、ここからは、うんともすんとも言わないの。
(どうしたものか…と、難しい顔で首を傾けていたもよの)
(子猫の美味しい問いかけに、サッと元気よく手を上げた)

甘いもの? 好きです好きです大好きデス! ジェルチャン、どうもありがとう。
ボクもね、フェアリーテイルファントムの日に、街で貰えたお菓子、あるんだ。
可愛くて美味しかったから、おすそ分けデス。みんな、どうぞどうぞ召し上がれ。

(ジェルソミアの綺麗にしてくれた机に、並べてくれたお菓子、その傍におばけの夜に手に入れた、カラフルおばけのチョコレートをそえた)
(黒い鉄がすこし不器用な手付で淹れたあたたかいお茶もあるよ)
「皆、進むの早い…って言いたいみたい」
『前の部屋でウロウロしてるから遅れちゃうのよ』
「まぁ、過ぎたことは仕方ない。彼女も反省している」
『それよりも、お菓子!お菓子は大好きよ。はっぴーになれるの』

「お茶もあるんだね。ボクタチは水筒を持っているけど貰おうかな」
『ええ。せっかく淹れてくれたんですもの。貰わなきゃ!』

「そういえば、何かニュースが来るとか来ないとか」
『ふふふ。良いニュースだと良いな。彼も楽しみにしているわ』
レオンカルラサンー! コチラへどうぞどうぞ。

(少し良い部屋の、少し良い椅子へ三人のレオンカルラを手招きしつつ)
(彼らのことばを聞きながら、ニッコニコと取り出しならべるのは)
(おばけ型チョコレートやキャンディ、ラムネ、クッキー。いずれも愉快なおばけの色柄をしているものたち!)
(ちょっとばかりしぶめの濃〜いお紅茶をガチャガチャと準備し、三人や子猫の前に差し出した)

あなたがたもお菓子お好きなのですネ。 ボクもボクも!
おばけのお菓子はトッテモ美味しいのです。だから、どうぞ、召し上がれ。

(なんだかんだ食いしん坊な鉄のこどもは、言うやいなやキャンディをしっかり確保している)
(カラコロとなめながら、楽しそうなはなしには、ガタンと身を乗り出した)

ニュースですか?
レオンカルラサン、お耳が素早いのデスネ。
なんのことだろう。楽しいことだと嬉しいね。
(こくん、と「了解した」かの様に子供が顔を動かし、椅子の方へ向かいつつ)
『お菓子はとっても素敵な世界に私たちを連れて行ってくれるわ!』
「ああ、しかし…色々とあるね。オバケっぽいからハロウィンの名残かな」
『ハロウィンと言えば、パーティがあったわね!また私たちだけで行っちゃったけど
皆とも…いつか行ってみたいなぁ。お友達が居ると心がポカポカするの。素敵だわ!』

(案内された席へ座り、リュカシスの淹れてくれたお茶に手を付ける)
『わぁ!渋めなのね。ちょっとだけ驚いちゃった。
でもでも!甘いものと合うかも…!!』
「ああ、中々いける。ジェルソミアも他の皆も食べてみなよ」

『近いうち…って情報屋さんが言ってたんですって、彼はそう言いたいみたい』
「ああ。何かは分からないからドキドキタイムだね…♪
とも言おうとして止めたみたいだ」
そうですね、ソウデスネ!
おかしも、おばけも、とてもとても良いものです。おばけの夜に、ボクはしみじみ思ったんだ。
ソウダ。ねえねえ、フェアリーテイルの夜に、レオンカルラサンはなんのおばけになったの?
ボクは、ぬののおばけになったんだ。空もね、飛べたの。
ジェルソミアおばけサンにはばったり街で出会ったりしてね。
ホントウニ! 来年のおばけの日には、いいえ、その前になにか楽しいことがあったりしたら、その時には、みんなと一緒に遊びに行きたいデス。行こう行こう、きっと!

(やっぱり! と、照れくさそうにはにかんだ)
お茶をむらすの、長ければ長いほど良いというわけでは無いのですねえ。へへへ…精進シマス。
甘いものと一緒にドウゾ。

近いうち。みんなで楽しいことかなあ。
うん、うん!ドキドキタイム。なにやらひみつめいてて、とってもわくわく、デスネ。ソワソワしちゃいます。
わぁ!リュカちゃんもいっぱいもらったんだね!

