ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
黒蓮庵
(花は好きかと言うベラの問いかけに、思い出が脳裏に霞む)
うん、花は好きだよ。
小さい頃に妹が何かのきっかけで泣き止まなくてね。
どうしようかと思ってカミサマにお願いしたんだよ。
そしたら、手の中に花が出てきて、妹も泣き止んで笑顔になったのさ。
だから、俺のギフトは誰かの為に花が出せるんだ。
そうだ……!
(メニアと一振に向き直り、紫色のダリアと黄色のパンジーを差し出す)
お二人にも。良かったらどうぞ。
幻想、練達、鉄帝か。
俺はその中なら、あまり行く機会が無い練達がいいかな。
幻想はローレットがあるし、鉄帝は故郷だからね。
でも、皆が他に行きたい場所があるならお任せするよ。
うん、花は好きだよ。
小さい頃に妹が何かのきっかけで泣き止まなくてね。
どうしようかと思ってカミサマにお願いしたんだよ。
そしたら、手の中に花が出てきて、妹も泣き止んで笑顔になったのさ。
だから、俺のギフトは誰かの為に花が出せるんだ。
そうだ……!
(メニアと一振に向き直り、紫色のダリアと黄色のパンジーを差し出す)
お二人にも。良かったらどうぞ。
幻想、練達、鉄帝か。
俺はその中なら、あまり行く機会が無い練達がいいかな。
幻想はローレットがあるし、鉄帝は故郷だからね。
でも、皆が他に行きたい場所があるならお任せするよ。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
この様な光景が目に入るでしょう。
ひとつは窓。
外からも見る事の出来た黒塗りの格子窓に、奥には円窓。
所謂和室と呼ばれる造りのようです。
ひとつは本。
低い2つの本棚に、綺麗に並べて入れられています。
…内容には偏りがある様ですが。
ひとつは宝石。
様々な宝石達が部屋の至る所で煌いています。
最後に白。
夜色に染まった庵の真ん中で、真白い少女が静かに佇んでいるのです。
「――ぁ…。こん、こんばん、は…?」
「もしかして、迷い込んでしまいましたか?」
「今日は綺麗な星月夜なの。どうかゆっくりしていらして」
「あまり人と話した事がないのです。宜しければ貴方の御噺を聞かせてくださいな」
ーーーーー
“今”は夜の帳が下りていますが、明るいうちに遊びに来てくれても嬉しいわ。