(「私もいっぱいもらったんだ」と言いながら、お菓子を勧めてくれるレオンカルラの隣に座る)
(入れてくれたお茶を「あちち」と言いながら少しだけ口に入れ、すぐに甘いお化けのチョコを口に含む)
(苦い口内に甘い物。幸せの味に、にへらと表情を緩ませた)

フェアリーテイルの日は楽しかったね。
私も聞きたい! レオンカルラちゃんが何になったか。
私は小さなかぼちゃのようせいになっていたの♪
お菓子をもらっても悪さしちゃう、いたずらようせいよ。
わあ!皆で遊びに行くのすてき!

(小さく手を叩いて同意を示す)
(楽しい時間を友達と共有できたら、それはどれだけ素敵時間に。思い出になるだろう)

(甘い物を食べながら、先ほど鍵が回らない扉に目線が行く)
(リュカシスの推測通りなら鍵を直すという器用なことは出来ない)
(ならば……)
あの扉、みんなで力を合わせて押してみたら開かないかな?
「オバケ…オバケ…何にしたかな」
『とにかく迷路で迷子になったことしか記憶にないわ!』
「いやはや。アレは強敵だったね。二人は楽しそうな仮装だね」
『遊びに行くときはお菓子も持っていきましょう!一人何Gまでかしら?』
「バナナはおやつに入らないらしいから気を付けないとね」

「皆で押せば開くかな。確かに、できそうだね」
『押してもダメなら引いてみろ!逆に引いたり、体当たりしてみたらどうかしら?』

「そういえば…そういえば。この前、情報屋サンに聞いたんだ」
『色々と技(スキル)を教えて貰えるようになるって。それも楽しみ!』
うん。たくさん貰ったのデスー!
(フッフッフと笑い、ガイコツロリポップをくるりくるりと眺めつつ)
(甘く弾けるその味に、おばけの夜を思い出してはニッコニコと思い出し笑いをこぼしている)

なんと。レオンカルラおばけサン、迷子だったのデスカ。
迷宮、そんな難しそうで楽しそうなところがあったんだねえ。
ね! こんどはみんなで。その時はお菓子も忘れず持っていきマショウ。お弁当も用意しなくちゃ。
フフフ! ひとり300Gくらいかなあ。

(扉に対する子猫の提案に、食べていたロリポップを落としそうになり、慌てて掴み直した)
(パチリとめだまを大きく見開き、すこし興奮した様子)

ジェルチャン、考え方が柔軟ですねえ。
ボクは力いっぱい壊すコトくらいしか考えられなかったデス。
みんなで。うわあ、わくわくしてきた。
みんな、みんな、よろしいですか? お掃除に引きつづき。お力、貸してください!
そう、そう。ニュース! ボクも聞いて来ましたヨ。
技。技かあ。みなさんがどんな技を使うのかな。何が得意なのかなあ。 とっても楽しみですね。

(戦闘マニアの黒い鉄のこどもは、未知なる “技” の存在と)
(廃工場の友達の得意そうな技について、それはそれは楽しそうに思いを馳せている)
スキルと、クラスと、エスプリ。選べるようになりましたねえ。みんな、それぞれ検討中デスカ?
何を選ぶかで、何になれるか違うのですってネ。どれにされるのか、見ているのも楽しみデス。
デモネ! ボク、CP少なくてたくさん選べなくて残念ナンデス! これから頑張るケレドモネ。
『私達はパペットマスター?とか言うのになってたんだけど…』
「何か色々とあって今は使えなくなっちゃったね」
『でもでも。悩んでた人には良いことだったと思うの!』

『みんなは何かな。色々、できることあるの楽しみね』
「ああ、彼女も、皆の進路は気にしているみたいだ」

『そうそう。ひとりオヤツは300Gまでよ!お弁当ならクッキー持っていくのも良いかしら』
「それはオヤツでは…と思うけど、口にしない彼女であった」
『彼も食べたいみたいね。皆はどんなお弁当にするのかな?』

「ふむ。ふむふむ。扉を開けるのには力だけじゃないってことだね」
『私たちは喜んで!皆で協力してえいえいおー!!』
自分に何が出来るか考えてるんだけど迷っちゃう。
選べるのが少ないから、さらに悩んじゃってるんだよね。

300Gまでのおやつにお弁当!
ふふふ。今から考えてもワクワクしちゃう!
お弁当の中身?お肉はぜったい欲しい!

(考えるように目を瞑ったり、好物を思い浮かべてニコニコしたり)
(話題が変わるたびに表情がころころ変わる)
(考えが柔軟と褒められれば思ってもみなかったので、ヘヘヘと少し照れた)

あんまり力には自信ないからこわすって言う考えがなかったんだよ。
レオン・カルラちゃんもやる気十分だね!
やってみよー!
(えいえいおーの掛け声に合わせるように手を上げる)
(ご馳走様と手を合わせれば、足取り軽く扉の方へ向かっていった)
(どんな感じなのか観察するつもりのようだ)
パペットマスター! そのようなクラスがあるの。
カッコイイですねえ、レオンカルラの三人サンにぴったりデス。
そっか、一旦リセット、あったのですってね。
そういうのは、もう無いみたい。レオンカルラサン、今再びおなじスキルを選びますか?

ボクはね、たくさん考えて、ナイトを選べるようになりました。鉄壁、デスヨ!
(名前負けしないように頑張ります!と、胸をはる仕草)
(子猫のことばには然り然りと何度も頷いている)

ホントウニほんとうに。
あれこれ試せるものでもないから、どうしよって、慎重になっちゃうよね。
ジェルチャンも、しっくりぴったり気に入るものを掴めると良いですねえ。
お弁当お弁当、サンドイッチも欲しいデス!
パンはバゲットで、お肉も野菜模いろいろ挟んでね。
クッキーにお肉にサンドイッチ。これは多種多様。シェフのお弁当ちからが試されますネ。
(あったかくなったら行きましょうねと、楽しそうに約束を告げ)

えいえいお!
フフフ! なんて頼もしいのデショ。ふたりとも、ありがとうございます。
ひとりじゃダメでも、みんななら、デスネ。

(扉を調べる子猫の様子に、そういえば自分は扉をガチャガチャやるだけで調べるということを全くしていなかった、と思い)
(扉のすきまからなんとか覗き込むなどしている)

……ものが引っかかってる。とか。デショウカ。ムム、うまく見えない。
『ちょっぴし変わったけど、パペットマスターの力が戻ってきたわ!』
「ああ。それにギフトも見つかったね。幸先が良い」
『ナイト!? それってとってもカッコいい!何かあったら頼っちゃう』
「ジェルソミアもいつか良い感じに決まるよ。焦らずじっくりね」

『そうね。今は寒いもの…それならシャインナハトパーティくらいかな』
「うーん。そうなるとお菓子にお肉に、サンドイッチ…色々ありだね」

『物が引っかかってるの? うーん。何か棒で突いてみるとか』
「さびているのかもしれないね。そしたら…どうするんだろう」
『とにかく皆で力を合わせれば何とかなるわ!
"三人寄ればもんじゅの知恵"ってきいたこともあるの!』
パペットマスターになるのはすごく大変だってローレットで聞いたけど、それになれたのすごいな!
それにギフトも見つかったんだね!どんな力だろう?
リュカちゃんはナイトなんだね、かっこいいなあ!
二人ともしっかり自分が見えててすごい!
私もハンターかスカウトを考えてるんだけど、もう少し考えてみるつもりよ。
(二人がとても輝かしく見え、目を細めるように小さく笑った)

ふふ、ちょうど来たよ!街中がお出かけのお誘いでにぎわってるの!
みんなでお出かけ、行けるかな♪

(覗き込むリュカシスの角の間から、同じように中の様子を覗いてみる)

ほんとだ。すきまが細いからよく見えないね。
さびてたら……三人で体当たりでもしてみる?
それか押してだめなら引いてみて、それでもだめならスライドか……。

(開かない扉、お決まりパターンを冗談めかしに呟いた)
パペットマスター、レオンカルラサンにぴったりのものだけど、やはり得難いお力なのですねえ。
ギフトも、おめでとうゴザイマス! 幸先のよいこと、デスネ。
! ええ! モチロン。お困りとあらばこのナイトのリュカシスにお頼りクダサイ。
あなたたちのお頼みならば、大歓迎デス。

(ナイトとはなんたるか、微妙によく分かっていない鉄のこどもだが、思い描くスキルにはじぬよう。何時もよりどこかキリリとした顔である)

ジェルチャン!ボクは余りしっかり考えないトコロがあるので、実は、狂戦士かナイトか悩んだのデス。どちらも強そうだったカラ。へへへ。
だからジェルチャンがしっかり考えるとおっしゃるの、すごいことデス。
レオンカルラサンのおっしゃるように、焦らずじっくり、ですヨ。

そうそう。冬の楽しいお誘い!
今までこんなに楽しいことたくさんの季節はあったかなあって思っちゃいマス。
たくさんたくさん楽しめると良いですネ。
(角のそばから聞こえる声にうんうんと頷きながら)
(ハッとした顔。自分の荷物をごそごそと漁っている)
(工場の大掃除で見つけ、自身のギフトに使おうと拾っておいたさまざまな大きさ薄さの鉄くずを取り出した)

お二人とも。三人力を合わせて、あのね!

ヒトツ、一人がすきまに引っかかるモノが無いか鉄くずを入れてガシャガシャしてみる。そのすきに二人が扉を押したり引いたりやってみる。
フタツ、三人一緒なら怖くないヨ!みんなで力の限り押して見る。それか、引っ張ってみる。

試してみるならばこんなトコロでしょうか。
幸い、細いすきまでも大丈夫そうな鉄くず、大掃除の際に取っておいたものがございますノデ!
『うんうん!私達のギフトは凄いのよ!!』
「無生物を動かす力だからね。…まぁ、失敗する時もあるけど」
『うんうん。私達、頼っちゃう!ジェルちゃんも!とってもカッコいいもの!』

「ハンターやスカウトは身のこなしが軽く、冒険では頼りになるって」
『ええ。本で読んだことがあるわ! 私たちは簡単な魔術が使えるの』
「ふふ。バランスは良いかもね」

『うーん。一つ目の方が良いのかなぁ? 何かひっかかっているなら』
「うん。扉がおかしくなっちゃうかもしれないからね」
『それでもダメなら二つ目かな。…実は何処かにスイッチがあるとかならそれもダメ?』
「そんなことは、そうそうなさそうだけど」

『リュカちゃんナイスね! それでカチカチっと!やって、皆で押したり引いたり』
「うん。ボクタチはそれで良いと思った。皆はどうかな??」
(愛称で呼んで貰えるのはもっと仲良くなったみたいで嬉しいもの。表情にニパッと花が咲く。カッコいい、すごいと二人から誉められれば嬉しさと照れから暖かくなった)

むせいぶつ……。
生きてないものが動かせるのね!すてきな力!
パペットマスターと合わさってレオンカルラちゃんにぴったり!

(狂戦士の単語が普段の頼もしい姿から想像できず目をぱちぱち。どちらも強そうと言われれば納得した)

友だちを守れる 力はすてきよね!
ふふふ。素早さにはちょっと自信があるの。
私たち、とてもバランスのいいパーティーね!
(出された提案にワクワクさせながら目を輝かせた)

それいい!
すきまガシャガシャ試してみよう!

(んー、と少し考える。
ラサと鉄帝の自分達の方が力仕事にあっているように思え、小首をかしげて提案してみる)

レオンカルラちゃん器用そうだしガシャガシャやってみる?
三人サンのお力は無生物にもいのちを与える、みたいな感じなのかな。
すごいや、あなたたちは魔法使いでもあるんだねえ。

確かに。確かに!
魔法のかた、素早いかた、力の強いボクで。素晴らしいバランスのチームだ。
良いね、ともだちを守るちから。考えただけで楽しくなってくる。

(バランスのよい三人で冒険に出掛けたならば、たいそう楽しいだろうななどと考えつつ)
(キョトンとぱちぱちまたたく子猫にも、フフフフ!と笑い顔を向けるのだった)
了解、デス。
隙間のカチカチガシャガシャ作戦、張り切って参りましょう!

(子猫の提案に、なるほどという顔。レオンカルラの三人に、細い鉄くずを手渡そうとしており)
(自分は準備運動とばかりに掌を握ったり開いたりしている)
「そうだね。人形遣いっぽいギフトでしょ?」
『人形劇とかでも役に立つのよ。糸が無くても動かせちゃう!』

……(鉄くずを受け取り、こくん、と頭を動かす)。
『ふふん!任せてちょうだい!これでも器用さには自信があるわ』
…(かちゃかちゃ)。
「そういえば…御仕事、ギルドの方で張り出されてたね」
『私たちも参加してみたわ。かけおち? のお手伝い』
「皆とも何かの御仕事で一緒になったらよろしくね」

―がこん
『…。多分、何かが取れたんだと思うけど』
「押したり引いたりしてみる?」
(一つの依頼に何十人と名前が書いてあったのを思いだし、皆のやる気を目の当たりにして少し興奮ぎみに言葉を紡ぐ)

うんうん!お仕事とか依頼の張り紙がたくさん張ってあったね!
たくさんの人が名前を書いていたから、もう少しおちつくまではほうこく書とかで勉強するつもりよ。
レオンカルラちゃんはお仕事受けられてのね!あの人数の中から選ばれるなんてすごい!
うまくいくといいね!


(あっという間に取ってしまった手腕にぱちぱちと手を叩く)

すごい!もう取れたの!?さすがレオンカルラちゃん!
よーし、それじゃあまずは押してみようかな!

(やる気は十分!腕捲りをする仕草をすると、トビラから少し距離をとる。自分の力では、押すよりも助走をつけて体当たりした方が強いと考えたようだ)
レオンカルラの三人サン、あなたたちの劇はきっととっても素晴らしいのだろうなあ。
また次のお茶を用意した時など、ぜひとも見せていただきたいデス!
(おねがいします!と手を合わせて楽しそうにニコニコ笑い)

ええ。ええ。
お仕事、いつかご一緒できることが楽しみですネ。
今回は、ほとんどのかたが初陣ですよね。レオンカルラサンも、どうか無事のお帰りを。

あっ。ジェルチャン! ボクもボクも。
報告書をたくさん読んで勉強します!
(三人さんの超絶技巧にパチパチガシャガシャと賞賛の拍手を送り、腕まくりをする子猫には共に頑張りましょうの意味を込め、深く深く頷いた)

ジェルチャン、ボクは踏ん張りながら押してみる。
きみは、きみのちょうどよい全力で! お願いします!

(グググ、と扉を押す手に力が入る。踏ん張る足も、爪先からギシギシと音がするようで)

(そして)
(先程までは決して動く気配の無かった扉だが、何度か二人のひと押しを繰り返すうち、少しずつだが確実に、向こう側へと開きそうな手応えを感じる!)
『えへへ。でも御仕事って難しいのね』
「ああ。報告書を読むと少し怖くなってしまう」
『たくさん。たくさん、お勉強しなきゃ!』

…!!
『なんだか…動いている!? 私たちも!』
「手伝うよ!!」
(身体全体を扉に寄せ、扉に力を掛ける)

『うーん!うーん!』
「何だか、こういうの前に呼んだ絵本でもあったような」
『皆、頑張ろう!』
(たん、たん、と靴を鳴らして少し慌てた様に部屋へ入ってくる)
嫌だわ私ったら!
皆さん先日はごめんなさいね、お掃除の途中で眠りこけてしまいましたわ。
反省ですの(項垂れる朧に合わせる様に、心なしか周囲の菜の花もしょもんとしている)

もしかして扉が開きませんの?宜しければ私もお手伝い致しますわ。
前回お掃除中眠ってしまった分も気張りますわよ(グッグッと握り拳を作って)
うん! きっと、もうもうちょっと、デス!
(三人さんの力もかりて)
(鉄の両手にもいっそう力がこもる)

(華やかな助っ人の登場に、ワッと顔を輝かせ)
朧サン! なんてちょうど良いトコロに!
ううん、こちらこそ、ありがとうございマス。ボクこそせっかちでした、お手伝いしてくださったのに、置いていってしまってごめんなさい。お花サン達も、どうもありがとう。
あなたがたのおかげで、コチラもうまく開きそうデス!
(そして)
(手応えがしてからは早かっ)
(たさまざまな力が加わったその扉は、ヨッコラショと、やっとのことで開いたのだった!)
(力を合わせた扉の向こう )

(薄暗くしんとした小部屋のなかには)
(布、パーツ、箱等が並んだ棚が見える)

(そこにはおもちゃやぬいぐるみたちがきれいに整列して並んでおり)
(おもちゃには何やら日付の付いたタグが取り付けてあるが、いずれもこの世界の暦で十と数年むかしのものだ)

(だれともなく見つけた帳簿のような冊子には、売上、出荷数、などの文字を見つけることができる)

(どうやらこの廃工場は、かつておもちゃ工場であったようだ)

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